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私のVAIO物語

目次

私にとっての初代/台VAIO

私ゆとりばてぃは
VAIOが大好きです。

用も無いのに手にとって眺めてしまう。

それぐらい好きです。

このVAIO好きのはじまりは、
大学入学時にまで遡ります。

はじまり

今からおよそ8年前―2012年。

今となっては考えられませんが、
当時はまだまだガラケー時代。

中高生が自分用のパソコンを持つ
なんて極稀なケースでした。

「大学のレポートをスマホ一台で仕上げる」

なんていうことは、
もはや想像すらできなかったです。

そんな時代に大学に入学。

生まれて初めて
自分専用のパソコンを買うことに。

とはいえ、地元を離れて、
人生初めての一人暮らし。

あらゆることが経験不足です。

実家では毎日のように飲んでいた
牛乳一本を買うのでさえ、
緊張するほどでした笑。

ましてやパソコンなんて。

学校でちょろっと触ったことある程度。

しかも、大きな買い物です。

どうやって選ぶのか知るはずもなく…

何軒か家電屋に行ってみるものの
けっきょく何も買えず…

せっかく店員さんが来てくれても
「在庫をさばこうとしているんじゃないか」
とひねくれた印象を持ってしまい…

ソニー製VAIOとの出会い

「もう大学生協のやつにしちゃうか…」
と半ば諦めかけていたところ、

ある家電量販店のパソコンフロア。

あの白くてキツイ家電屋の照明の下。

その光を反射させて輝く一台が!!

ものすごく惹きつけられました。

いわゆる一目惚れです。

ついに“欲しい”パソコンに出会いました。

そして、そう、

そのパソコンこそ、

当時まだソニー製のVAIO

だったのです。

それまでにも
家電量販店を回っていました。

ですから、とうぜん
VAIOだって目にしていたはず。

ここが初めてではありません。

それでも、です。

心が揺れ動いたのは
まさにこの瞬間。
(陳列の問題もありますね笑)

飾った表現を使うなら、

私がVAIOに“出会えた”のは
この時だった

と言っても過言ではありません。

初代/台:
VAIO Eシリーズ-VPCEH38FJ-ブラック

相棒としてのVAIO

大学は文学部に進学しました。

遊ぶ+文学部

「あそぶんがくぶ」
なんて揶揄されますが、

残念ながら(?)
現実はそうもいきません。

1~2回生時には大量のレポートが…

1回生前期なんてフルマックスで、
週25コマ入れてました笑。

その大量のレポートを、
他でもないそのVAIOでこなします。

こんなにも大規模なパソコン作業は人生初。

ただの一目惚れから
だんだんと愛着がわきだしました

そうして、いつしか、
VAIOに相棒感を感じるように…笑。

重さとの直面

しかしながら、
3回生になると微妙な問題が発生。

授業でほぼ毎日、
パソコンを使うようになったのです。

こうなってくると、
この15インチの相棒はあまりに重い。

2.5kgぐらいでしょうか。

その物理的重さだけではありません。

HDD起動時の性能面での重さも、
だんだんと気になり始めました…

とはいえ、ひとたび動き出せば、
まだまだ現役で活躍してくれます。

その表情(?)を見ても
「え、まだぜんぜんやれるよ」
と言わんばかり。

手放すにはあまりに惜しい。

どうしたものか悩みに悩んだ結果、
ある策を講じることに。

当たり前ですが、
その解決策は当時の自分が
「これが最善の選択!」
と思えるものでした。

ところが、

実は、

後になって振り返ってみると…

2代/台目VAIOの登場

考えに考えた結果。

思いついたアイディアは、

自分のパソコン環境に
「外出担当」と「家担当」の2つ部門
を設ける

というものでした。

とある安易な選択

とはいえ学生の身分。

資金が潤沢ではありません泣。

そこでなんと、
VAIOではなく某海外メーカーの製品
に手を出してしまいました。

というのも、
公表スペックと価格のバランスが
凄まじく優れているのです。

いわゆるコスパ最強機とされる機種。

現行モデルについてはわかりません。
個体差もあったのかもしれません。

でもとにかく、
私が買ったものはひどかった…

1年間のメーカー保証が
切れたその1週間後。

タイミングを見計らっていたかのように
こわれました笑。

第一印象評価: ☆☆☆☆☆
あとから評価: ☆

こうして安易な選択で、
貴重な資金を溶かしてしまいます。

このときになって、
壊れにくい・保証が手厚い
ことの重要性を痛感。

しだいに国産パソコンへと
心が向かい始めます。

再発見

そうして途方に暮れつつ、
次の一手を練っていたその時。

とあるウェブサイトで、

VAIOがなんと私と同じ長野県出身

という衝撃的な事実を知ります。

いやほんとね、
すっごくビックリしました。

ただでさえ惚れこんでいたVAIO。

この同郷意識で
思い入れがいっそう強くなります。

VAIOとしてのVAIO

そしてさらに!!

時を同じくして
堅牢性をアピールする新VAIOが登場。

とりあえず
プロモーション動画が過酷すぎます笑。
(見てみたい方は↓)
https://youtu.be/N1y_M0VqEOE.

例の海外製品がこわれ、
パソコンに丈夫さを求め始めた矢先。

その新VAIOは当時の私にとって、
強烈に突き刺さる機種でした。

あまりにもタイミングが良すぎて
「まさか私生活見られてた?」
と疑いたくなるほど笑。

折しもこの時、
VAIO社はSonyから独立して約1年。

世界的な後ろ盾を失い、
難局をくぐり抜けている真っ只中だった。

そう言ってよい気がします。

そんな状況下で、
あの極端なまでの頑丈さの新VAIO。

―苦境にあっても決して折れない―

そんなVAIO社の堅固な信念が、
この新機種には象徴されている。

勝手にそう解釈しました。
そう、勝手に。

一応、文学部なので。

そして、その結果…

勝手に心を打たれ、
その新VAIOの購入を決心します。

2代/台目への道

ただやっぱり高い…

一般的にVAIOは、
やや高めの価格設定です。

他のメーカーなら
もっと手を出しやすいわけです。

でもやはり、

どうしてもあのVAIOじゃないと

そんな気がして諦めがつきません。

ってことで、
塾講のアルバイトに入りまくります。

授業だけではありません。

テストや講習スケジュールの作成など、
バイト講師の範囲外の業務も受け、
深夜まで作業しました。

要するに、
無理やり稼ぎを増やしました笑。

エクセルの使い方は、
ほぼほぼそこで覚えたようなものです。

もちろん大変ではありましたが、
教え子のみんなが成果を挙げて喜ぶ姿を
何度も目にすることができました。

今では良い思い出です。

「VAIOがつないでくれた温かい縁」

と言っても過言ではないでしょう。

.

.

.

いや、さすがに
こじつけが過ぎるでしょうか。

新入り

まぁそんなこんなで
資金繰りに成功。

ついに新入りを迎えます。

もう私も3回生。
一人暮らしも3年目。

いつのまにか慣れ親しんだ
銀色クレジットカードを一時増枠し、
公式ネットストアでさらっと注文。

滞りなく大きな買い物をしました。

さて、

がっちり梱包をまとい、
私の6.5畳部屋にやってきたそのルーキー。

まぎれもなく、
ネットで見たとおりのそれです。

わずか1kg強。
シャープでスタイリッシュなボディ。
速い起動。

そして、

ありえないレベルの堅牢性。

第一印象はバッチリです。

2代/台目:
VAIO Pro 13 mk2-ブラック

再起動

そして、この新入りVAIO。

使っていくにつれて、
私はますます惹きつけられていきました。

ときは日本でのMac人気黎明期。

「どや顔でリンゴマークのパソコンを開く」

それがある意味ステータスとなりはじめ、
カフェや学校に
そんなひとびとが増えてきたころ。

そんなひとびとを傍目に…

私はこの13インチVAIOを、
どや顔で開きます。

この薄くてスーッと伸びた角ばったボディ。
安定感を確保しつつもスリムな天板の脚。
横から見える潜り込んだ天板の力強さ。
閉じてもカッコいいHexa-shellデザイン。
ロゴが跳ね返す光のきらめき。

外見だけではありません。

軽量性・堅牢性・性能も
十分な高水準。

外出担当を涼しい顔でこなしていきます。

ここにて、
それまで停滞していた私のPC環境が
再起動を果たすこととなりました。

日本編のおだやかな終結

その一方で、
家担当の先輩も負けてはいません。

たしかに新入りと比べると無骨。

それでも、
静かに優しさとオシャレさ
を醸し出します。

寡黙な仕事人の雰囲気で、
家での作業をキッチリこなします。

小柄な新入りが外で大きな顔をし、
ときに無茶をしながら、
のびのびと力を発揮できたのはなぜか。

それは、この重鎮が
家にどっしりと構えていたからです。

(翻訳)
2台持ちだと多少ムリできます。

もし1台持ちだったなら、
どうしても故障の不安がつきまとい、
どこか遠慮がちになってしまいます。

そうして2台のVAIOが両輪として活躍。

そのおかげで、
私の日本での学生生活は無事終結。

しかし残念なことに、
世の中なにごとにも変化が訪れます。

「あぁ無常」

ってやつですね。

私のVAIOたちも例外ではありません。

ここでまたひとつ、
転機がやってきます。

舞台が一新されることに…。

そして、

その新たな舞台こそ、

私がいま暮らしている地

―Appleのお膝元―

アメリカ西海岸カリフォルニア州です。

国境を越える3代/台目VAIO

「海外留学」

そんな事とは無縁の人生を、
日本でゆっくり
彼女(現在の妻)と一緒に送る。

学部時代はそう考えていました。

ところが大学院でのこと。

先生から提案を頂き、
アメリカ留学を決心してしまいます。

それも語学留学ではなく正規留学

英語“を”学ぶのではなく、
英語“で”学びにいく留学です。

語学留学経験だってゼロで、
英語もロクにできないのに…。

なにはともあれ、
なんとか受かって渡米が決定。

とはいえ、
経済・語学・文化的に壁があるので…

ひとまず妻には日本にいてもらうことに。

単身渡米です。

2台とともに

羽田の国際線ターミナル。

現在の第3ターミナルですね。

夜明けの便を待つ私のリュックには、
結局VAIOが2台とも入っていました。

実は準備の時点でかなり悩み、
「家担当の15インチは日本残留」
という選択肢もありました。

社費留学や派遣ではないので、
あらゆることが自費負担。

日本から荷物を送る費用すら惜しい。

そんな状況なので、
自分自身で持っていくものが全て。

VAIOを2台持っていくとなると、
荷物量と神経を大きく削ります。

それでもやはり、
痛感していた複数台のありがたみ。

ましてや異国の地です。

唯一の相棒が故障でもしたら…

そんなことを考えると、

「多少のムリは覚悟で2台とも連れて行こう」

そう思わずにはいられませんでした。

シリコンバレーでVAIO

そうして2台を背に降り立ったのは、
アメリカのカリフォルニア州。

そう、世界最先端のテック企業が
これでもかと集中する地です。

そのMacBook率たるや、
日本とは比較になりません。

もはや、
「君はMac?それともPC?」
という聞き方が当たり前。

Macか、それ以外か。

この分け方しか存在しないのです笑。

そんな中、またしても、
私は自慢げにVAIOを開きます。

すると、

「そのPCなに?かっこいいね」

なんて言われたりすることも。

知名度が低いのは残念ですが、
良さが伝わるのは嬉しいかぎり。

さらには、
同郷の優秀な相棒VAIOがくれる、
モチベーションと心強さ

それがなければ、
異国でひとり、
心が折れてしまったかもしれません。

3代/台目へのバトン

ところが、数カ月後。

毎週課されるレポートを書こうと、
いつものように家担当VAIOに向かうと…

なんと電源がつきません。

ググって色んなことを試しましたが、
どうやっても無理でした。

遂に、
家担当の15インチVAIO故障
してしまいました。

学部入学時点から、
ずっと頑張ってくれていた初代です。

以来、
もう6年は経ちました。

なにごとにも変化は訪れるので、
仕方ありません。

悲しいながらも感謝の思いで、
夏休みに実家に帰ったときにお別れ。

そして、これにより、
3代/台目購入の機会が
用意されることになります。

独立5周年と勝色

幸か不幸か、

いや、

ひょっとしたら故障したVAIOが、
狙ってくれたのかもしれません。

このタイミングは、
VAIOがSONYから独立して5周年
の時期でした。

そして、それを記念して、
勝色特別仕様
という記念モデルが発売!!

勝色(かちいろ)という、
古来からの日本文化に根ざす色。

その圧倒的美しさ。

侍という力強いコンセプト。

そんな特徴を持ったモデルです。

共鳴

ここで私は、
再び(勝手に)共鳴しました。

世界がいわゆる西洋化する流れのなか、
日本の個性を尊重しつつ、
国際舞台での活躍を目指すVAIO。

その姿勢の反映が、
この記念モデルVAIO勝色だ。

そんな解釈をしちゃうんですね。
文系なので。

一方で自分はといえば、
地元信州はおろか日本までも飛び出し、
力を振り絞る毎日。

グッとくるものがあります。

日本から荷物を送るのすら、
渋らざるをえない。

そんな苦学生ながら、
迷わずその勝色VAIOを購入しました。

3代/台目:
VAIO SX14-勝色

いま

そして、この物語は、
まだその結末を見ていません。

いまはVAIOを相棒に、
PhD留学生活を送っている最中です。

言うまでもなく、
このなんちゃってブロガーライフも、
VAIOで成り立っています。

私の留学2年目からは妻も渡米。

妻がしてくれている動画編集も、
実は私がかつて使っていたVAIOでの作業です。

動画編集は負荷が大きいので、
そろそろ妻用VAIOは新調かな。

4代/代目を迎えなければならない日が、
意外と近くに迫っているのかもしれません。

いずれにしても、

毎日自分で「かっこいいなぁ」と眺め、

ときには「そのPCなに?クールだね!」と褒められる。

そんな私のVAIO物語は、
いまもなお紡がれ続けています。



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