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アメリカお土産にもオススメ!! ピーツコーヒー家庭用徹底比較調査

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様々な家庭用ピーツコーヒーのパッケージ
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こんにちは、ゆとりばてぃです。

スタバの先輩として有名なピーツコーヒー(Peet’s Coffee)。

そのピーツが販売する家庭用コーヒー豆を1種類ずつ簡単にレビューしていこうと思います。

個人的にはアメリカ土産の1つのレパートリーとしてもオススメ。

ただ…

とにかくブレンドの種類がほんとに多い!

そんなわけで、とりあえず実際に飲んでみたものから順に情報を追加していく形式で、少しずつこのページを充実させていきたいと思います。

ちなみに「え、そのピーツコーヒーってなに?」みたいな話については別のページを作っちゃったりしていますので、ご興味おありの方はそちらもどうぞ。

さて、残念ながら私は毎日店舗に通えるほど裕福でないので(学生なもので…)、、、

この家庭用製品を買って自宅で毎日ピーツコーヒーを楽しんでいます。そこで自身の備忘録の意味も兼ねて、なんだかとってもバリエーションの多い家庭用ピーツをここに日本語でまとめることにしました。

実際に自分で買って飲んでみたものだけを感想とともにちょっとずつ記録していきます(基本は牛乳や砂糖を入れずブラックで飲んでいる前提です)。自分自身のメモ的な役割も兼ねていますで、生意気ながら5段階で個人的な評価をつけていきたいと思います。

なお、ピーツコーヒーの家庭用製品のコーヒー豆には大きく分けて、
ホールビーン(豆そのものタイプ)
グラウンド(粉になったタイプ)
の2種類があります。当たり前のことかもしれませんが一応言っておくと、ホールビーンの方はコーヒーミルやコーヒーマシンなどが無いと飲めないので注意。ご購入の際には豆の種類をちゃんと確認するのが地味に大事です。

目次

メジャーディッカーソン―Major Dickason’s Blend

評価:
個人的には現時点で最高評価のブレンド。

家庭用ピーツコーヒーメジャーディッカーソンのパッケージ

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “芳醇かつ複層的で、重厚感のある世界を股にかけた無比のブレンド”
感想: 「フルボディ」(上では「重厚感」と訳しましたが)と言うだけあって、濃さと油分がしっかりと感じられる。でもくどさがないし、酸味も少なめ。苦味もキツすぎず、ちょうど良い。飲みやすい。ピーツのシグニチャーブレンドらしく、さすがに気合が入っている感じの仕上がり。美味い。

日本でも買えるみたいですが割高です。思い切って買おうという方は、ホールビーンとグラウンドの違いに注意してください。

フレンチロースト―French Roast

評価:
私には理解不能なトリッキーすぎる説明書きを持つブレンド。

家庭用ピーツコーヒーフレンチローストのパッケージ

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “木を燻しキャラメルを焦がしたような風味を持つコーヒーフォワード”
感想: とにかく苦い。ふだん苦いコーヒーをブラックで飲むのが好きな私にとっても、これは上級者すぎる。ベーグルやチョコを相棒に2杯ぐらい飲んだ時は、胸がムカムカして気持ち悪くなった。でもメジャーディッカーソンと並ぶ人気で、現地の人がよくスーパーで買っているのを見かける。私のような軽いコーヒー好きではなく、ガチのコーヒー好きには良いかも。

もちろん割高ですが、日本でも購入は可能。

イタリアンロースト―Italian Roast

評価:
初心者お断りなガチブレンド。

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “スモーキーな甘み、ガチ、パーフェクト”
感想: イタリアンローストだから当たり前かもしれないけど、焦げっぽい強めの香り&強烈な苦味があまりにガチ。淹れている最中(我が家ではコーヒーメーカーがやってくれているだけだけど)は良い香りが漂うし、ミルクを入れればわりと美味しく飲める。ただ、コーヒーメーカーで保温状態になると、この香りが個人的にとてもいやな感じだし、コーヒーはそのままコーヒーで飲むのが好きだし、リピ買いはきっともう無い。ハードコアなコーヒーファンなら上手な楽しみ方を知っていて、実は一番これが美味しいフレーバーなのかもしれない(勝手に想像してるだけだけど笑)。ちなみに、“intense”っていう英語は個人的に「ガチ」として理解してます。

日本のネットでも、タイミングが合えば見つかります。「我こそは」って感じのガチのコーヒー好きな方は、もし予算が許すようでしたら試しにいかがでしょうか???…と言いたいところですが、そのレベルの方はもはやピーツコーヒーじゃなくて、よりスペシャルなブランドのコーヒーを楽しめば良いのかもしれません笑。というわけで、どうしてもピーツコーヒーのイタリアンローストが飲みたい願望が無いなら、スルーで良いと思います。

ハウスブレンド―House Blend

評価:
さっぱりと飲みやすいナンバー2タイプのブレンド。

家庭用ピーツコーヒーハウスブレンドのパッケージ

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “軽やかで、甘み漂う、おなじみのラテンブレンド”
感想: 軽め。というか薄め? 苦味も油分も少なく、いわゆるクセのない味。スッキリしている。商品説明の「軽やか/快活な」(lively)、「おなじみの(or 飲みやすい)」(familiar)という言葉がよくその特徴を言い当てていると思う。さっぱりとしていて、たしかにラテンアメリカのコーヒーっぽい感じも納得。ただ、「甘み」は漂っている感じしない。どうやらコーヒー初心者をメインターゲットにして考案されたブレンドらしく、深煎りなのにめちゃくちゃ飲みやすい。濃いめ・クセ強めのコーヒーが好きな方には物足りない印象。今んところ、個人的にはメジャーディッカーソンの次に好み。トップランナーではないけれど、マルチな活躍を見せるすごく優秀なナンバー2タイプ。

これも日本のネットショップで買えることは買えるみたいです。やや高いですが。それと、ホールビーンという点には気をつけてください。

エスプレッソフォルテ―Espresso Forte

評価:
エスプレッソなのか疑いたくなるほどの飲みやすいブレンド。

家庭用ピーツコーヒー豆エスプレッソフォルテ

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “鮮やかな風味、スムーズなクレマ、ヘーゼルナッツのニュアンス”
感想: この説明を見てもほぼほぼどんな味なのか想像がつかないが、フレーバー名からすると要するにエスプレッソ仕立て。たしかにエスプレッソだし、深煎りの香ばしさが感じられる。ヘーゼルナッツニュアンス(ほのかな香り)が相まって、すっごく良い香り。ただし「エスプレッソ」と聞いて思いうかべるほどの苦さや濃さは無く、めちゃくちゃ飲みやすい。なんなら物足りない。上で紹介したハウスブレンドよりもあっさりしているかもしれない。やや酸味はあるが、ふわっとフルーティで後味がスッキリ。ナッツのコクを感じたいときに飲みたい。

日本では手に入れるのが難しそうです。めちゃくちゃオススメってわけでもないけど「ちょっとアリかな」って思える感じのブレンドなので残念です。

カフェドミンゴ―Cafe Domingo

評価:
ナッツがガツンなブレンド。

家庭用ピーツコーヒー豆カフェドミンゴのパッケージ

豆種: ホールビーン
焙煎: 中煎り
説明: “ナッツ感、深めのコク、中煎りの完成形”
感想: ナッツの香ばしさが強く感じられる。中煎りなので、他のピーツの深煎りと比べれば軽めで飲みやすい。それでも深煎りと劇的に違うほどではなくて、ふつうに何も考えずに飲んだら濃くて苦味のしっかりあるコーヒーって感じ。後味はスッキリ目。「ドミンゴ」はスペイン語で「日曜日」の意味らしい。なんとなくわかる。ちゃんとした説明はできないけど、重すぎず軽すぎず、どことなく爽やかな休日に合う感じ笑。「でも別にリピ買いするほどのインパクトや完成度じゃないよね」って最初思ったんですが、なんか飲んでいるうちにナッツの香りがなかなか美味しく感じられることに気づいたので、この前しれっとリピ買いしました笑。

カフェドミンゴのフレーバー自体は日本でも買えるっぽいですが、ホールビーン(豆そのまま)じゃなくてグラウンド(すでに挽いてある)タイプしか見つからなかったので、その違いには注意です。

ビッグバン―Big Bang

評価:
小宇宙なブレンド。

ピーツコーヒーのビッグバンパッケージ

豆種: ホールビーン
焙煎: 中煎り
説明: “トロピカルフルーツの脈打つ衝撃を、スムーズかつミディアムなスタイルで”
感想: 商品名の「ビッグバン」(Big Bang)と商品説明の「vibrant blast」(脈打つ衝撃)が対応しているっぽい。たぶん、フルーツの香りがぶわーーーっと一気に広がっていくダイナミックな風味を表現したいのだと思う、たぶん。でも、個人的にはそれほどインパクトのある味には感じず…。たしかに言われてみれば若干の華やかさが鼻に抜ける雰囲気はあるけど、宇宙が始まるほどの衝撃には感じなかった。地球に住んでいる、とあるひとりの一日が始まるぐらいかな。「いやいや、コーヒーなんだからそれで良いじゃん」って思われた方はほんとそのとおりで、なんか全体としては、ちょうど良く飲みやすくてふつうに美味しい。苦すぎず、薄味すぎず。え、これもしかして…「ひとりひとり自分の立場からしか宇宙を捉えられない」みたいなゲキムズでゲキ深い哲学的な意味でのビッグバン?? まぁとにかく、このいわゆる“通常”路線だと、上で紹介したディッカソンズ先生(メジャーディッカーソン)がやっぱり強い。

日本でもネットで手に入るみたいですが、やはり割高です。多少は割高でもなにかピーツコーヒーを飲んでみようという気持ちがある方には、天文学者でないかぎりこのビッグバンよりも、上で紹介したディッカソンズ先生をすすめたいです。

ルミノサブレックファスト―Luminosa Breakfast Blend

評価:
一日を照らし出すブレンド。

ピーツコーヒー(Peet's Coffee)のルミノサブレックファースト(Luminosa Breakfast Blend)

豆種: グラウンド
焙煎: 浅煎り
説明: “時計草と核果の軽やかで甘美な風味”
感想: 時計草はなんとあのパッションフルーツを実らせる植物らしい。和名だと花が時計に似ていることから「時計草」とのこと。英名だと「パッションフラワー」(passionflower)。花の色んな要素がキリスト教を象徴するらしく、キリストの「受難」(passion; パッション)にちなんでいるとのこと。なんだか大学受験に使っていた英単語帳の『Duo』を思い出す。いや、もしかしたら『Duo』にもパッションのその意味は載ってなくて、別の問題集とかで見たのかもしれない。ともかく、パッションフラワーって見た目も味も賑やかだから情熱のパッションだと思ってたんだけど、実は違ってびっくりって話。もうひとつ難しいのが「核果」(stone fruit)。これは桃をセンターに置く果物グループの名前みたいなものらしく、ガッチリ硬い核(俗に言うタネ)がひとつあるタイプの果物たち。そんなわけで、けっこう軽快な味だし、酸味が少なくて飲みやすい。どうしても香ばしさが控えめになっちゃうから最強とはいかないけど、けっこう好み。ほんと名前(ルミノサブレックファスト)のとおり、清々しく明るい朝に良い感じ。ちなみに我が家のスタンドライトは1,520ルーメン。

たまに日本のネット通販でも見かけることがあります。昔は「コロンビアルミノサ」(Colombia Luminosa)という名前だったらしいので、もしかしたらその表記のままで売られている場合もあるかもです。

[デカフェ] メジャーディッカーソン―[Decaf] Major Dickason’s Blend

評価:
通常版にも引けを取らない、すごく高い完成度を持つブレンド。

家庭用ピーツコーヒー豆デカフェメジャーディッカーソンのパッケージ

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “芳醇かつ重層的で重厚感のある、世界的にも無比のブレンド”
感想: 前述のメジャーディッカーソンのデカフェ(カフェイン抜き版)。通常版とほとんど変わらないほどの風味の良さ。グラウンドだからなのか、それともデカフェだからなのか、いずれにせよ、通常版よりも油分が少なめで飲みやすく、また香ばしさがいっそう感じやすい印象。つまり、通常版の後味をあっさり目に仕上げた感じ。最後のひと押しを求めるなら通常版、それがくどく感じてしまうならデカフェ版。そんな飲み分けかな。デカフェでのこのクオリティには脱帽。

ネットをざっと見渡した限りでは、日本では取り扱い業者が無いっぽいです。飲みやすい味なうえ、カフェインを避けたい方にも薦められる製品なだけに、とても残念。 もし気になる方はアメリカ旅行の際のお土産リストに入れてあげてください。

[オーガニック] ヨセミテドスシエラス―[Organic] Yosemite Dos Sierras

評価:
別にヨセミテに思いを馳せたくなるわけでもないブレンド。

家庭用ピーツコーヒーオーガニックヨセミテドスシエラスのパッケージ

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “芳醇かつ重層的な一杯でヨセミテに恩返し”
感想: オーガニックという点が一番の魅力。オーガニックだと味が薄いのではないかとなぜか勝手に思ってしまうけど、むしろ濃い。めちゃくちゃ濃い。苦味というよりは強烈なスモークのインパクト。好みが分かれる。コーヒー好きとはいえ所詮カジュアルな私にとっては、パンチが効きすぎている。それに伴ってカフェインの量は多そう。つまり、濃いオーガニックコーヒーでカフェインたっぷり摂ってる健康志向な自分に酔いしれたいって人には超オススメ。ちなみに、名前のドスシエラス (スペイン語で「2つの山々」) はコーヒー産地で有名なコロンビアにあるシエラネバダ山脈とピーツ発祥であるアメリカのカリフォルニア州にあるシエラネバダ山脈の2つを掛けてるっぽい。うまく掛かっていると感じるかどうかは各人に任せます。

[オーガニック] アラメダモーニングブレンド―[Organic] Alameda Morning Blend

評価:
地元ブレンド。

家庭用ピーツコーヒーオーガニック(アラメダ・モーニングブレンド)

豆種: グラウンド
焙煎: 中煎り
説明: “甘いキャラメルの風味とフローラルアロマ”
感想: なんといっても、カリフォルニアのアラメダ郡で焙煎されているってところでかなりポイントが高い(いま留学している場所がそこ)。ブレンドなのでコーヒー豆自体はいろんなところから来ているみたい。パッケージ裏の説明によると、フローラルでシトラス風なアロマ的な豆をエチオピアから、重厚感と大地感のある芯的な豆をスマトラから、軽やかで甘やかな酸味のある豆をコロンビアから、ココアとドゥルセ・デ・レチェのような甘い豆をホンジュラスから、それぞれ調達しているとのこと。なんかもうよくわからないけど、飲んでみるとこの情報量の渋滞をまったく感じさせない軽快な味。ずっしり激苦を飲みたいひとには明らかに物足りないけど、爽やかな青空が広がる朝にこれ飲んだら小気味よく一日が始まる気配がして、まるでデキるひとになったかのような心地よさを味わえる。ラプンツェルの朝ぐらいやる気出そう。もちろんそれには青空が必要なんだけど、例のアラメダ郡は青空確率がめちゃくちゃ高いから問題なし。挽いたのだけじゃなくて豆でも出してほしい。

[オーガニック] アルマデラティエラ―[Organic] Alma De La Tierra

評価:
大地の魂ブレンド。

家庭用ピーツコーヒーオーガニック(アルマ・デ・ラ・ティエラ)

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “滑らかさと、スイートシトラスとチョコレートのほのかな風味”
感想: 若干クセがあるけど、甘みと苦味と酸味の複雑な味がする気がして、けっこう美味しい。パッケージの表にある説明を見たらどうやら「シトラスとビターチョコのほのかな風味」って書いてあって、なるほど。それを読んでから飲むと、たしかにほのかにする甘みがこのフレーバーの最大の特徴な気がする(ほのかなのに最大)。深煎りだからけっこう濃いめだけど、苦すぎってほどではない。フレーバー名はスペイン語で「大地の魂」を意味するそうで、このコーヒーが栽培されている豊かな土壌の魂(ソウル)を持っていることを象徴しているらしい。なんだか『モアナと伝説の海』を思い起こさせるけど、特に海っぽい味はしない。

[オーガニック][デカフェ] テレナ―[Organic][Decaf] Terrena

評価:
駅ビルさながらブレンド。

家庭用ピーツコーヒーオーガニック(デカフェ・テレナ)

: グラウンド
焙煎: 中煎り
説明: “バランス良くて甘くて、陽気で明るくて”
感想: オーガニックとデカフェを兼ね備えた意識高いフレーバー。説明書きによると“terrena”は“earth”とのこと。イタリア語??ラテン語??またしても「大地」がここで。デカフェだし中煎りだけど、うすくてのっぺりした感じじゃなくて、ちゃんと味わいがある。なんとなく華やかさあるかも。甘さとか酸味とかは少ない気がするけど、フルーティーな風味。ただ、オーガニックジャンルの中では上のアルマデラティエラと比べて特徴的な味かと言われると微妙だし、デカフェジャンルの中だとディッカソン先生ほど完成度が高いかと言われるとこれまた微妙。オーガニックとデカフェ両方を条件にするならアリだけど、特にそのへんに強いこだわりがなければあえて買う感じじゃないかなー。とはいえ、その2つのハードルを一気にクリアしているし味も飲みやすいから、その意味では万人受けの先頭を走っているのかも。アクセスの良さはまるで駅ビル百貨店。そう言われたら、なんだかこの立ち姿まで駅ビルのように見えてきた。

[シングルオリジン] スマトラ―[Single Origin] Sumatra

評価:
大地讃頌なシングルオリジン。

家庭用ピーツコーヒーシングルオリジンシリーズのスマトラ

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “大地らしさ、ハーブらしさ、キャラメルらしさ、重厚感”
感想: ダークローストだけど、かなり飲みやすい。薄いというよりは、苦みと酸味がキツくなくてちょっと爽やかめフルーティーな感じの酸味。まぁ酸味がキツくないと言っておきながら、酸味を感じるって言っちゃってるのはふつうに矛盾なんだけど、酸味の種類が違う気がする。このブレンドに感じるのは、酸味というかハーブの風味かな。商品説明にも書いてあるし。総合的なことを言うと、飲みやすいけど勢いがある印象。地球ってほんとダイナミックだなって思う。あんまり詳しく理解してないけど「シングルオリジン」っていうこだわりも好み。

ざっと調べた範囲だと、日本では手に入れるのが難しそうです。ただ、スタバはさすがピーツと近い関係なだけあって似たようなブレンドを出しているようです。気になる方はぜひスタバのスマトラをご検討してみてください!

ホリデーブレンド(2019)―Holiday Blend 2019

評価:
パケ買い不可避の期間限定ブレンド。

家庭用ピーツコーヒーホリデーブレンドのパッケージ

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “力強くスパイシーな中に果物のしらべを添えた精気あふれるブレンド”
感想: サンクスギビング・クリスマス・ニューイヤーと、立て続けに来る年末ホリデーイベントに合わせて販売される(これは2019年版)。その街の雰囲気とこのパッケージの特別感に誘われて、つい買ってしまう。めちゃくちゃ美味しいとは思わないけど、期間限定ブレンドなだけあってたしかにユニークな風味。最初に感じるのは濃いめ・強めな苦味で、後味はこの季節に似つかわしいペパーミント風なスッキリとした味わい。たぶんレモンバーとかが良い感じで効いてるのかな。ほんとになんとなくだけど、ブレンド説明の“spirit blend”「スピリット(精霊)ブレンド」というのがわかるような雰囲気を感じられるような気がしてみたりする。プレゼントとかお土産におすすめ。たぶん来年も買っちゃう。ちなみに『千と千尋の神隠し』の英題は“Spirited Away”。なかなか奥深い英訳だと思う。

まれに日本国内でも並行輸入品とかで手に入る瞬間があるようですが、価格も供給も不安定です。

ホリデーブレンド(2020)―Holiday Blend 2020

評価:
2020年には珍しい、当たり障りの無いブレンド。

ピーツコーヒー(Peet's Coffee)家庭用コーヒー豆ホリデーブレンド

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “重みある味わい、果実の砂糖漬け、ダークチョコレート、インドネシアのスパイス”
感想: 2020年版のホリデーブレンド。2019年版よりもパッケージデザインが大人っぽい(個人的にはこのバーガンディな色よりも去年の真っ赤な方が好み)。味はというと、もうめちゃくちゃ普通。美味しいけど、普通。ブレンドの説明から想像するような甘さも無いし、去年みたいにペパーミント風味も無く、ホリデーの特別感が感じられない。メジャーディッカーソンの下位互換っぽい感じがしちゃう。2020年は世界中が波乱だらけの年だったので、見た目も中身も落ち着いた感じで攻めてきたのかもしれない。でも多少クセが強くても特別感を期待して買うわけなので、その期待を裏切るという意味では一周回って2020年お決まりのイレギュラーかも。まぁそれはどっちでも良いとして、2袋買っちゃったことが悔やまれる。来年は1袋単位で慎重に買おう。

今のところ、この2020年版ホリデーブレンドは日本での入手は難しそうです。

ホリデーブレンド(2021)―Holiday Blend 2021

評価:
ニューノーマルな葛藤ブレンド。

ピーツコーヒーの2021年ホリデーブレンド

豆種: ホールビーン
焙煎: 深煎り
説明: “カシス、スパイス、この季節のお楽しみ”
感想: 2021年版ホリデーブレンド。去年は勢いで2袋買ってミスったので、その教訓を活かしてまず1袋でお試し。深煎りでたしかに苦めではあるけど、すっと爽やかな風味が抜けてくる気がする。商品説明に“blackcurrant”って書かれていてまったくピンとこなかったけど、「カシス」のことみたい(カシスって英語じゃなくてフランス語だったんだ…)。どうりでほのかなすっきり感。グアテマラのチョコとケニアのカシスを組み合わせているのがポイントらしくて、あぁなんか言われてみればチョコっぽいコクのある苦味も感じられるかも。スパイスはめっちゃ効いているわけじゃない。過去2年間のホリデーブレンドと比べてパッケージに高級感が増したように、味もお上品に仕上がってる印象。「ビビリすぎず、油断せず」な、もどかしいニューノーマルっぽい仕上がり。まぁもっと謎めいていない言い方で言えば、要するに、なかなか美味しいけどホリデーシーズンに出てくる季節ならではの味としてはもっと華々しい風味でも良いかなと思っちゃう。パッケージはめっちゃ好き。

やっぱりシーズナルフレーバーは日本で買うのが難しそうです。アマゾンとか楽天とかでざっと検索かけてみましたが、見つかりませんでした。

女性が栽培したコーヒー(2021)―100% Women-Produced Coffee (2021)

評価:
甘美なブレンド。

ピーツコーヒーの2021アニバーサリーブレンド(女性だけで生産)

豆種: グラウンド
焙煎: 深煎り
説明: “女性が100%栽培したコーヒーをルワンダとコロンビアから”
感想: まずコンセプトそのものが面白くて、つい買っちゃう。2019年から毎年期間限定で販売しているみたいなんだけど、なぜか3年目にして初めて知った。英語の“100% Women-Produced Coffee”っていう説明がじゃっかんわかりにくいけど、たぶん<商品が出来上がるまですべて女性がやった>というよりは<女性が最初から最後まで栽培したコーヒー豆を使っている>的な意味だと思う。ちなみにこれを「100%女性が栽培した」と訳しちゃうと、「100%女性」が「栽培した」という意図しない理解が生まれる可能性がある。そんなわけで、ここでは「女性が100%栽培した」というぎこちない日本語にしちゃう。そして肝心の味はというと、これがとても美味しい。フルーティーで甘い風味が印象的で、優美、甘美、耽美、甘やか、たおやか、しなやか、そんな感じ。

味にもコンセプトにも特徴のあるブレンドなのですが、残念ながら現時点では日本では入手が難しそうです。


以上、ピーツコーヒーの簡単な紹介とその家庭用ブレンドのちょっとした感想でした。今後も新しいフレーバーを試してみた折りには順次その感想を追加していきます。ご興味あればちょくちょく覗きにきてください!

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様々な家庭用ピーツコーヒーのパッケージ

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このブログ書いてるひと

ゆとり世代の文系大学院生です。アメリカに学位留学中。インスタ・ツイッターでは当ブログへのご質問やご感想を募集中です。ちょっとしたものでも新しいページ作成の励みになりますので、お気軽にコメントやリクエストいただければ嬉しいです!

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