罪悪感少なめで、ダイエット向き。そんなヘルシーイメージがある根菜チップス。
そんな有り難いおやつ、根菜チップスを、先日トレーダー・ジョーズで手に入れたので、食べてみた感想を書いておきたいと思います。

こんな感じのチップスです。
商品の正式名称も、端的に根菜チップス(Vegetable Root Chips)。わかりやすい!


さて感想を簡単にネタバレしてしまうと、こんな感じです。
トレジョ「根菜チップス」価格と内容
食べる前にまず、このトレジョ販売根菜チップスの価格と容量を見ておきます。

2.99ドル
(約325円)

7オンス
(213グラム)
計算すれば、だいたい1.5~1.6円/g。
ところで、根菜チップスというと、、、
数年前に販売中止となった伝説のカルビー「ベジップス」を思い出します。
あまりにも大人気すぎて工場が回らなくなり、販売中止となってしまったようです。そんなに売れるなら生産ラインを増やせば良いじゃないかと思いますが、きっと素人にはわからない色んな事情があるのでしょう。残念です。
代わりに似たような商品を発見したので、今回の価格比較はこの「味源10種の野菜チップス」をお借りします。
この野菜チップスは、110グラム2袋(つまり220グラム)で約1,000円。よって4.5~4.6円/gです。
今回のトレジョの根菜チップスは1.5~1.6円/gです。
グラム当たりだと、なんとトレジョの根菜チップスは味源の野菜チップスの約3分の1の値段です。これはなかなか。
野菜の種類の数に差があったりするので(次のセクションで書くとおりトレジョの根菜チップスは5種類です)、一概に同じ基準で比べてしまうわけにはいきませんが、それでもトレジョの根菜チップスはけっこう安いんだねってことがわかります。
さて、原料・カロリー表示を見るとこんな感じです。

まぁ例によってカロリー的なことにコメントする力はないのですが、原料は見てみるとなかなかおもしろいです。
- 根菜(いろいろ)
- キャノーラ油
- ひまわり油
- 塩
めちゃくちゃシンプルな作り。身体に悪いものが入ってなさそうではあります。
商品説明はこんな感じです。

訳してみるとこんな感じですね。
“われわれトレーダージョーズがお届けするこの根菜チップスは、異国の野菜チップスコレクション。このチップスをひと噛みすれば、どんな瞬間もグルメを味わうひと時へと変身させることがでできてしまいますよ。
この心踊るミックスチップスには、天然のビーツジュースで色づけしたどこか懐かしさを感じさせるサツマイモのほか、タロイモ、バタタ、サトウニンジンといった希少な根菜までも入っています。そのエレガントな色合いと絶妙な風味は、どんな食事に添えても相性はパーフェクト。このチップスとても美味しいので、 本音を言ってしまうとそのままこれを食事にしてしまうのも良いかもしれませんね。”
なんだか落ち着いたトーンの説明です。まぁ実際のところ口調は翻訳のやりかた次第でどうとでもいじれると言えばいじれるのですが、実際に英語自体も全体的に落ち着いたトーンな感じです。
実はトレーダージョーズの製品は、これとは違って割とぶっ飛んでいる商品説明も多いです。

つまり、今回の根菜チップスはいつものふざけた連中とは一味違う、健康にも気を遣えちゃうような余裕のある落ち着いた大人向けの商品だってことですね笑。
ちなみに、聞き慣れないですが、
- バタタ: サツマイモの一種で南カリブ海あたりで採れるもの
- サトウニンジン: 白い人参みたいなもの
らしいです。
トレジョ「根菜チップス」実食
それでは「落ち着いてるねぇ。今回で何回目の路上?」と人生初めての路上教習で聞かれるほどに落ち着いている、私が食べてみます。
今回のチップスは一つ一つ大きさが違ってきます。

- 一番キモいの: タロイモ
- 一番濃い赤: ビーツジュースで色づけしたサツマイモ
- 手前の細長いうす黄: サトウニンジン
- 手前左の濃いめの黄: バタタ
- 奥のうす黄色: サツマイモ
バタタはサツマイモの一種ということなので、入っている5種類のチップスのうち3種類はサツマイモ系統ですね。しかもタロイモはこのデカイ袋の中に数枚しか入っていなかったので、ほぼほぼサツマイモチップスと化しています。
手で持つとこう。

サトウニンジン持っています。
さて、肝心の味です。
まぁ根菜の種類によって微妙に違うのですが、全体的にはほんのりした自然の甘みって感じですね。中学でなぜか歌いまくる『大地讃頌』を思い出させます。
とりあえず原料表示からわかるとおり、きつい人工調味料とかが入っていないのでとにかく優しい味す。
でも味がないわけではなく、舌にじんわりと甘みがしみこんでいくしっかりとした味。なんというか「自分をしっかり持っている」と言いたくなるような味。
「他人に振り回されず自分の好きに生きよう」という“他人”の意見に影響されすぎてしまう、自分の長所を思い切り強調して、その分野で目立たなければいけないと背負いすぎてしまう…
そんな疲弊した現代人へのメッセージ性がありますね、きっと。
製品説明には「どんな食事に添えても相性はパーフェクト」とも書いてあります。他人との調和を大切にする生き方、目立たない生き方―そんな生き方も自分らしさなのだとこの根菜チップスはうったえてきます。
意味不明だと感じる方もいらっしゃると思うので、簡単に言うと、味に深みがあるってことです。
さらに、根菜だからか、野菜嫌いの人がイヤがるような野菜の独特な味や香りは感じません。たぶん野菜が苦手な人でも食べられるはず!
食感は、パリパリとバリバリかなぁ。根菜の種類によって変わりますね。
数が少ないタロイモはパリパリ、サツマイモとサトウニンジンはものによってパリパリ・バリバリ両方、バタタはバリバリ。だいたいそんな感じ。どれであっても、アクロバティックなことをせずに常識的な食べ方をすれば口の中をケガすることは無いと思います。
美味しいくて安い。リピ買い!
以上、トレーダージョーズの根菜チップスを食べてみた感想を簡単にご紹介しました。
決して刺激的ではない味だけど、しっかりと味がして美味しい。そのやさしい自然の味が物語るように、そんなに血糖値バク上げさせるようなものも入っていない(と思う)ので、小腹が空いたときにめっちゃ良い。
また、商品説明のオトナなトーンににじみ出ているように、このシンプルな味と根菜というあたり、“ゆとり”ある暮らしをされている方にピッタリです。
そして、以外にも価格もリーズナブルです。
以上のことから、本シリーズ「トレーダー上手」初の記念すべきリピ買い確定商品となりました!!!!

遂にリピ買いに出会いました!
日本では並行輸入品でも出回っていないというのが残念。どこかで見かけたらぜひ買ってみてください。カルビーのベジップスにもたぶん同じことが言えるので、こちらも偶然どこかで見たら迷わず試してみることをオススメします。
ただ、実食のセクションでちょこっと書いたとおり、このトレジョの根菜チップス、実はさつまいもメインになっています。
ベジップスもカルビーが出していたわけなので、案外カルビーの「さつまいもん」が近かったりするのかもしません(私は食べたことが無いのでわからないのですが…バターさつまとか…ふつうにめっちゃ美味しそう!笑)。
以上です。
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