2020年9月はわりと厳しい環境下での暮らしでしたが、“だち”が増えました。
「友達」のちょっと乱暴な言い方の“だち”です。
つまり、この異国の地アメリカにて幸いにも仲間がまた新たに増えました!(こう見えて実はアメリカ留学中 )
今回は、そんなテーマで先月を振り返ってみようと思います。
一応の流れとしては、まず「わりと厳しい環境」についてちょこっと書いて舞台設定をして、その後に、そんな中でも“だち”ができて良かったなぁという感じで閉じていくつもりです。明るく終えていく感じで。
山火事で不気味に染まるカリフォルニアの空
先月(2020年9月)初旬、私の住むアメリカ西海岸ベイエリアでは、
まるで映画のワンシーンのように空がオレンジ色に染まる
という衝撃的な出来事が起きました。
猛烈な山火事と風の影響で空気中に粒子が漂い、太陽がまったく見えないどんよりオレンジ空。
自分の中では、まだまだ眠い身体を叩き起こして朝を迎えるわけじゃないですか(10時ぐらいに)。それで外を見たら、めっちゃオレンジ。
え、ちょっと、え、え、え、まさかもう17時とか???そんな寝た???
ってぐらい、ほんとうに暗かったです。
カリフォルニアの大規模な山火事はもはや毎年のことで、避けては通れないんですが、さすがにここまでの現象は珍しいようです。
まだほんの数年しかここにいない私自身にとってはもちろん、このエリアに数十年住んでいる学校の教授も「今までで最悪だ」と仰るレベルでした。
写真のような異様な光景は1~2日ぐらいで収まりましたが、空気の質は10日間ぐらいずっと悪く、スッキリ晴れない期間が続きました。
さらに、今年は例年と比べて気温が高止まりしているらしく、、、
キレイな空気に戻っても、すぐにまた大きな火事が発生して空気が悪くなります
すごくチラッとですが、一応Vlogの中でも触れてみたので、ご興味ある方はそちらもご視聴いただければ嬉しいです。
9月になって、少しずつ世の中全体が緩和に向かっている中、この山火事でまたしても外出自粛が強いられる状況。
しかも新型コロナ自体も、今一度その猛威を振るいはじめていて…もちろん8月末から始まった秋学期はオンライン授業のみです。
そんなこんなで、環境としては、なかなか閉塞感の強い一ヶ月でした。
東京だち(tokyodachi)とは?
さて、ここからが本題。そんなちょっと厳しめな状況でも“だち”(仲間)ができたよって話です。
まずは、これ。
東京だち(tokyodachi)
この前、ファイルとノートを買ってみたんですよね(なんか面白そうだったので)。
みなさんご存知でしょうか、東京だち。
ぶっちゃけ私はこれを買うまで知らなかったですし、まぁ言っちゃえば、今もまだ知らないです。
一応この公式っぽいサイトの「よくある質問」ページ(→https://tokyodachi.com/pages/faq)によると、
東京だちって何ですか?
スポーツとポップカルチャーに、個性とストリートウェアをもたらすライフスタイルブランドだよー。東京だちは東京からの友達(tomodachi from Tokyo)を意味してるよ。
とのこと。とりあえず、そういうことです。確証はないですが、まぁ直感的に日本発のブランドではないと思います。
東京だちというブランド名はもちろん、商品も下の写真のような様子で、良い・悪いはさておき日本ブランド感はめちゃくちゃ薄いです。
ノートは、あの藁半紙(わらばんし)みたいなうっすい紙質で、左に一本縦線が入っている「ザ・海外ノート」のパターン。
裏表紙はこんな感じ、tokyodachi。
ファイルはまさかの紙製でパカッとするタイプ笑。そしてもちろんレターサイズ用です。クリアファイルは日本から持ってきたA4サイズ用のやつ。
ファイルの後ろはこんな感じ、tokyodachi。
どうやらアメリカのいろんな大学やプロスポーツチームと提携しているようで、それぞれ違う動物をモチーフに、いろんな“だち”がいるみたい。
なんかよくわからないけど、じわじわと来るものがあります。
凛々しいです。
旅行・留学・駐在などでアメリカを訪れたときに、
「アメリカ土産って言われても困っちゃうよなぁ」
ってなっちゃう方は、東京だちシリーズをすこし買って帰ってみても面白いかもしれません。
ビーナスフライトラップ購入
続いての“だち”(仲間)はビーナスフライトラップ。
要するにハエトリソウ(ハエトリグサ?)ですが、英語だと「ビーナスフライトラップ」(Venus Fly Trap)でなんかちょっと響きが良い感じなので、見出しはそっちを書いておきました笑。
数年前に渡米して以来、初めて購入した植物です。
多くの人からすると、それほどのビッグイベントではないかもしれないですが、個人的にはけっこうワクワクでテンション上がる出来事。
ちょこっと調べたら、虫を食べるという有名な特徴とは裏腹で、
べつに虫を食べなくても元気に成長します。とりあえず土を湿らせておいてあげること、風通しの良い場所に置いてあげること、面白がって葉っぱを刺激しすぎないことに注意しましょうね。
的な話がたくさん出てきます。
それほど神経をすり減らさなくても育ってくれる、めちゃくちゃ強い植物のようです。
そして、ちゃっかり「わなび」という名前をつけてみました。通称「わなびちゃん」です。
由来は、まぁ詳しく言えばいろいろありますが、簡単に書けば「強みを生かして理想の自分になってね」という願いを込めました。
さすがに私は植物と会話できないので、どんな理想を掲げているのかは分かりません。とはいえ、人間だって親が子に名前をつけるときは子供と会話するわけではないので(個人的に知っている限りでは)、まぁそんな感じで。
ときには、自分で自分に噛み付き、みずからを律している場面があったりもします。
自傷行為はもちろん褒められたことではありません。
なので、こちらとしては危なくない程度に見守ることを忘れずに、ひとまずのところは、わなびちゃんの自分に厳しい真面目な姿勢を尊重するようにしています。
SNSでのご親睦ありがとうございます
次は、SNS上での“だち”の話。
SNS上での付き合いをどこまで深く捉えるか、そして仲良くしてくださっている方々を“だち”と呼んでも良いのか、などなどまぁ問題を指摘しだしたらキリがないですが、、、
まぁ広い意味で考えて、先月あたりから、
SNS上で親しみをもって接してくれている方々が増えました!!!
特にインスタかな(ツイッターは以前より減ったかも笑)。
最近ちょこっと投稿し始めたYoutube(こちらはもう「ほそぼそ」という言葉では表現できないほど細々ですが)や、なんとこのブログ自体のコメント機能も含めて、
先月は特にフォロワー・読者・視聴者のみなさんと、相互コミュニケーションをとれる機会に恵まれました。
これまた世間的には別にビッグイベントではないかもしれませんが、発信している側からすると仲間ができたみたいな感触を勝手に持てるので笑、モチベーションに繋がります。
ありがとうございます。うん、ふつうに。というか純粋に?
いや、ちょっとまぁ適切な表現がよくわかりませんが、みなさん、ほんとうにありがとうございます。
秋学期が本格的に始まりました
最後に、学校の“だち”です。
8月末から秋学期が始まり、9月から本格始動でした。さっきもチラッと書いたとおり、全部オンライン授業ですが、、、
アメリカだといわゆる秋学期からが新学期。なんか新しく参加させてもらうことになったプロジェクト的なものもあって、
教授も学生も含めて、新しく知り合うことのできた研究者が多くいました。
広く言えば同じ専門分野でも、細かな専門は一人ひとり様々。より多くのスペシャリストと出会えるに越したことはないので、ありがたいことです。
いわゆる「人脈づくり」みたいなちょっぴり政治的な思惑を抜きにしても、それこそ直接コミュニケーションを取れるだけで、とっても刺激的でモチベーションが上がりますし、学べることがたくさんあります。
博士課程ともなると教授陣と学生との距離もかなり近く、学生側の専門性も高くなってくるので、なんかもう話していると、いちいち勉強になります(言い方悪いですが、良い意味で笑)。
まだまだ通常運転とはほど遠い学校の状況ですが、ひとには恵まれて、それなりに充実した新学期のスタートを切れているかなぁというのが実感です。
というわけで、「この秋学期スタートによってブログ更新頻度が若干下がっています」という言い訳もほのめかすことができたので、このあたりで締めようかと思います。
サクッとまとめると、先月は、
東京だち・わなびちゃん・SNS上でコメントや反応をしてくれるみなさん・学問関係での新しい輪
のおかげで、“だち”(まぁ仲間というか、コミュニティというかそんな感じ)増強月間っぽかった!!
っていうのが今回の振り返りです。
あ、あと、買った米の中に…なかなかの数の小さい虫が入っていてビビりました(ちゃんと返金してくれました)。
では、また!
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