なんのこっちゃなタイトルですが、、、
このページをクリック(もしくはタップ)してくださった時点で、読んでくださっている皆さんはうっすらアンブラ(umbra)というデザイン会社をご存知でしょうか。
今回のゆるゆる日記は2021年1・2月合併号として、引越しを機にそのアンブラ商品を爆買いしそうになったという話を書いておきたいと思います。
こういう「シンプルだけどちょっと“あそび”がある」みたいなデザインの商品を世に送り出している会社。
もちろん1月といえば、
- 言わずとしれた新年最初の月
- なんとなく想像できるアメリカ春学期の始まり月
- 言わないと知られていないけど私の誕生日月
ですし、2月には、
- バレンタインデー
- 私の溺愛するVAIOの新型発表
があったりもしました。
つまり、ただでさえイベント盛りだくさんだったわけですが、
今年2021年に限っての特別イベント、しかも1月と2月を貫いて生活に大きな影響を与え続けたものとしては、やはり引越しに主役の座がわたります。
日当たりめっちゃ良くなりましたー。
とはいえ、引越し単体では、そんなに語れることが多くないです(業者に頼まなかったら、ものすっっっっごく大変だったってことぐらい)。
なので、
ここでは、引越しを機に一気に私の心を掴んできたアンブラを中心に、話を膨らませよう!
という魂胆です。
さて、やっと本編です!
アンブラ(umbra)はカナダ発のデザイン会社
アンブラという名前だけではあまりピンと来ないかもしれないですが、アンブラが出している自動ソープディスペンサーなら見たことある方が多いかもしれません。
私はこれを買わずに前回アンブラでの買い物を終えてしまい、絶賛後悔中なのですが、まぁそれはともかく、この有名なオートソープディスペンサーを手掛けているのが実はアンブラです。
さて、アンブラの日本語版公式サイトには、
“カナダのトロントに本拠地を置くUmbra(ラテン語で「影」という意味)は、プロダクトデザインの世界的リーダーとなり、同社商品は現在ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、ブラジル、中国にオフィスを構え、世界120カ国以上で販売されています。”
アンブラ公式
と書かれています。
簡単に言うと、カナダ初のデザイン会社ということで良い(はず)です。私がめちゃくちゃ尊敬している、冷静で激クレバーな教授もトロント出身。
創業は1979年。
アンブラの商品ってけっこうミニマル・シンプルで現代的な感じなので、わりと最近の会社なのかなーと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。
めっちゃ歴史があるわけでもなく、かといって新進気鋭というほどでもなく。
どうして会社の名前があえての「影」なのかは不明です。しかもラテン語。カナダの公用語はフランス語と英語って聞いてます。
こういうのって普通は並々ならぬ思いが込められていて、会社のページではその熱い思いを語るものだと私は思いこんでいたのですが、、、
さすが影。
まったく主張しません。
近頃の世の中は「自分を主張してなんぼ」的な風潮があって、私のような比較的主張しないタイプはやや肩身の狭い思いをしがち。そんな中で、このアンブラのあえて語らないスタイルにはちょっと心惹かれるものがあります。
無駄を削ぎ落としたミニマルな美しさ
そんな哲学すら感じられるかもしれません。感受性の豊かな方であれば。
「てことはあれ?自分の暮らし方も美しいんじゃないか??」と今一瞬これを書いていて思いましたが、なんかもうこういうことをごちゃごちゃと書いている時点で“美”からは遠ざかっているのでしょう。
ちなみにアンブラ(umbra)の英語公式では、ちゃっかり「サステイナビリティ大事にしてます」的なことがしっかりと主張されてます。まぁこれは主張したほうがやっぱり売れるのかな。
あとはこのページを書く中で初めて知ったんですけど、天文学では影をアンブラ・ペナンブラ・アンタンブラという3種類に分けるそうです(日本語訳ではそれぞれ、本影・半影・対影らしい)。
アンブラは一番濃い影を指すとのこと、ウィキペディアの「本影」エントリーによると。
というわけで、
アンブラ(umbra)はカナダのトロント発祥で、感性鋭く嫌味のない、スマートなデザイン会社
というふうにまとめておきましょう。
最終的にはプチアンブラで済みました
そんなアンブラの商品を爆買いしそうになったのが、2021年最初の二ヶ月。
引越し前は家具付きの馬小屋コテージに住んでいたので、今回の引越しでちょこちょこと家具を買うことになりました。
そういうときって、たとえ溢れ出てくるほどの中身が無いとしても財布の紐がゆるゆるになるじゃないですか??
アンブラの商品って、ちょっとエレガントな見た目のわりには意外とリーズナブルなので、ガンガン買いそうになっちゃうんですよね。「この値段でこれならお得じゃん」的な思考がまぁそれは随分とはかどります。
シュッとした小物入れ。
にもかかわらず、です。
裏を返せば、けっきょくは爆買いしなかったということになります。
その最大の理由は、
え、なんかさ、意外と欲しいものなくない??
という気持ちにたどり着いてしまったということ。長野県の方言で言えば、「ないしない?」ってやつです。
サイトを軽い気持ちで眺めてるだけなら、おしゃれなものいっぱい。もう端から端まで何でも欲しく思えてきます。こりゃ「引越し」っていう大義名分で爆買いだなぁのノリで、夫婦でなかなかに盛り上がっていました。
ただ、いざ「自分たちの住む部屋で使うために買う」という基準で考えてしまうと、
- 賃貸だから壁にかける系はほぼほぼ難しいし、
- おしゃれだとは思うけど好みに合わないものは買えないし、
- 形とか用途とかOKでも色が合わないとNGだし、
- これにその値段はちょっとなぁ的なのは買わないし、
- 悪めのレビューがちょいちょいあるし、
みたいに色々とネガティブ要素が出てきて、地味にクーポン適用金額に乗っけるのに困るほどでした($〇〇以上で$△オフ!タイプのクーポン)。
引越し直後でバタバタしていて、吟味する体力と時間を十分に持っていなかったというのもあり、結局はプチ買いに落ち着きました。
どうでも良いですが、個人的にここ最近の爆買い案件はやっぱりケトルチップスだったかな。こういうのって食べ比べたくなっちゃうし、ブログの写真用にちょっといっぱい並べてみたいというのもあって、セールになっていると一気に買っちゃいがち。
それとこの前痛感したんですけど、コストコって爆買いしている意識ないのに想像以上の合計金額になって、めちゃくちゃ恐ろしい場所ですよね(引越しを機に初めて会員になったひと)。
マイアンブラコレクション(My Umbra Collection)
というわけで、あとはまぁ買ったものを見せびらかしてページを締めようかと思います。
マイアンブラコレクション(MUC)の開幕とします。
小物入れ―トリッグ
このMUCトップバッターは、まさかのペア。
一人でない分、重たい印象が心配されるところですが、颯爽としたウォーキングとスタイルのおかげで、もたついた印象を与えません。すっきりとしています。
Triggシリーズ
素材も安っぽくなくちゃんとしているので、生で見ても高級感は健在です。ただ、大きい方は思ってたよりも巨大で、普通のシャーペンとか入れたら、すっぽりと隠れるぐらいのサイズ。デザインはミニマルですが、大きさはミニマルではありません。
ちなみに私はいまだに何を入れるべきか迷っていて、デスク横のオブジェと化しています。さすが、トップバッター。もはや使う必要すらありません。そこにいるだけで華があります。
指輪置き―アニグラム
二番手は、ユニークなスタイルで指輪を着けこなしている動物たち。堂々たる象さんの歩みにトナカイ・うさぎが続く形です。
Anigramシリーズ
これほんと、めっちゃかわいいです。他にも猫とかユニコーンとか棒人間的なデザインもあって、シルバーも展開されているので、バリエーション豊か。さっきの小物入れとはうってかわって、こちらはサイズもデザインもミニマルです。
指輪置き―ダックシー
そして、ここで指輪もろともバトンタッチ。華麗な入れ替わりで、ダックスフンドが舞台に上がります。
Dachsie
これまためちゃくちゃかわいい。そして、凛々しい。
すごく良い姿勢
妻の実家にいるミニチュアダックスを思い起こさせます。「ちょっと触って」みたいな感じで一回こっちを触ってきたかと思ったら、すぐにノールックになってこの姿勢をとる。そんなお方です。
家族意外の人にはそれほど人懐っこくない性格らしいのですが、私にはすり寄ってきてくれて、そこがまたとてもかわいく思えちゃいます。ちゃんと家族として認めてもらえたってことかな。
ゴミ箱―ハルロ
今度は特設ステージからの中継です。
Harlo
ぱっと見なんでもない、ただのシンプルなゴミ箱。でも日常の中に紛れ込んでいると、意外にもそれなりのおしゃれ感を醸し出してくれます。
直射日光無しの写真はこんな感じ。
指輪置きと同様にデザインだけでなくサイズもミニマルなので、3人以上家族のメインのゴミ箱にするには容量不足だと思います。あと、ゴミ袋を留められるような仕組みもないので、生活感を出さないようにするには少し工夫が必要。
これはもしかしたら日本では手に入らないかもしれないです(他のumbraゴミ箱であれば、ちょくちょく日本でも買えそうす)。
シンク収納―バディ
中継からメインアリーナに戻りまして…
今度はなにやら、ぶら下がっている人影が見えますね。
Buddyシリーズ
一応これはシンクキャディとして売られています。輪っかの部分をシンクの蛇口に引っ掛けて、スポンジとかシンク用ブラシとかを足に挟んで収納するのが想定されている使い方のようです。
他には白とグレーのカラバリ(これは白)。
実はこれこそクーポン適用金額の帳尻あわせで買った商品。我が家のシンクは狭めで少しでもスペースを広くしたいので、結局これは有効な使われ方をしていません笑。
ちなみにこの棒人間的なデザインはバディシリーズとして展開されていて、ワインオープナーとかドアに引っ掛けて使うフックとか、他にもいろんな商品があります。
食器水切りマット―ユードライ
実際にシンクで活躍中なのは、別のペア。今回のコレクションはペア登場が多い印象ですね。
UDRYシリーズ
食器の水切りラックって、ステンレスにしろプラスチックにしろ、水垢がどうしても溜まっちゃいます。基本的に洗い物は私が担当しているので、その手入れをするのが毎回ものすごく面倒に感じていました。ほったらかしだと汚いし。その解決策を探している中で見つけたのが、これ。
使う時はこんな感じ。
マットの上に簡単なラックを置くだけのシンプルな水切りなので、すごく手入れがラクです。清潔さを保つために、我が家では2~3日に一回このマットを洗濯しています(本当は毎日洗うべきかもですが…)。ミニ動画を作っちゃうぐらい気に入っています。
ただ、立体じゃない分、マットはかなり大きめです。上の写真や動画ですでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、我が家ではマットの一部分が置ききれていません笑。もしご購入を検討されている方はサイズ注意です。
壁掛け時計―ハングタイムクロック
早くもこのコレクション、最後のお時間となってしまいました。
Hangtime Clock
アンブラで買い物をしようと思ったきっかけが、この時計です。全体的には主張しすぎないシンプルな雰囲気だけど、ユニークな要素もちゃんと持っている。すごく良いバランスの完成度で、絶妙な存在感を放ちます。
日中は生き生きと。
夜はしっとりと。
とはいえ、この時計にも弱点があります。やっぱり壁に少しは穴を開けないといけないということです。吊るす用のバーの両端に計4本(左右2本ずつ)・時計の中心部を留める用に1本で、合計5本はネジを打ち込みます。しかもそれなりに大きい穴が開くネジなので、この点は覚悟しないといけません。
これは日本ではまだ展開していようです。コンセプトが似ているものはありますが、印象はかなり違ってきます。
ソープディスペンサーは今度買おう
というわけで、
1月2月はヘトヘトになりながら引越しをして、アンブラ(umbra)と出会った月でした。
今度はソープディスペンサーを買いたいと思います。ハンドソープはいつも地味にボトルデザインも気にして買っちゃたりしているので、基本的にダサダサ容器になってしまうディッシュソープ用に使ってみたいです。
新しい部屋の方はというと、、、
まぁやっぱり引越して正解だったと思います笑。以前のコテージにいたときと比べて色んな点で、暮らしぶりが改善されました。もちろん例の大家さんとコーギーに会えなくなってしまったことには、いまだに寂しさを感じちゃいますが…。
3月はこれといってビッグイベントがなさそうですが、また何か日記にできそうなことを探して書こうと思います。
ではまた!
ご感想・ご質問など、ちょっとした反応を皆さんから頂けるだけでも嬉しいです。コメントフォームやSNSを通して、よかったらお声をお聞かせください!
コメント