こんにちは、ゆとりばてぃです。
私がひそかに日本コストコで売り出してくれることを期待しているアメリカブランドの1つに、
Chobani(チョバニ)というギリシャヨーグルトブランド
があります。
現在は在米ですが、数年後には日本に帰国する予定です。
そのときまでにぜひチョバニには日本進出をしてほしくて、たとえ数人でも日本で知ってくれる人が増えて人気が少しでも上がればと思い、超超超微力で生意気ながら紹介ページを勝手に作ってしまうほど個人的におすすめなギリシャヨーグルトブランドです。
以前作ってみたページでは「チョバニってどんなブランド?」的なことには触れられたのですが、実際にどういうヨーグルトを売っているのか、どういう味なのか、どれがオススメなのか、みたいな具体的なことをほとんど扱っていません。
そのページでもすでに書きましたが、ある市場調査報告によれば、
ギリシャヨーグルト市場は2027年までには2019年の1.5倍に成長する見込み
とのこと。その流れに乗ってチョバニが日本上陸するには、その具体的な魅力がもっと日本に広く伝わることが大事になるはず……というわけで今回は、会ったこともないひいひいおばあちゃん並みの老婆心を発揮して、
自分で実際に食べてみたチョバニ製品を簡単な感想とともに記録して並べてみたい
と思います。めちゃくちゃ個人的好みを基準にしますが、せっかくなので未来の自分へのガイドも兼ねて、種類ごとのおすすめ度も3段階で載せておくことにします。
ほぼほぼ星3ですけど笑。
基本のチョバニ
まずは基本的なチョバニから。底にジャムが入っていたりとかではなく、原則として中身がすでに混ぜ合わされているギリシャヨーグルトたちです。実際、ぱっと見だとどのフレーバーもほとんど同じ見た目の白いヨーグルト。でも、一口食べればそのフレーバーが何かすぐにわかるほど、それぞれの風味の特徴がしっかりと出ています。食感についていえば、水切りヨーグルトほどぼそぼそって固さではないけど、とろっとしたゆるさとまではいかないぐらい。そして意外なことに、この系統よりも、このあと並べていくクリーミーなタイプとか果肉入りタイプのほうが種類豊富っていうのがチョバニブランドの面白いところ。
ココナッツ
ココナッツ
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 140kcal
たんぱく質: 12g
ただのココナッツ風味と見せかけて、ココナッツフレークが入っているという嬉しいサプライズ。ソースとかジャムとかの感じはなくて、均一にヨーグルトとフレークが混ざっている感じ。まぁそもそも「ココナッツソース」とかいうものの存在自体、あんまり見かけない気もするけど……。けっこう甘さも酸味も強めで、ココナッツの香りもしっかり。チョバニは全体的にフレーバーごと風味ががっちりしているので、ココナッツを好きか嫌いかがこのヨーグルトの好き嫌いに直接かかわってきそう。というか、もはや10年ぐらい前までの海外の空港の香りといっても過言ではないかもしれない(最近はそんなにココナッツの香り強くなくなった気がしますよね)。個人的には空港もココナッツも好きなので、これも好き。
バニラ
バニラ
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 110g
たんぱく質: 12g
ジャムとかフレークとかそういった抑揚がいっさいなく、均一テクスチャーのバニラ。水切りヨーグルトのようなボソボソよりはゆるいけど、わりともったりめな気がする。美味しいんだけど、あまりにも王道。チョバニならあえてこれじゃなくて果肉が入っていたり、もっと珍しかったりするフレーバーを楽しみたくなっちゃう。王道バニラが食べたくなったときには、甘さは控えめになるけどシギーズ(Siggi’s)のほうが低カロリー高タンパクで良さそう。甘さを求めるなら、もっと攻めてアイスまでいっちゃいたい。スシローはいろんなネタをリーズナブルに提供しつつも王道の赤身まぐろも高い完成度。いつもなんだかんだ注文したい気持ちにさせてきて、ほんとすごいなと思う。
まろやかなチョバニ
次はとろとろまろやか食感が特徴的なクリームメンバーズ。ごろごろ果肉というよりは、全体のなめらかさとヨーグルト全体にとけこんだ風味を楽しみたいときにおすすめ。飲むヨーグルトとジェラートの中間ぐらいなイメージでしょうか。「味」というか「味わい」みたいなのがあります。まぁその2つにどういう違いがあるのかよくわかんないですが、なんとなく伝われば嬉しいです。あとは食感が影響しているのか、なんとなく酸味が他のタイプよりも強めな気がします。
コーヒークリーム
コーヒークリーム
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 160kcal
たんぱく質: 11g
ゆるすぎず、かたすぎず、絶妙なとろみのクリーミーな食感が素晴らしい。めっちゃ好き。コーヒーの香りもしっかりと感じられて、なんというか小粋な味。一応ギリシャヨーグルトっていう立場なわけで酸味は地味にあるけど、どちらかというとデザートみたい。まぁこれがデザートだったら文句言いたくならなくもないけど。小腹が空いて脳みそが糖分を欲しているんだけど、ガッツリ甘いものを食べる罪悪感までは乗り越えられない「くぅぅ」ってときにピッタリ。
レモンクリーム
レモンクリーム
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 150kcal
たんぱく質: 12g
クリーミーで濃厚な舌触りだけど、レモンの爽やかな風味が効いていてめっちゃ美味しい。レモンだから酸っぱめかと思いきや、むしろ他のフレーバーよりも酸味が若干控えめな印象。もしかしたら逆に意識して甘く仕上げてあるのかも。ほんっとに微かだけど、果肉も入っているのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。後で紹介するマンゴーとかパッションフルーツのほうが単純な美味しさは上の気がするんだけど、そんなに果物好きじゃないのにレモンはわざわざ買って食べるほどのレモン好き人間としては、こっちのレモンクリームを買う頻度のほうが高い気がする。レモンブーム万歳!!
さっぱり果肉なチョバニ
果物フレーバーのチョバニシリーズは、底に果肉ジャムが入っているのが特徴的。そのジャム分が考慮されてるのか、ヨーグルトは酸味はわりと控えめな気がする。食感はもったりめ。これも基本チョバニと同様に、水切りヨーグルトのぼそぼそよりはゆるいけど、さっきのクリーミーみたいなとろとろ系よりは明らかにスプーンに重さがのってくる感じ。それでも果肉たちのおかげで、全体としてはさっぱりと爽やかな風味を味わえるのが、この果肉チョバニたち。
ブラックチェリー
ブラックチェリー
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 120kcal
たんぱく質: 11g
アメリカンな味。底の果肉ジャムは、いちごの種みたいな小さい「ぷちぷち」だけじゃなくて、大きめな「つぶ感」もあるのがポイント。酸味は少なめかな。個人的にはドクターペッパーが大好きなので、このブラックチェリー味も大好きかと思いきや、どういうわけかまぁまぁぐらいかなってところ。実はフルーツ全般そんなには好きじゃないので、「つぶ感」果肉が裏目にでたのかもしれない。チェリーパイはめっちゃ好き。
マンゴー
マンゴー
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 130kcal
たんぱく質: 11g
すごくちょっとだけど、底ジャムのなかにはマンゴーのぷち塊も入ってる。「ぷち」であり「塊」であるっていう矛盾はさておき、マンゴーの味がすごく前面に出ていて、かなり美味しい。マンゴー嫌いなひとにはきついと思うけど、逆にこのヨーグルトで始めてマンゴーに出会うひとはマンゴー好きになるかもしれない。今なんとなく思いついただけだけど、マンゴーそのものが佐藤二朗だとしたら、このヨーグルトは阿部サダヲ的な。個人的には個性派路線だと生瀬勝久推し。正統派だと岡田将生。ぜひ『リーガルハイ』の続編が見たいです。
パッションフルーツ
パッションフルーツ
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 130kcal
たんぱく質: 11g
妻の一番のお気に入り。たしかにマンゴーと並んで、圧倒的に美味しいフレーバーの一つ。ややもったりめヨーグルトの底にジャムが入っているって点は他のフルーツ系と一緒なんだけど、パッションフルーツの黒いタネ?みたいなのがガリッとしていてパンチがある。これまたひとを選ぶけど、パッションフルーツのクセもよく保たれていて、クセ好きなひとにはたまらない美味しさだと思う。千鳥のクセネタの中では、お寿司屋さんの「あらじゃい」ってフレーズがめっちゃ好き。
ポメグラネイト
ポメグラネイト
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 110kcal
たんぱく質: 11g
ザクロ。底ジャムには、つぶつぶがあってザクロがしっかり味わえるはずなんだけど……え、ザクロってどんな味だっけ???ってなる。あまりザクロに馴染みがないからか、チェリー系と似ている気がしちゃう。もったりと甘酸っぱい仕上がり。無難に美味しい。つまり、なんというかこれを指名買いするかと言われると微妙。でもレストランとか行って、ザクロジュースとかあったらつい頼んじゃう派ではある。
季節のチョバニ
チョコレートオレンジ(春)
チョコレートオレンジ
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 150kcal
たんぱく質: 10g
底にオレンジソースが入っていて、ヨーグルトそのものはもったりめ。てことで、中身としてはさっき紹介した「さっぱり果肉なチョバニ」系統のひとりって考えておけば良いと思う。名前から想像できる通り、基本的にはオランジェット。でもヨーグルトだからか、チョバニだからか、苦味控えめ・甘さ強めでとっても食べやすい。実はあんまりダークチョコが好きじゃなくてオランジェットも進んでは食べないんだけど、これはけっこう美味しく感じられる。レギュラー商品だったらリピ買いしないかもだけど、期間限定って言われたらなんか買っちゃいたくなる。しかも寒い時期が終わりに近づいてだんだん春の匂いもしてくる時期ってなると、なおさらもう「せっかくだし買っちゃおっと」の気持ちがとめられない。妻の学生時代の指導教授は一時期オランジェット作りにドハマリして、家族が飽き飽きして食べてくれなくなるぐらい何度も作っていたらしい。さすが大学教授。
パンプキンスパイス(秋)
パンプキンスパイス
おすすめ度:
容量: 150g
カロリー: 130kcal
たんぱく質: 11g
笑っちゃうぐらい、めちゃくちゃパンプキンスパイス。パンプキンとスパイスの組み合わせって渡米して初めて認識したので、ずばり「アメリカンな秋」なフレーバー。ハロウィンとサンクスギビングって感じですね。パンプキンの風味にシナモンとナツメグの独特の香り。甘みがあるというよりは、一瞬喉に刺激を感じるぐらいスパイスで、ギリシャヨーグルトなんだけどピリッと感が強め。めちゃくちゃ攻めてる味なので日常的にはわざわざこれじゃないってのは否めないけど、季節モノとしてはこれぐらいインパクトある方が楽しい気がする。まぁでも夏の鱧(はも)って主張控えめで、お上品な身のこなしのくせに、めちゃくちゃ季節感もあるし美味しいですよね。いとをかし。
以上、自分で実際に食べてみたギリシャヨーグルトブランド「チョバニ」(Chobani)の製品について、すごく簡単な感想メモと個人的なおすすめ度をまとめてみました。
今後も新しく自分で記録をとるたびにこのページを拡張していこうと思っています。30以上とかそういうレベルで種類豊富なので、ちゃんと続けばいつか圧巻のページボリュームになるかもしれません。
もしご興味もってくださった方がいれば、ちょくちょく見に来てくださると嬉しいです!
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