このページでは、Flawless(フローレス)の顔剃り(産毛剃り?)電動シェーバーを実際に数ヶ月使ってみての、本音レビューをまとめてみたいと思います。
簡単に総評を先取りすると、こんな感じです。
第一印象評価:
あとから評価:
一言コメント: “メイク芸人”レインボーの池ちゃん愛用らしい。
Flawless(フローレス)顔剃り電動シェーバーのメリット
ラクラク操作で剃りやすい
フローレス顔そりシェーバーの良い点としてまず挙げてみたいのは、そのラクな使い心地です。
とにかくスイッチオンにして肌に当てるしかやることがないです、良い意味で。
手前の細い金色のパーツがスイッチ。
パワーオン状態がこれ。
改めて言いますが、これしかやることがありません。
刃の回転速度の調節とか、スティック部分を伸縮させたりとか、刃のアタッチメントを付け替えたりとか、そういう機能は皆無。
もちろんこれは微調整が効かないという意味ではデメリットともとれますが、個人的にはメリットとして評価してみたいと思います。
以前ブラウンのハンドブレンダーをレビューしたときにも書きましたが、やっぱりスイッチとかボタンが少なくて使い方が単純明快な家電はお蔵入り確率が低いからです。
いくら性能が高くても、操作がややこしいことになっていると使う気が失せていきます。
そんなに頻繁には使わない家電であれば問題ないですが、このフローレスの顔剃りシェーバーは高い頻度で使う製品(のはず)。シンプルな操作性はめちゃくちゃ大事な気がします。
あとは、すっごくこじつけですが、「あー、この機能あるのに使えてないなー」っていうなんかもったいない感情から開放されます。
要するに、物理的にも精神的にも手軽っていう点はフローレスシェーバーのメリットの一つです。
雑に剃ってもヒリヒリしにくい
上のラクラク操作ともやや重なる話ですが、慎重に使わなくてもだいたい大丈夫です。
ぼーっとしてても「ガガッ!」みたいにならないです。
電動シェーバーって勝手に動いてくれるのはすごくありがたいんですけど、、、
集中してないときでも動いてくれちゃうので、空想の世界から戻ってきたらいつのまにか「わーお」って思わぬところまで剃っちゃってるときありますよね。
まぁ毛をちょっと剃りすぎちゃうぐらいならしばらく我慢すれば良い話なんですけど、顔を傷つけちゃったりするケースだって無いことはないです。
その点、このフローレスの顔剃りシェーバーは雑に使っていてもわりと安全。
これまで私の数ヶ月の経験の中では、一度もこれで怪我をしたころもないですし、肌がヒリヒリしたケースもないです(ただ、後でデメリットとして挙げるとおり、正直それと引き換えに深剃りはできないです)。
ちなみに、このフローレスシェーバー使用中に空想の旅に出かける確率は大体50%です。
携帯できるコンパクトさ
さらに、持ち運びがしやすいサイズなのもメリット。
リップスティックより若干大きいぐらいの大きさで、化粧ポーチに余裕で入ります。
「え、なんで持ち歩く必要あるの?」っていう批判もあるかもしれませんが、、、
外出先でふと「うわー、この毛、ちっちゃいけど気になるー」みたいに思うイベントって地味に発生しがちじゃないですか。
そんなときにこのシェーバーを持ち歩いていると、トイレとかでサクッと気になる部分を剃ることができます。
例えばレストランで外食をしているとき、カバンは席に置いておいて化粧ポーチだけをトイレに携帯していく。フローレスのシェーバーは化粧ポーチに入るサイズなので、そんなシチュエーションにも対応できます。
顔剃りシェーバーの中には、ポーチからはみ出るぐらいの細長い形のシェーバーも少なくないので、このコンパクトなサイズ感はフローレスの強みと言えると思います。
シンプルなリップスティック型
次に書いておきたいメリットはデザイン面の話。
すでにみなさんお気づきかとも思いますが、無駄が省かれたシンプルな見た目です。
「どうも、ムダ毛処理家電です」みたいな“いかにも”な雰囲気が無いので、仮に誰かに見られても恥ずかしくないです。
どちらかというと、顔剃りシェーバーというよりはリップスティックに近いデザイン。おかげで、化粧台にぽーんと置いておくとしても、毛を剃ってます感が少ないです。
まぁ個人的にはそんなに気にしない派ですが、なんとなく「ムダ毛処理関係は露骨に見えるようにはしたくない」という方もそこそこいると思います。そういう場合、このデザインはありがたいかも。
また、外出先で仮に誰かに見られてしまうことがあっても、この見た目なら“もさい”雰囲気は漂いません。この意味でも持ち歩きしやすいと思います。ちなみにカラーバリエーションもそれなりに豊富。
正規品について―Flawless(フローレス)vs. 模倣品
さて、こんな感じのメリットを見て「あ、じゃあ買おっかな」と決めちゃう方もいるかもしれません(現代人は忙しいので、このあと書いていくデメリットまでは目を通さないことだってありえます)。
そんな場合に備えて、デメリットを挙げるまえに、ここで購入時の注意を書き添えておきたいと思います。
このフローレスのシェーバー、かなりの数の模倣品が出回っているようです。
正規品であれ、模倣品であれ、製品自体のサイズは小さめ。
なので、細かい部分まで目を凝らすのはぶっちゃけかなり面倒なのですが、しっかりと正規品を手に入れたいという方は頑張りましょう(このあと私物のフローレスの外箱の写真も併せて貼っておきます)。
ほとんどの方がネットでの購入をお考えかと思います。ネットでの写真は、単純に見づらいというだけでなく、実際に送られてくる商品と全く同じものであるという保証がないのも痛いです。
ということで、ひとまず公式サイトで買えば間違いないということになりますが、Flawless(フローレス)はアメリカの会社の製品。
どうやら、日本ではダイレクトテレショップというネット通販サイトが「公式ブランドサイト」という位置づけになっているそうです。
価格面でのメリットは少なくても「確実に正規品を買う」という意思であれば、このダイレクトテレショップを使ってみるのが安心で、ごちゃごちゃといろいろ考える手間を省く意味でも良い選択肢だと思います。
とはいえ、実はアマゾンにも「正規品」と商品名に書かれているものが存在します。その言葉と掲載写真をどこまで信じて良いのかは謎ですが、ひとまずはそこを信頼して、このページではアマゾンへのリンクも適当なところで貼ってあります。
というわけで、以下、参考用に外箱の写真も貼っておくので、必要に応じてご覧ください。
とりあえず表面。
箱裏面はこんな感じ。
中身はこんな感じです。
個人的にざっと見た限りでは、模倣品はシェーバー本体に印字されている“FLAWLESS”の有無はもちろん、手前のスイッチ部分の形状にも注意したほうが良さそうです。外箱についてはパッケージ変更等でデザインが違ったりすることもあるので、それほど強力な手がかりにはならないかもしれません。
Flawless(フローレス)顔剃り電動シェーバーのデメリット
剃りが弱い
では、ここからはフローレスシェーバーのデメリットを数点挙げてみたいと思います。
まずは剃りが弱めだという点です。見苦しいので写真は出しませんが、、、
そのソフトな剃り心地と引き換えに、ガッツリ・サクサクと毛を剃ることはできません。
ぼーっとしながらでも顔の産毛を手軽に剃れるのはメリットですが、一方で剃り上げるまでにやや時間がかかります。
また、わりと丁寧に剃ったとしても、根こそぎ産毛を消しさることができるわけではないです。
もちろん、通常の人と人との距離感であれば全く気づかないレベルです(そもそも産毛ですし)。そして、それ以上の結果を求めるとなると、もはや産毛を剃るのではなく脱毛するという話にもなってきます。
とはいえ、買う前に期待していたよりも剃りが甘く感じられたので、個人的に指摘できるデメリットとして挙げておきます。
作動中のランプが明るい
次は、作動中のランプが明るいことについて触れておきます。
眉毛の間や目のまわりの産毛を剃っているとき、ランプの光がまぶしいです(悪い意味で笑)。
この光ですね。
一応、このランプの意図としては、ただ単に「電源入ってるよ」というお知らせをするだけじゃないようです。
「ランプの光で産毛を見えやすくするよ」という親切心がはたらいているみたい。
それでも個人的には、あえてこれをデメリットとしたいと思います。まぶしいから。そう、それだけです、まぶしいから。
「思春期でも好きな人を直視できたよ」ってぐらい、まぶしさに強い目をお持ちの方であれば、何の心配もないと思います。
ちょっと高価格
最後に、ちょっと高めなその価格をフローレスシェーバーのデメリットとしておきます。
このコンパクトサイズのリップスティック型は、1本4,500円前後です。
「いやいや、そんな高くないでしょww」と思われた場合は、この項目はふつうにスルーしていただいてOKです。
「あー、ちょっと高いねー」と思われた場合には、まぁそういうことです。
用途が違ってくるので一概に比較することは難しいんですが、それでもムダ毛処理シェーバーというジャンルで見るなら、パナソニックのフェイスシェーバー「フェリエ」は大体2,500円。
おそらく輸入コストも関係して、フローレスはこのパナソニック「フェリエ」よりも2,000円ぐらい高いです。
世の中お金持ちはたくさんいますが、お金持ちでない人間もたくさんいる(私も含めて)ので、あえて2,000円“だけ”ではなく、2,000円“も”差があると考えましょう。
比でいうと、フローレスは大体フェリエの1.8倍の価格ということになります。
車を買うときに2,000円の差であれば、そんな差は有って無いようなものですが、この規模の買い物でのこの差ですので、一応ここではデメリットとしておきます。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
ラクラク操作で剃りやすい
雑に剃ってもヒリヒリしにくい
携帯できるコンパクトさ
シンプルなリップスティック型
剃りが弱い
作動中のランプが明るい
ちょっと高価格
第一印象評価
第一印象での評価は星3つ
姑スタイルで細かいことを言うのでなければ、かなり完成度が高いと思います(なんだか偉そうな表現になってしまいますが)。日常生活なら十分な仕上がりに剃れるうえ、肌への負担も少ないです。さらに、デザインにも配慮されています。サイズとしても見た目としても持ち運びしやすいし、使い方にも迷いが生じません。さまざまな意味での「使いやすさ」が最大の強みと言えるかと思います。
もし姑モードを発動して細かいことをつっつくなら、剃りの甘さ・ランプの加減の無い明るさ(アメリカらしい)・ちょっと高い価格がネックです。この3つのうち、最初の2つは機能に関すること。わざわざ1つずつ星を減らすほどではないので、まとめて1つ分の減点とします。あとは価格に関するデメリットで、1つ減らしておきます。
あとから評価
しばらく使ってみての評価は星4つ
しばらく使ってみると、剃りの甘さとランプの明るさが意外に耐えられるように感じられてきました。単純に慣れただけかもしれないですが、もしそうであれば、慣れてなんとかなる程度のささいなデメリットだということになります。
一方で、時が経つにつれて、わざわざこれじゃなくても普通の電動顔そりシェーバーで良いかな的な思いが芽生えてきてしまいました笑。持ち歩くのであれば断然こちらのほうが良いですが、最初に思っていた以上に外出時に携帯するという場面が少ないことも判明して、残念ながら出番が激減してしまっています。
ということで、メリット・デメリットの両方が新しく出てきたので、全体としての評価はそのままということにしておきます。
Flawless(フローレス)顔剃り電動シェーバーは誰におすすめ?
産毛剃りシェーバーを携帯したい方
海外製品に憧れのある方
あえて「手軽に産毛を剃りたい方」とは言いません。おそらくみんなそうですし、フローレス意外のシェーバーでもそれなりに手軽だと思います。ここではフローレスを買う価値を見いだせるかどうかに焦点をしぼりました。
ふと気づいたときにムダ毛処理をできるように外出先などにも携帯するという場合は、フローレスであることの意味があるはずです。また、デザイン、プレミア性、なんとなく、どんな理由であれ、日本の製品よりも海外製品に憧れがあるという場合には、このシェーバーを手に取ることに楽しみが感じられるかもしれません(気持ちが上向くモノを身の回りに揃えるというのはほんと大事!)。
以上です。
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