日本でも静かに話題が出てきているケトルポップコーン。甘さが一つの大きな特徴となっているポップコーンですね。
先日、そのおしゃれ版みたいな商品のメープルシーソルトケトルポップコーンをトレーダージョーズで買ってみたので、食べてみた感想を簡単にシェアしてみたいと思います。

こんな感じでちょっと良さげなパッケージのやつです。
正式名称はやたらと長くて「メープルフレーバードウィズアザーナチュラルフレーバーズ&シーソルトケトルコーン」(Maple Flavored with other natural flavors & Sea Salt Kettle Corn)。
ちなみに名前にある「ケトル」はそう、あの「やかん」をも意味するケトルのこと。
かつて鋳鉄製のケトルで作っていたポップコーンが、この名前の起源らしいです。低温でやるらしく、なんかふつうのポップコーンよりヘルシーらしい話を聞きます(が、本当のところはよく知らないのでまた調べておきます)。
ただ、ケトルチップスのページでちょこっと触れたとおり、たぶんこの場合のkettleは「やかん」というより「釜」的な雰囲気で理解するべきな気がします。

これによって、まさかのこの時点でタイトルを裏切った感じが出ちゃいましたが、、、、
このことをちゃんと考える前、だいぶ昔にこのページのタイトルを付けてしまっていたので、なんとか許してやってください笑。
さて総評をネタバレすると、こんな感じです。
では、本編です。

トレジョ「メープルポップコーン」価格と内容
まずは価格と容量を見ておきます。

2.49ドル
(約270円)

7オンス
(198グラム)
だいたい1.3~1.4円/gです。
日本の製品と価格比較をしたいですが、日本で定番のポップコーンってなんのポップコーンなんでしょうか。個人的にはポップコーンあんまり食べないのでよくわかんないんですよね。ディズニーだとよく食べるんですけど、パーク外では市販されてないので、比べてもあんまり意味ない感じがします…
ってことでネットで調べていたところ、なんとなく「あーこれよく見る気がする!」ってなったのがマイク(mike)のポップコーン。パッケージがローソンストライプのやつ、よく見るよね。
アマゾンで見てみると、このマイクのポップコーンは原則1袋50gで100円ぐらい。なので大体2円/g。
ただ、このマイクのポップコーンは「バターしょうゆ味」ですね。今回紹介しているトレジョのメープルシーソルトポップコーンとは微妙に味の方向性が違います。もう少し味を寄せてキャラメルポップコーンで調べてみたら、楽天でとてもインパクトのあるものが出てきました。
少年が大量のポップコーン抱え、満面の笑み。
「こんなん日本でだれが買うんだwww」ってぶっちゃけ思っちゃたんだったんですが、口コミ数見たら買ってる方けっこういましたね笑。たしかに文化祭とか親戚集合パーティーとかで使えるのかも。すごくどーでも良いですが、実は高校の文化祭で女装をやらされたことがあります。「やった」んじゃなくて「やらされた」経験。
まぁともあれ、この楽天のやつも特大容量ですが、グラム当たりの価格を計算してみるとこちらもマイクのポップコーン同様におよそ2円/g。
ですので、マイクのポップコーンも楽天の特大のやつも約2円/g。本ページで紹介しているトレジョのポップコーンは1.3~1.4円/g。なので、グラム当たりで考えるとトレジョのポップコーンの方が30%ぐらい安いですね。
これまで本シリーズ「トレーダー上手」で何度か起こっている現象、“日本の製品よりもトレジョの製品の方がやや安い”という仮説をさらに裏付ける結果となりました(ちょっとシリーズ10回記念感を漂わせてみる)。
さて、カロリー・原料表示はこんな感じです。

うん、まぁ見てのとおりです。
このページの最初の方でもちょこっと書きましたが、なんか話によるとケトル(やかん)で作った「ケトルコーン」と呼ばれるこのタイプのポップコーンの方が、普通のポップコーンよりもカロリー低いらしいです。本当なのかどうかはわかりません。
商品説明はこんな感じ。

こんなようなこと言ってます。
“メープル。それは魔法のよう。だって、パンケーキやワッフルといった毎日の朝食にかけるような甘いシロップに風味を与えてくれるんだもの…ただただ素敵。
じゃあポップコーンの方はどうかしら。クランチィで繊細。パーフェクトなスナックだわ。メープルシュガーを加えて、シーソルトをまぶして、甘くてしかも食欲をそそるようなミラクルを作り出しちゃいましょう。
ほんっっっとに美味しい秋のブレンドが、このクリスピーなごちそうポップコーン1粒1粒に詰まってるわ。”
なんだか女装を引きずったまま和訳を作ってしまった感じがしますが、まぁ良しとしてください。今どきはジェンダーにちまちまこだわっている必要もとくにない世の中になってきていますし。
トレジョ「メープルポップコーン」実食
食べます。
例のごとく指輪とともにサイズ感をお伝えすると、こんな感じになります。

われわれ日本人がふつうに想像するポップコーンと同じサイズ感です。特別なにか言っておくべきことも思いつきません笑。
手で持つとこう。

大体こーゆー時ってさ、色(というか味?)がシッカリ付いてるやつ選んじゃうよね。
とか言いつつ、なぜかこの写真ではそれほど濃い色じゃないやつを手にとっています。深い理由はありません。
さて、味の話をするとキャラメルポップコーンですね、コレ。メープルだのシーソルトだの、なかなかオシャレな原料ではあるのですが、実際に食べてみるとほぼほぼキャラメルポップコーン。まぁキャラメルポップコーン自体だいぶ美味しいので、これも美味しいことは美味しいわけですが、「メープルシーソルト」という名前で上がりまくった期待値には届いてない印象です。
細かいことを言うと、キャラメルポップコーンと比べてやや塩気を感じやすいです。しょっぱさに少しだけ寄ったキャラメルポップコーンて感じ。甘さ要素はねぇ、これ繊細で結構むずいんですね。メープルの風味なんだけど、キャラメルと言われたらキャラメルで納得してしまいそう笑。
食感は、見た目どおり。というか想像どおりのポップコーンの食感。特別やわらかくも固くもないですね。少し日数を置いて(いや、正確には日数を置いてしまって)湿気ったものも食べましたが、見事にわれわれのよく知る湿気ったポップコーンと同じ。
ケトルで作ると一体なにがどう変わるんでしょう。ふつうに気になる。日本語ではあまり詳しい話が見つからなかったので、今後、英語でも情報収集してみて何かしら報告できたらと思っています。
総評: リピ買いするほどの特別感はナシ。
以上、トレーダージョーズのメープルシーソルトケトルポップコーンを簡単に紹介してみました。
ヘルシータイプと言われている(実際はわかりません笑)のケトルタイプのポップコーンですし、「メープルシーソルト」の商品名に加えて、その装いの秋らしさがとっても魅力的な商品です。事実、トレーダー・ジョーズの秋の広告掲載商品でもあります。

ですが、味はまぁキャラメルポップコーンかなぁって印象ですね。美味しいですが、見た目と名前ほどの特別な秋らしさは感じないかなぁ。美味しいことには美味しい。でも私自身がそれほどポップコーン好きな味覚でないので、リピ買いはナシです。
普段から「ポップコーンをつまみたい」と思うぐらいにポップコーン好きな人なら、リピ買い濃厚でしょう。あとは「秋を感じるために年に1回ぐらい買ってみるか」っていうノリで買うなら全然アリってぐらいでしょうか。
ちなみにですが、甘さだけでなく塩気もあるので、合わせるならコーヒーよりもココアがおすすめ。だんだんと肌寒くなる秋、そんな感じでほっこりすることができます。

ほっこり~。
むしろ手前のホットチョコレートが気になっちゃったって方は、以下のページも合わせて読んでくださればありがたいです。

日本でも大手ネットショップで並行輸入品が出回っている時期があるようですが、かなり高いです。お金が有り余っていて使いみちに困ってる方か、ポップコーンマニアの人だけ買えば良いと思います。
あとは、他の人が知らないような海外のモノを持っている・食べているそのこと自体に魅力を感じられる方(ちょっと気取ったノリで自己満を感じたりするのが嫌いじゃない方)でしょうか。私自身もどっちかというとその感じです笑。
以上です。
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