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もはや乗り物!? 無印良品スーツケース(35L)のレビュー

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もはや乗り物!? 無印良品スーツケース(35L)のレビュー

各種サイトでやたらと高い評判を得ている無印良品のスーツケース。でも本当に良いの?具体的なオススメポイントは?デメリットはないの?そんな風に思う方もいるはず。

このページでは、私自身も実際に数年間使用している2~3泊用の中型「キャリーバーの高さを自由に調節できるストッパー付きハードキャリー(35Lのネイビー)」を本音でレビューしてみます。結果的として個人的には以下のような評価となりました。5段階評価です。

第一印象評価: ☆☆☆
あとから評価: ☆☆

一言コメント: それでもやっぱり乗り物ではありません。

「無印スーツケース」
気に入ったところ

パワフルな二輪キャスター

突然ですが、スーツケースのヒップの写真。ここに見える二輪キャスターのおかげで、このスーツケースはなめらかで安定した走行をします。

使い込んでいるので汚くてスミマセン

いままで私が使ってきたスーツケースは、これを含めて5~6台。それほど多くはないですが、少なくともその歴史の中では、この無印のスーツケースが明らかに最も安定してスルスル走ります。

静音性もウリの一つのようです。まぁ言われてみればそうかも。やたら走りがスムーズに感じらるのは、ひょっとすると音が静かでスーツケースを押している抵抗を感じにくいことも関係しているのかもしれません。

「でも、なんかそのキャスターちゃっちくない?」と思ったそこのあなた。鋭い。

実はこのスーツケースは数年前にモデルチェンジしたようです。前モデルはキャスターが一輪式だったとのこと。私の持っている現行モデルはモデルチェンジ後の製品。見てのとおり、二輪キャスターです。

しかしながら、このキャスターチェンジは単純な改善とは言えません。実は以前の一輪キャスターが日本製だったのに対して、現行の二輪キャスターは中国製です。こうなると、改悪なのか改善なのか評価の分かれるところでしょう。別に中国を悪く言うつもりはまったく無いですが、一般的に耐久性の面では、日本製の方が高い評価を得ている傾向があります。製品の見た目という観点でも、日本製の方が緻密に作り込まれている印象がありますし、そもそも一輪の方がスマートに感じられます。

とはいうものの、実際の使用感としては、中国製であることの不都合はまったく感じません。むしろ、すなおにとても機能性に優れたキャスターだと感じます。生産地やデザインにこだわらない方にとっては、この二輪キャスターへの変更は改善であったといえます。

タフな作り

なんだかんだで2年ぐらい使っていますが、壊れる気配がまるでありません

強靭ボディ

そのタフさを支える筆頭要素が、スーツケース全体の強靭なボディ。

  • 何かにぶつけてしまっても、
  • 投げられても、
  • 雨に打たれても、
  • モノをぎゅうぎゅう詰めにしても、
  • 伸びっぱなしのキャリーバーで本体を持ち上げてしまっても、

いまだかつて一度も壊れたことが無いです。むっちゃ汚れてはいますが。

階段から落ちても大丈夫(たぶん)

後述しますが、実はこのスーツケースは飛行機の機内持ち込みが可能なサイズ。しかし私は飛行機に乗る時、いつもコイツを預け荷物にしています。というのも、スーツケースって「中のモノ取りたいからちょこっと開けよっと」みたいのが難しいから。基本的にスーツケースは預け荷物と割り切って、もっと開け閉めのラクなバッグを機内持ち込みすることにしています。

それで、飛行機の預け荷物ってほぼ100%放り投げられてますよね。つまり、何が言いたいのかと言うと、このスーツケースはよく投げられているということです。

それでも負けません。昔ながらのガチガチのハードケースボディでもないのに、ここまでの丈夫さを実現しているのは相当すごいことだと思います。ちなみに言うと、素材はポリカーボネートです。

へたらないファスナー

ボディだけでなく、簡単にはへたらないファスナーも魅力。

以前、私ゆとりばてぃは、某海外有名スーツケースメーカーのちょっと高級寄りのモデルを使っていました。たしかに、軽さ・デザイン・容量のバランスはよくとれていました。しかしながら、ファスナー部分が弱くて、すぐに使い物にならなくなってしまったという苦い思い出があります。たくさんモノを詰めると底部のファスナーが垂れ下がり、走行時にファスナーが床に擦れてしまってすぐにお蔵入り。

その点この無印のスーツケースは安心。ファスナー周辺には硬めのパイピングが施してあります。

王者のようなたたずまいです

太いキャリーバー

さらに、キャリーバーもがっちりです。本当はいけないことですが、このスーツケースを一瞬だけ持ち上げようとするときに、このバーを持ってスーツケース全体を引っ張り上げてしまうときがよくあります(少ない段の階段、電車とホーム間の乗り降り etc.)。

くどいようですが、それでも壊れません。スーツケースの中を見てみると、太いキャリーバーがしっかりボディに固定されていることがわかります。

なお、キャリーバーは1cm刻みでの高さ調節が可能。キャスター・本体部分を含めた最大高は約91cmまで到達するので、ほとんどの人が丁度良い高さを見つけられるはずです。

以上のような感じで、この無印スーツケースはスムーズな走りに剛健ボディを備えています。もはや手でコロコロ動かすよりも、自分が上に乗って移動してしまいたいほど(耐荷重は12kgなので痩せている人だけね)。

ストッパー機能

もはや乗り物なので、もちろんサイドブレーキも付いています。

キャリーバー下のへこんだ部分。本体とは別部品のようなモノが付いているのがわかりますでしょうか。

ここを押すことで、キャスターロックをかけることができます。写真では、すでに押し込んでロックをかけている状態です。とても簡単にオン・オフができるストッパー機能なわけです。

この機能どういう時に便利かというと、電車に乗るときとか、ちょっと立ち止まってスマホを見たいときとか。スーツケースが勝手に転がりだして、慌てている人ってたまに見ますよね。かつては私もそうでした。恥ずかしいだけなら、まだかわいいもの。お子さんとかお年寄りに当たってケガさせたり、モノに当たって壊したりとかしたら、シャレになりません。ストッパー機能があるとそういう事故を防止できます。今となっては、私はストッパー機能の付いているスーツケースしか使わないことにしています。

言われてみれば、このキャスターロックは単純な機能ではあります。しかしながら、いざスーツケースを買おうと思って色々と見てみると、これを搭載しているスーツケースって案外少ないです。その意味でこのストッパー機能は、無印良品スーツケースの大きな強みです。

飛行機仕様

さいごに、飛行機移動を想定して作られている製品だという点にも触れておきます。正直言うと、最近のスーツケースはほとんどそのような製品ばかりです。ただ、スーツケース選びの最低条件となるポイントですので、確認の意味も込めて見ておくことにしましょう。

TSAロック搭載

まず、TSAロックと呼ばれる鍵が搭載されています。今日の航空事情ではこれが無いとスーツケースとして話になりません。ダイヤルロックバージョンのTSAもありますが、本記事でレビューしている無印のスーツケースは鍵一本でガチャッと開けるタイプです。

なぜTSAロックが今日必須と言われているのかというと、スーツケースを預け荷物にして鍵を壊された際に文句を言えるからです。逆に言うと、スーツケースの鍵がTSAロックでない場合、壊されても文句を言えません。

アメリカ旅行でスーツケースを飛行機の預け荷物にした場合、なんらかの保安上の理由で保安官が中身確認のためにスーツケースを開けることがあります。それも、われわれの見ていない所で(たぶん)平気な顔して開けています。

鍵も無いのにどうやって?って話ですよね。

そこがポイント。保安官たちは、TSAロックのマスターキーを持っているのです。かれらは、TSAロック搭載のスーツケースをチェックするときに、そのマスターキーを使ってスーツケースを開けます。そしてなんと、TSAロックでないスーツケースの場合、そのスーツケースの鍵部分をぶっこわして無理やり開けるらしいのです。

要するに、TSAロックの付いたスーツケースでないと壊されても文句が言えないのです。ただでさえ信用できない飛行機の預け荷物システム。そこにさらなる不安を上乗せすることになってしまいます。そのため、預け荷物になることの多いスーツケースというジャンルにとっては、TSAロックは必須の機能となりますね。

もちろん私だって、常々思っています。たとえ保安上の理由でも、他人のスーツケースをぶっこわすなんておかしくないかい、と。平和のために武器をとる、机の上に正座する、みたいに何が正しいんだかよくわからない理屈。とはいえ、飛行機に乗せてもらう立場である以上こればっかりは仕方がありません。自家用ジェットでも持たないかぎりはルールに従うしかありません。

機内持込可能サイズ

次にサイズです。 基本的に(LCCを除いて)国際線での機内持ち込みができるサイズに設計されています。

メーカー公表値は次のとおりです。
高さ54×幅37×奥行23.5(cm)
実際にメジャーで測ってみてもほぼこの通りでした。

重さは約3.5kgです。後でデメリットとして再度触れますが、やや重たいですね。

私自身はこれを機内に持ち込んだことはないですが、ちゃんと規定サイズに収まっているのは普通にメリットだと言えるでしょう。

「無印スーツケース」
イマイチなところ

収納力が低い

35Lという容量自体は、このサイズにしては文句の無い数字です。

収納部分の内訳は、底と蓋の2つのスペース+メッシュポケット1つ。これも問題ないです。

しかしながら、いざ荷造りをしてみると収納しにくいです。写真からもわかるとおり、収納スペースにキャリーバーの出っ張りがあります。当然ここを避けて合間のスペースを使おうと試みるのですが、何を入れてもバーの感覚と微妙に合わない笑

結果的に無駄なスペースができてしまいます。

もちろんTシャツとかパンツなどを丸めて入れ込んだりすれば、そのスペースを埋められます。ただ、それだとスーツケース内の秩序が無くなりますよねぇ。赤ちゃん時代からシーツの僅かなズレで目覚めてしまうほど神経質な私ゆとりばてぃには、スーツケース内はきっちり整っていないとキツイ。

それに、そもそも雑然としていると普通に不便です。荷造りの最中に「やっぱこれ持ってこ」「やっぱこれ持ってかなくていーや」とかなった時、入れ替えが難しくなります。また、持ち物の把握がしにくくなって、結果的に忘れ物をする確率も高まります。

そんなわけで、私はいつも下記商品のようなトラベルポーチを使いながら、スーツケース内を整理しています。そして、やはりこのときに収納スペースに微妙な感じで顔をのぞかせているこのキャリーバーが邪魔です。

ちなみに、私が旅行の際に愛用しているトラベルスリッパについては別にページを設けてレビューしてありますので、ご興味あればそちらもご覧ください。

サイズ・丈夫さ・リットル容量の確保といった点を重視した結果だとは思いますが、実際に使ってみると、キャリーバーのイヤな出っ張り方は大きなストレスです。有名スーツケースメーカーのハイグレード商品は、同じく出っ張っているにしても、バー幅の関係なのか、もっと使いやすかった印象。

ちなみに私は男子ですが、荷物が多い方です。日頃の外出でもポーチにこまごましたものを入れて持ち歩いています。

こんな私だと、今回レビューしている無印のスーツケースは、2泊分の荷物がホントにギリギリ入りきるぐらいです。1泊分の荷物だと余裕があります。

重い

これもまた堅牢性とのトレードオフですが、けっこー重いです(約3.5kg)

同じようなサイズのスーツケースだと3kgを切る製品も少なくありません。そう考えると、この重さは無印スーツケースの一つの弱点。

まぁでも中型サイズなので、たくさん荷物を詰め込んでも持てないほどの重さにはなりません。飛行機預け荷物の重量規定をオーバーするということはまずないでしょう。ですが、機内持ち込みの場合だと重量規定はわりと簡単にオーバーします。機内持ち込み荷物はマックス重量が7kg程度だったりします。その場合には既に3.5kgというスーツケース自体の重さがネックとなります。

かっこよくない

完全に個人の好みの問題ではあるのですが、個人的にはあまりデザインが良くないと感じます。

無印なので主張の少ないデザインになるのは承知しています。ただ、無印の他の人気商品であるファイルボックスやアクリル製品とかと比べて、スーツケースは洗練されていない印象

なんかこう、未来感が無い(伝わらないですかね笑)。

あー、高級感って言えばもっと伝わりやすいでしょうか。個人的にはこんな感じの発色良い樹脂素材の方が好きです。

まとめ

気に入ったところ

二輪キャスター
タフな作り
ストッパー機能
飛行機仕様

イマイチなところ

収納力が低い
重い
かっこよくない

第一印象評価: ☆☆☆

  • 今から2年ほど前の2017年、そんなに下調べをせずにこのスーツケースを買ってみました。他社製品との比較もほとんどしなかったです。当時は無印良品の製品は何でも素晴らしいと思い込んでいました笑
  • やはりストッパー機能と頑丈なボディ・キャリーバーが魅力的です。総合的に見ても、とてもスキの少ない製品だと思います。
  • しかし、デザインがネックで星1つマイナスです。人気商品ながらカラーバリエーションによる印象の違いが出にくく、他人とカブりやすい点にも注意。また、約15,000円という同価格帯あるいはそれ以下の価格帯には似たような製品がたくさんあります。その中で、あえてこれを選ぶ決定的な要素があるかと言われると自信がなく、購入直後でも「他人にすすめるほどではないな」と思ってしまったので、星をもう1つ減らしておきました。

あとから評価: ☆☆

  • 実際にしばらく使てみると、そのタフさが光ります。ほんとはこれで星1つ加点してあげたい気持ちではあります。
  • ですが、どうしても収納スペースにおけるキャリーバーの間の悪い出っ張り具合が気になります。このサイズではインナーフラット仕様の製品の方が少ないですが、以前私が使っていた他社製品はキャリーバーの凹凸部分がもっと使いやすかったです。収納のストレスが大きすぎるため、丈夫さを加味しても長期的な評価としてはむしろ星1つの減点となってしまいました。

無印良品スーツケース(35L)は誰におすすめ?

無印良品ファン
荷物少なめの人
収納のファンタジスタ

無印らしいといえば無印らしいデザイン。無印ファンにはグッとくるかも(私も無印のモノをかなり愛用していますが、このスーツケースは心に響きませんでしたねぇ)。あとは収納の問題さえクリアできれば、すごく良い相棒になるでしょう。でも個人的にはリピートは無いですね。えげつない値段ですが、ゆとリッチになって次はプロテカのブリックロックを買いたいです。

以上です。なにか思うことや、わかりにくい部分、もっと知りたいことなどありましたら、お気軽にコメントください。みなさんのご意見が本ページ・当ブログの改善につながりますので、コメント頂ければたいへん喜びます!

この記事のライター

ゆとりばてぃ
アメリカ留学中のゆとり男子。

VAIO・Disney・妻を愛するブログ初心者です。

かゆいところに手が届くレビュー記事を目指しています。
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