海外ではすでにお馴染み、日本でも近いうちに人気が出るのではないかとひそかに思っているハニーグラハムクラッカー。
全粒穀物から作られる高栄養価のグラハム粉を材料としたクラッカービスケットです。最近どんどん勢いを増している健康志向の流れのなかで、今後どんどん注目されていきそう(と勝手に想像しています)。
この度、そんなハニーグラハムクラッカーが使われている商品をアメリカスーパー「トレーダージョーズ」で買って食べてみたので、その感想を残しておきます。
商品正式名称はハニーグラハムのダークチョコがけ―シーソルトを添えて―(Dark Chocolate Covered Honey Grahams with Sea Salt)という“渾身の一品”的な名前。作品と言ってもよいでしょう。総評を先に言ってしまうとこんな感じです。
では、いきます。
トレーダージョーズそのものについては、またそのうち改めてページを設けるつもりですが、お店の様子自体はすでにvlogにおさめたことがあります。ご興味ある方はそちらもご視聴いただけたらと思います(すっごくハロウィンですが…笑)。
トレジョ「ハニーグラハムクラッカー」価格と内容
まずは価格と内容をご紹介しておきます。
容量: 8オンス(227グラム)
価格: 3.99ドル(約430円)
およそ1.8~1.9円/g。
グラムあたりの価格を日本でよく見るお菓子と比較したいのですが、なかなか似たようなものが思いつきません。なんとなく近いのはたぶんブルボンのアルフォート。
かんたんに調べてみたところ、よく見る大袋のアルフォートはだいたい200gで280円ぐらいなので、1.4~1.5円/gです。
今回のトレジョで売っているハニーグラハムクラッカーは約1.8~1.9円/gなので、アルフォートと比べると1.2~1.4倍ぐらいの価格ということになります。
私にとっては「アルフォートは日常的に手の届く価格ではあるけども、低価格帯のチョコお菓子の中ではやや高め」という位置づけ。何言ってるのか自分でもよくわかりませんが、とりあえずアルフォートを格安には感じないということ。
なので、それをさらに超えてくる今回のハニーグラハムクラッカーはなかなか育ちの良いお菓子ってことになります。私にとってはですが。
さて、原料・カロリー表示はこんな感じです。
んー、どうなんでしょう。栄養とかの勉強を専門にしていないので、どう評価したら良いのかわかりません笑。
とりあえず3枚食べたら170キロカロリーで、一袋にだいたい18枚入ってるってことは少なくとも読み取れます。
そして他のトレーダージョーズのスナックと違い、このハニーグラハムクラッカーにはいつもの詳しい商品説明がないです。
まぁたしかに『ハニーグラハムのダークチョコがけ―シーソルトを添えて―』っていう作品名です。こっちからはゴチャゴチャと説明しないから、じっくり鑑賞して味わってねってことでしょう。芸術のようです。やっぱりきっと育ちが良いんだと思います。
トレジョ「ハニーグラハムクラッカー」実食
食べます。
いつもどおり指輪を添えてサイズ感をお伝えします。
嗅いでいますね。
手で持つとこう。
まだ嗅いでいますね。
そんなに大きくはないですが、中がクラッカーで固めなのもあって一口でいくにはちょっとデカイかなってぐらいのサイズ感。
味は、まずあんまり甘くないことに注意。ダークチョコなので当たり前ですが、このパッケージのあま~い、あま~い、とろけるデザインを見て想像するような、甘々な味ではないです。
英語がしっかりできるひとは「ダークチョコレート」という文字をちゃんと読んで判断できると思うので、心配不要。私はぜんぜん文字を読まず、まんまと甘いフェイスにホイホイついていった形です。
まぁそれで、中のクラッカーはわりと厚めのどっしり系。
写真のとおり、ぎゅっと詰まった様子のクラッカーです。かじるとポロポロと粉がこぼれる点には注意(この写真はかじったやつではないのでご安心を。何度か挑戦してうまいことパキッと割れたのを撮影しました)。
さらに、この量のクラッカーのわりにはチョコの味の方が強い印象。全体として食感にザクザク感はありますが、チョコを食べているような感触に近いです。
塩気×甘さのテイストが個人的に好きでない私が、このグラハムクラッカーを食べた一連の流れをまとめると、こんなふうになります。
あま~いお菓子を食べれるルンルン気分。
お、なんかしっかりしてる。
チョコ×ハニーなのに甘くないことにびっくり
ハニークラッカーのほんのりとした甘さとザクッとした食感にちょいハマる
まぶされているシーソルトのせいで(ひとによっては「おかげで」)後味に若干の塩気を感じて残念がる
総評: チョコなのに甘くない。個人的にはリピ買いする気ないけど…
以上、トレーダージョーズのハニーグラハムクラッカーを簡単に紹介してみました。
わずかな甘みとザクッとした歯ごたえ、そしてちょっぴりの塩気がアクセントで効いていて完成度の高いお菓子だとは思います。
作品名を「ハニーグラハムのダークチョコがけ―シーソルトを添えて―」という調子乗った日本語訳にしたくなるほど。
でも塩キャラメルとか好きじゃない私にとっては、そのこだわりが裏目に出ました。スイーツは甘いに限ります、個人的には。塩気はおせんべいが担当するものだと信じています、個人的には。チョコは甘くなければ意味がありません、個人的には。苦味はコーヒーの専門分野なので、個人的には。チョコはよけいな色気を出さずに甘くあってほしい、個人的には。
同じ「しょっぱい×甘い」でもキャラメルポップコーンとかケトルポップコーンとかはなぜか許せちゃう、むしろ好きってのは内緒にしておきます(砂糖と塩!トレジョのケトルポップコーンの感想 (トレーダー上手19))。
というわけで、前回のケースチップスに引き続き、今回もお子様の舌には厳しい戦いでした。
ですので、
リピ買いナシ!!
と断言したいところではありますが、じつは妻がこのハニーグラハムクラッカーをかなり気に入ってました。まじオトナ。
世の殿方と同じで、私も妻に言われたら断ることはできません。なので妻の希望があればリピ買いしてしまう可能性はおおいにあります(でもなんやかんや1年ぐらい経ちますが、まだリピ買い発動してません)。
ぱっと調べたところ、日本では並行輸入品も出回っていないようです。とくにこの商品にこだわらずにグラハムクラッカーということであれば、日本企業でも販売しているみたい。グラハムクラッカー自体はなんかほどよいザクザク感とちょっと控えめ罪悪感なので、ご興味あれば。
もちろん自分でコーティングすればチョコレートがけクラッカーにもできちゃいますが、まぁそれやるぐらいなら「もうグラハム粉でクラッカーから作っちゃえば良いじゃん?」みたいなことにもならなくもないかも。まぁお好みで。
以上です。
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