こんにちは、ゆとりばてぃです。
最近どういうわけか、単なる「チョコ」とは別に「チョコレートバー」(バーチョコレート?)って名前をよく聞くようになった気がします。
地味な個人ブログなくせに謎にブロガー魂が湧き上がってしまい、その代表格であるチョコラブ(Chocolove)のチョコレートバーをこのたび大量に入手してみちゃいました。
まるで絵の具のパレット!
なんとなく茶色多め。
というわけで、このページでは実際に自分で食べてみたチョコラブチョコレートバーの感想をずらっと書き並べていきたいと思います。
今後も新しくフレーバーを食べながら、そのつど情報を追記していくつもりです。
- 気になるフレーバー
- おすすめのフレーバー
- 優先して口コミを追加してほしいフレーバー
など、コメントフォームやSNSでお気軽におしえていただけると嬉しいです!!
チョコラブ(Chocolove)とは???
実際のチョコレートバーのレビューをだらだら書き連ねる前に、まずは簡単にチョコラブ(chocolove)というブランドについて触れておこうと思います。
言うまでもないことですけど、チョコラブはその名のとおりチョコレートを主力製品にしている会社。
- レインフォレスト・アライアンス
(地球環境・労働環境に優しい)認定 - Non-GMO
(遺伝子組み換えしていない)認定 - コーシャー
(ユダヤ教の食事基準を満たしている)認定 - ラウンドテーブル・オン・サステイナブル・オイル
(地球環境に優しい油使う団体)のメンバー - セーフ・クオリティ・フード
(食の安全性基準)認定 - ワールド・ココア・ファウンデーション
(農場労働者倫理を考える団体)のメンバー - グローイング・グレート・チョコレート
(農場労働者の生活環境向上を目指す取り組み)の運営母体からチョコレートを買っている
なんかもうわけわからないぐらい公式サイトで色々とアピールされています。
いわゆるサステイナブル・エシカルといった、最近の企業に求められる社会的責任にしっかりと関心を持っているといえそうです。
でも実を言うと、オーガニック製品やフェアトレード製品は少ないのは要注意です。オーガニックはまだしも、フェアトレード認定商品が少ないというのは上のリストの圧からすると意外です。フェアトレードチョコにこだわる方は間違いのないよう、製品情報を慎重に確認してみてください。
会社そのものについては公式サイトのブログ投稿によると、
- 1995年8月にアメリカのコロラド州で設立
- 当時はヨーロッパからのチョコが高級だった
- 高品質チョコを適正価格でアメリカの消費者に届けたくなった
- チョコラブパッケージは海外からの手紙をイメージしている(外側には切手・内側には詩がプリントされている)
- 創業者ティモシー・モーリー(Timothy Moley)さんは効きチョコ得意
- 全然お金にならないけどたくさん働いていた1997年のとある夜には羊を数える代わりに、チョコラブを食べてハッピーになった人の数を数えてみた
- その経験があって消費者のためを思う理念を再確認した
- 今もチョコラブでハッピーになった人を数え続けている
とのこと。
というわけでブランドそのものの話はこれぐらいにして、以下、実際に自分で食べてみたチョコラブのチョコレートバーの感想を書き残しておこうと思います。
生意気にも一応、
→ チョコラブじゃなくて他社のチョコで良い
→ 独自性は好きだけど進んでは買わない
→ チョコラブでハッピーになれる
といった感じで3段階評価もつけてみるつもりです。
[カカオ33%] ミルクチョコレート
王道ミルク。
ジャワ島とアフリカのカカオ。
470キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:33%だとやっぱ甘くて個人的には甘さとしては良い感じなんだけど、どうしても海外製チョコにありがちな臭みと舌触りが残る感じが残念。目をつぶって食べたら、もっと大衆的なハーシーズとかと変わりない気がする。パッケージも他のフレーバーと比べてシンプルなので、あんまりプレゼントにも向かないかなーって感じ。
切手デザインもおとなしめ。
アイルランド詩人
トマス・ムーア(1779-1852)
“Fly Not Yet”
[カカオ33%] ヘーゼルナッツミルクチョコレート
期待高まるヘーゼルナッツ。
ジャワ島とアフリカのカカオ。
480キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:ヘーゼルナッツをケチらずにザクザク感を大事にしているところはリスペクトしたいけど、残念ながら完成度が高いと思えなかった。上の33%ミルクチョコと(たぶん)同じミルクチョコがベースになっているので、香りと舌触りが悪い意味で気になってしまうっていうほぼ同じ感想に行き着いてしまう。ヘーゼルナッツチョコって響きの時点でかなりハードルが上がっちゃうのも不利だったかも。
切手デザインはとってもおしゃれ。
イングランド詩人
エリザベス・バレット・ブラウニング(1806-1861)
“Sonnets From the Portuguese: Sonnet 12”
ヘーゼルナッツ入ってます。
[カカオ55%] ソルティッドアーモンドバターダークチョコレート
最近話題のアーモンドバター。
アフリカのカカオ。
480キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:これは美味しい!!粘度高めねっとり系のバターじゃなくて、アーモンドバターのほろほろ感。アメリカのナッツバターって意外にも甘くなくて、しかもこれはダークチョコレートなので、全体の甘さは控えめ。アーモンド自体が入っているフレーバーと違って、アーモンドの皮の渋みみたいなのがないのが嬉しい。中にアーバタを入れるサンド系だからか、1片が大きい。唯一ほんとなにか言うとすれば、アーモンドバターがパッケージみたいにたっぷりじゃなくて拍子抜けしちゃうことぐらい。
切手デザインはすごく甘そう。
イングランド詩人
フィリップ・シドニー(1554-1586)
“Astrophel and Stella”
[カカオ55%] アーモンドシーソルトダークチョコレート
ずばりアーモンド。
ドライローストアーモンド入り。
460キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:ゴリゴリ食感は楽しくて食べごたえもあるし、チョコ自体もきっと美味しいはず。なんだけど、アーモンドの渋さ的なのが強めな印象で「あれ、自分ってアーモンド嫌いだったっけ?」って思っちゃうぐらいアーモンドを要らなく感じてしまう。三幸製菓のチーズアーモンドは大好きなのに。シーソルトはこのチョコの中だととってもシャイ。
切手デザインはすごく好み。
アメリカ詩人
エミリー・エリザベス・ディキンソン(1830-1886)
“Wild Nights”
[カカオ55%] コーヒークランチダークチョコレート
絶対美味しいはずコーヒークランチ。
ローストコーヒー豆入り。
440キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:コーヒークランチのザクザクした食感とほろ苦さが美味しくて、まるでコーヒー豆をそのまま食べているような風味。でも意外とこの手のチョコって他のメーカーからも出ていて、個人的にはもっと甘いミルクチョコ×コーヒービーンズみたいなほうが好み。ダークチョコが好きな方にとっては、これがおすすめかも。というか、もはやこれならコーヒー豆を食べちゃえばいんじゃないかというアイディアが一瞬頭をよぎったけど、まぁたぶんそういうことでもないんだろうなぁと考え直した思い出つき。
ちょいレトロな切手デザイン。
イギリス詩人
ロバート・ブラウニング
(1812-1889)
“Two in the Compagna”
[カカオ55%] ペパーミントダークチョコレート
ホリデー気分なペパーミント。
ナチュラルペパーミントオイル入り。
450キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:自然なペパーミントの風味。もちろんペパーミントだからクセは強いんだけど、人工的なミントみたい感じがしないから、このクセが好きならとても美味しい。甘さはそんなにない。他のブランドのペパーミントチョコと比べても、完成度が高いと思う。クリスマスあたりのホリデーシーズンにぴったり。去年マーベルのドラマ『ホークアイ』を見ながら食べたら、気分が盛り上がってそれはもうすごくおいし楽しかった。
イギリス詩人
トマス・ランドルフ(1605-1635)
“A Devout Lover”
[カカオ55%] ソルティッドキャラメルダークチョコレート
いまや定番の塩キャラメル。
とろっとしたキャラメル入り。
440キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:キャラメルが中から出てくるタイプ。塩キャラメルなので、塩気もちょっとあり。チョコに変なくさみがないし、甘さとしょっぱさのバランスがすごく良い感じで、後味が苦すぎないところが好き。他のチョコラブフレーバーと比べて、かなり完成度が高いほうだと思う。塩キャラメルって個人的には塩気があんまり好きじゃないんだけど、これは塩気があるからこそ美味しいと感じられるほど。意外とカロリーが控えめなのもすごい。
切手デザインもとろっと。
サンド系なので1片が大きめ。
イングランド詩人
ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)
“ロミオとジュリエット”
[カカオ55%] チリズ&チェリーズダークチョコレート
独特そうだけど、意外と美味しそうなチリチェリー。
チリとドライチェリー入り。
420キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:ドライチェリーのぐにっと感が個人的にとても好み。実はパフェの上にのっているサクランボはあんまり好きじゃなくて誰かにあげる派なんだけど、このチョコに入っているチェリーはダークチョコレートに良い感じで甘みを足している気がして良い感じ。ただ、後味がなかなかチリ。辛いってほどじゃないんだけど、スイーツ寄りなチェリー風味との対比が強烈で、後味のスパイシーさがすごく印象的。個人的には、あとで紹介する[カカオ70%] チリモレダークチョコレートの方が食べやすくて好き。
大豊作な切手デザイン。
イングランド詩人
ウィリアム・シェイクスピア
(1564-1616)
“Sonnet 36”
チェリーがぐにっと。
[カカオ65%] ジンジャークリスタライズドダークチョコレート
どんなのか気になるクリスタル。
アフリカとカリブのカカオ。
430キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:ガリかと思った。すごく生姜。なんだけど、たしかに名前のクリスタルの意味がわかるぐらいじゃりじゃり食感も主張強めで、まるで生姜の砂糖がけを食べているみたい(生姜の砂糖がけ自体を食べたことないけど)。妻は「ストレスとか悪阻で砂を噛みたくなる症状が出たりするひとにいんじゃない??」って言ってた。たしかに悪阻には生姜が効くっていうし、意外と悪阻の人には向いている可能性もある。独自性はかなり高いので、別に妊娠していなくても、変わり種に興味と自信のある方には一度おすすめ。トリッキーなものほど「これ好き」を言いがちな母に今度食べてもらおうと思う。
「あ、これが生姜か」の切手デザイン。
イングランド詩人
ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)
“Shakespeare’s Sonnets”
[カカオ70%] チリモレダークチョコレート
嫌な予感しかないチリモレ。
チリスパイス入り。
440キロカロリー/90グラム。
評価:
感想メモ:シナモン、チリスパイス、ピスタチオ、杏、エスプレッソビーンズがぎゅっ。まぁ最近はこういうチョコもでてきているっぽいけど、やっぱり独自性があると思う。味としても意外とごちゃつかず、まとまりが良い。杏はあんまり好きじゃないんだけど、このチョコでは杏のちょっとしたぐにっと感(チューイー?)がむしろ好み。シナモンの香りもふわっとしてて、後味はちょっぴりスパイシー。チョコ自体も風味に深みがあって、海外チョコにありがちな変なくさみや食感もない。味も見た目も面白いし、ちょいエスニックなものが好きなひとに渡したりしたら喜ばれそう。べた褒め。トリッキーな味が好きな方にはとってもおすすめ。
唐辛子切手。
アイルランド詩人
オーブリー・ド・ヴィア(1814-1902)
“Serenade”
ピスタチオがザクザク。
今のところこのチリモレフレーバーは日本だとiHerbで買うしか入手方法がなさそうです。もし別のところで見かけた方がいらっしゃれば、ぜひコメントフォームやSNSで情報提供してくださると嬉しいです!
チョコラブはダークチョコが美味しい
以上、実際に自分で食べてみたチョコラブのチョコレートバーの簡単な口コミとして、ちょっとした感想メモを並べてみました。
いったんこれまでの全体を眺めてみると、
チョコラブの良さはミルクチョコよりもダークチョコにある
気がします。ミルクチョコは他のメーカーで探すほうが、食べやすくて風味も豊かなものが多いような印象です。
今後も新しく食べてみたフレーバーを随時追加していく予定なので、ご興味持ってくださった方がいらっしゃれば、ときどき覗きに来ていただければすごく嬉しいです。
また個人で運営しているブログなので、読者の皆さんからコメントを頂けるととても励みになります。なんでもないちょっとした感想や意見、あるいは皆さんの好きなフレーバーを書き込んでもらうだけでも嬉しいので、もしよければコメントフォームやSNSでお声をお寄せください!
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