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ビーガン×オーガニックな植物性プロテイン―オルゲイン(Orgain)がくれるもの。

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どや顔で仁王立ちするオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)
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こんにちは、ゆとりばてぃです。

この十数年で、

ボディビルダーでないひとでも健康維持のために筋トレをするし、プロテインも飲む

という習慣が一気に浸透してきた印象があります。さらに、環境への配慮とか倫理に対する姿勢とかも含めて、色んな理由から、

宗教を問わず、ベジタリアンビーガン(ヴィーガン)といった食生活をするひと

も増えてきたように思います。

このページでは、そんな時代の流れをバッチリ反映していて、筋トレもそれほどしていなければベジタリアンでもない私でさえ気取り半分でちょいちょい飲んだりしている、

植物性オーガニックプロテインを主力とする「オルゲイン」(Orgain)社

を簡単に紹介しつつ、自分で実際に飲んでみたフレーバーの感想をメモ代わりに書き記しておきたいと思います。

オルゲインのプロテインにはいろんな種類があるのですが、そのほとんどがオーガニックですし、ビーガン認定グルテンフリーといった今どきの関心に応えてくれる種類も豊富。

どや顔で仁王立ちするオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)

どや。

では、以下、オルゲインについてサクッと情報をまとめて、フレーバーの感想メモを作ってみたいと思います。

目次

オルゲイン(Orgain)とは

まずは、オルゲイン(Orgain)という会社について。

オルゲインのリンクトイン(ビジネス版フェイスブックみたいなやつ)によると、

同社はアメリカ合衆国カリフォルニア州を拠点とし、プロテインをはじめとした健康・栄養製品を扱っている会社

とまとめられるかと思います。さすが、お決まりのカリフォルニア。

詳しいプロテイン市場ランキングとかは私にはちょっと調べがつかなかったのですが、ホールフーズみたいな健康に気を使ってる系のアメリカスーパーには必ずといっていいほど並んでいます。

日本ではアマゾン、楽天市場、アイハーブといった有名どころに加えて、日本正規代理店としてザ・モーメント(The Moment)というサイトでも販売されています。

ザ・モーメントのサイトには「ロサンゼルス発」と書いてありますが、オルゲインはロサンゼルスの近くにあるアーバインという都市に拠点を置いています。

本当にロサンゼルス発なのか、千葉にあるけど東京ディズニーランド的な話なのかは定かでないです。

そして、オルゲイン社の歴史については、公式サイトに解説ページが設けられています(“How was Orgain Founded?”と“Our Story”)。そのページたちいわく、オルゲインは

若い頃に癌から生き延びたアンドリュー・エイブラハム(Andrew Abraham)という医師が、美味しくて栄養価の高い飲み物をみんなに届けたいという思いで2008年に立ち上げた

とのこと。また、オーガニック製品を扱う会社が参加している「オンリーオーガニック」(Only Organic)という団体のページによれば、エイブラハムさんが癌の診断を受けたのは、なんと17歳のときだったそうです(“Dr. Andrew Abraham”)。

17歳での癌宣告ってハードすぎる…。

その闘病中に栄養セラピーの一環で飲んでいた栄養ドリンクの質が悪いと感じ、やがて、みずから高品質のものを新しく作って会社を立ち上げたということのようです。

やっぱ人間って本当に死のリアリティに直面すると、その後の人生というのはいっそう活気づくものなのかもしれないですね。

ただ、サイトによってはオルゲインの設立年を2009年としているものもありますし、設立時点でエイブラハムさんがすでに医師だったのかどうかは私の調べた限りでは明言されていませんでした。このあたり、もしわかる方がいらっしゃれば、コメントやSNSで情報提供してくださると有り難いです!

ともかく、オルゲインはそういう経緯を持っているので、

遺伝子組み換え作物や人工原料を使わず、無添加オーガニックな自然の原料でプロテインを作る

ことにかなりの力をそそいでいます。この次のセクションからは、そういったオルゲインブランドの特徴について、ゆるめにまとめてみたいと思います。

だいたい植物性でビーガン認定

オルゲインの製品はそのほとんどがプラントベースドであり、いわゆる植物性です。

そのため、ビーガンプロテインもすごく多いです。

めちゃくちゃどーでも良い話ですが「ヴェジタリアン」と書かないのに「ヴィーガン」と書くのはなんだか落ち着かないので、このページでは「ベジタリアン」「ビーガン」でいきます。そういえば、小さいときに父とふたりでウルトラマンガイアの映画を見に行ったとき、パンフレットに書いてあった「ヴァージョン」という文字にビビって、父に「ウ」と濁点の関係について聞きまくった記憶があります。

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(バニラ味)の2ポンド(920g)容器

もちろん緑がテーマカラー。

ただ、

植物性のプロテインってなに???どういうメリット・デメリットあるの???

っていう点は、ゆとり文系の私にはさっぱりわかりません

というわけで企業のホームページにお世話になりながら、自分の頭の中を整理する感じで受け売りの情報をここにまとめてみます。

プロテインには幾つかの大きな種別があるらしい

まず、ポッキーでおなじみグリコさんがプロテインについて解説していくれているページによると、日本で人気のプロテインには大きく分けて3種類あるそうです。

かんたんに表にまとめると、こんな感じ。

種類/特徴なにそれメリットデメリットだれ向き
ホエイ牛乳原料
(動物性)
吸収スムーズ
飲みやすい
満腹感少なめ?
高価
筋トレ派
スポーツ派
カゼイン牛乳原料
(動物性)
吸収ゆっくり
満腹感
即効性弱め?ダイエット派
運動少なめ派
ソイ大豆原料
(植物性)
吸収ゆっくり
皮膚・骨強化
即効性弱め?
粉っぽい
健康維持派
女性ホルモン派

このうち、ホエイとカゼインは動物性、ソイが植物性だそうです。

今度はウイダーでおなじみ森永さんによる植物性プロテイン解説ページに学ぶと、植物性プロテインの強みはベジタリアンやビーガンなど含めた「幅広い人に活用できること」のよう。

「あ、植物性特有の成分とかじゃないなんだ笑」ってなりますね。

特別な事情がない場合は動物性と植物性の両方を摂取するほうが望ましいし、そもそも栄養摂取のかなめはプロテインじゃなくて食事だよっていうことまで書いてくれています笑。たしかにそりゃそーだ。

オルゲインはピープロテインの派生版?

それで肝心のオルゲインなんですけど、なんとこれは日本でよく知られているホエイ、カゼイン、ソイのどれにも当てはまらなそうなのです。

原料を見てみると、その筆頭は有機えんどう豆(オーガニックピー)プロテイン。ついで、有機玄米(オーガニックブラウンライス)プロテインに有機チアシード(オーガニックチアシード)プロテイン。つまり、

オルゲインはピープロテインを基本としたプロテインなんじゃないか

と予想されます。

もっと正確な情報をお持ちの方はぜひ教えてくださると、ほんとにありがたいです。

えんどう豆の写真がないので、えんどう豆スナックの写真を…

そして、そのピープロテインについては、もう一回さっきの森永のホームページに教えてもらうこととします。それによると、

ピープロテインはアレルギー可能性が低く、また環境への影響が少ないサステイナブルなタンパク源として、数年前から欧米で人気

なのだそうです。

ただ、メチオニンという必須アミノ酸の含有量が比較的低いことには注意が必要とのこと。メチオニンは肉や魚などから摂取することができるみたいですが、ビーガンの方はまさにその肉や魚を食べないかと思うので、別のアプローチが必要になりそうです。

その意味では、オルゲインのビーガン認定プロテインは、生活にとりいれやすいことは確かですが、ビーガンの方が抱えているかもしれない栄養にまつわる問題を、まるっと解決してくれる製品ではないのかもしれません。

ほぼほぼUSDAオーガニック

オルゲインのプロテインのほとんどはオーガニック認定されています。

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダーの容器に印字された“USDAオーガニック”

USDAオーガニック

アメリカのUSDAオーガニックという基準をクリアしていることはもちろんのこと、さきほど紹介した日本の正規代理店ザ・モーメントのサイトには、日本の有機JAS認定マークも見えます。

オーガニックだからといって完全な無農薬とは言い切れないですが、まぁひとまずはかなりの安心感があります。

オルゲインブランドの製品の中でも、コラーゲンペプチドとコラーゲンプロテインがオーガニック認定されていないことには注意です。

グラスフェッド(牧草飼育牛)由来のコラーゲンではあるので、一般的なものよりはクリーンな製品かもしれないですが、オーガニックではないです。

オーガニックのグラスフェッド牛となると、抗生物質やホルモン剤不使用はもちろん、牛さんがもりもりと食べる牧草についてもオーガニック基準をクリアしなければいけません。つまり、二重のハードルとなります。

スーパーなどで価格を見ても、明らかにグラスフェッドオーガニック牛は普通の(牧草以外も食べてる)オーガニック牛に比べて高いです。そのため、価格調節のためにオルゲインコラーゲンはオーガニックとはなっていないのかもしれません。

あるいは、コラーゲンパウダーに対してオーガニックかどうかを問題にすること自体が的外れなのでしょうか?? シャーペンがオーガニックかどうかを普通は問題にしないみたいに。

ただ、一応オーガニックのコラーゲンプロテインがこの世に存在しないということではなさそうです。

そこそこグルテンフリー

さらに、

オルゲインのプロテインにはグルテンフリーのものが多いです。

グルテンアレルギーの方はもちろんですが、最近は健康志向の方の間でもグルテン(小麦に含まれるタンパク質)をとらない食生活が人気です。

管理栄養士の中村りえさん(“「小麦粉をやめる」。グルテンフリーの効果と食事法”)が言うには、

グルテンそのものが心身の健康に影響を及ぼしているかどうかは、まだ研究段階

とのこと。ただ、そうは言っても、

グルテンを含む食べ物を控えることにより、結果的に健康的な食習慣になっていくという道すじは描ける

と指摘されています。なるほど、たしかに。とても慎重な書き方で良いですね、信頼感があります笑。

そんなわけなので、グルテンフリーの直接的な効果はさておき、

口にするものは普段からグルテンフリーで徹底しているという方にとっては、オルゲインは有力な選択肢のひとつになるかと思います。

そういえば、以前コース料理を食べにいったときのこと。お品書きに「小麦」って書いてあって「え、小麦?なに出てくんのかな??え、小麦ってあの小麦でしょ??」とワクワクしていたところ、結局はパスタだったことがあります。

オルゲインは飲む充実かもしれない

以上、簡単にオルゲインをご紹介してみましたが、なんというかまぁ俗に言う意識高いキーワードが満載です。私自身はビーガンでもなければ、筋トレガチ勢でもなく、食事もわりと普通にとっているので、もしかするとプロテインを飲む必要がそもそも無いのかもしれません。

それでも、なぜわざわざオルゲインを飲んだりしちゃっているのかといえば、それは気分の問題です笑。

アメリカでの生活だと、どうしても和食のようにバランスのとれた食事に巡り合う機会が少なくなってしまいます。また、以前、引越しをまたいで、耳の聞こえ方がおかしくなったときがありました。

そのとき、担当医師的なひと(Primary Doctor)にビタミン摂取をほのめかされたんですね。明らかに医学的根拠が薄い話でもうほんと「ほのめかし」だったんですが、それがきっかけでプロテインを飲み始めました。われながら、とっても浅はかだなと思います笑。

このときのことは、それはもうかなり長い話になるのでいつかまたどこかでお話したいと思います。

要するに、

今の生活は“なんとなく”栄養が偏っている気がするし、オルゲイン飲むと“なんとなく”良いものを身体に入れている気になれるし、“なんとなく”意識高く生活できている気になれる

というわけです。成分の直接の化学的効果に加えて、飲む事実そのものにも意味が感じられているということになります。なので、「なんかもういいかな」って気分になったら、なんの後くされもなく飲むのをやめるかもしれません笑。

ともあれ、今はちょこちょこ飲んでいるので、せっかくですから、その感想を美味しかった順で以下に記しておこうかと思います!!

ピーナッツバター味の感想

まずはピーナッツバター味。これは今まで飲んだ中では一番美味しいです!!

基本がピープロテインっぽいので、どうしてもオルゲインは粉っぽさがやっぱり残ってしまします。そのときにピーナッツバターだと、イヤに感じにくいです。

ピーナッツがもともと粉っぽい感じを持っているからなのか、舌に残っても自然な風味で終わっていってくれる気がします。

どや顔で仁王立ちするオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)

風格。

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)のパウダー

ピーナッツバターらしい見た目。

プロテインシェイカーで作ったオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)

混ぜても予想通りです。

ただ、残念ながら、これ日本のネットショップだと見つかりませんでした。検疫とかなにかで難しいんでしょうか?いや、そんなことはないのかな??

ともかく、楽天やアイハーブの直輸入的なスタイルでも見つからないので、なにか特別な理由があるのかもしれないです。

バニラビーン味の感想

次はバニラビーン味。まぁ無難な味だねーって感じでした笑。

というか、なんかバニラらしい味するかな?あんまりこれといったクセが無いかなーと思います。

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(バニラ味)の2ポンド(920g)容器

まぁわりと王道?

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(バニラ味)の剥がしにくすぎな内蓋の紙

さすがアメリカ。

オルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(バニラ味)のパウダー

意外と茶色め。

プロテインシェイカーで作ったオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(バニラ味)

混ぜると白め。

これは日本でも広く出回っている味です。

クリーミーチョコレートファッジ味の感想

これはですねー、美味しくなかったです笑。

ピーナッツバターのときとはうってかわって、ざらっとしたチョコが舌に残ります。クリーミーチョコレートファッジの「クリーミー」の部分が暗躍しているはずです。

幼少期に飲んだ粉薬を思い出してしまいます。なんか妻はけっこう小さい頃から錠剤を飲んでいたらしいですが、私はなかなか長い間、なぞに味のついた粉薬をなぞに水に溶かして飲んでいたんですね。なぞでした。

それでとっても嫌な思い出があるので、似たものが出てくると、すごく難しいです(言葉ちゃんと濁せてるかな笑)。

自分でもびっくりしたのですが、写真すらとっていませんでした笑。そして今後このフレーバーを買うことがないと思うので、写真を追加することもまた難しいです。

ただ、チョコレートピーナッツバターという味もあるので、それが一体どんな仕上がりになっているのかはとっても気になります。チョコレートファッジの難しさをピーナッツバターがうまいこと隠してくれるのか、はたまた負けてしまうのか。その激闘に注目です。


はい、というわけでオルゲインのプロテインについて、ざーっと好き放題に書いてみました。

めちゃくちゃ雑多でしたが、まぁなにかしら欲しい情報を見つけられたよって方がいらっしゃれば、とっても嬉しいです。なんちゃってブロガー冥利に尽きます。

改めてここでまとめなおすほどの密度なのかは微妙ですが、なんちゃってまとめも一応ここでしておきたいと思います。

いちおうのオルゲイン(Orgain)まとめ
  • カリフォルニア州アーバイン(ロサンゼルスじゃなくて)拠点。
  • ガンから生き延びたアンドリュー・エイブラハム医師が2008年に創設。
  • ビーガン認定のオーガニックプロテインをたくさん扱っている。
  • 植物性プロテインが主力で、たぶん基礎はピープロテイン。
  • 個人的には「飲んでいる」という事実自体を楽しめるブランド。

以上です。

今後も自分で少しずつこのページを整理していくつもりですが、もしよければ読んでくださったみならんからのご要望や、みなさんが知っているもっと正確な情報など、ぜひ教えていただけたらすっごくありがたいです!!

筆者SNSへもお気軽に!

もしみなさんの中でSNSアカウント, , etc.)をお持ちの方いらっしゃれば、ぜひこのページのシェアや、感想・質問の投稿など(マシュマロなら匿名です)していただけると嬉しいです!!

どや顔で仁王立ちするオルゲインオーガニック植物性プロテインパウダー(ピーナツバター味)

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このブログ書いてるひと

ゆとり世代の文系大学院生です。アメリカに学位留学中。インスタ・ツイッターでは当ブログへのご質問やご感想を募集中です。ちょっとしたものでも新しいページ作成の励みになりますので、お気軽にコメントやリクエストいただければ嬉しいです!

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