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圧巻のプレミア感!! VAIO SX14 勝色(独立5周年記念モデル)のレビュー

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特別化粧箱に入ったVAIOSX14勝色と付属の東レスエード画面クリーナー
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VAIO SX14(勝色)本音でレビューしていきます。

2019/07/09に株式会社VAIOから発売された、Sonyからの独立5周年を記念したモデルです。

実は私ゆとりばてぃはVAIO写真専用のインスタグラムアカウントを作ってしまっているぐらいVAIO大好き・VAIO贔屓なんですが、このページでは正直にデメリットも指摘していこうと思います。

机の上で景色を反射するVAIO SX14勝色

ここだけの話ですが、このブログ内には「私のVAIO物語」という隠しページ風なページまで存在します。

まず総評を先取りしてしまうと以下のとおり。5段階評価です。

第一印象評価:
あとから評価:

一言コメント: つい買っちゃうよね

すでにこの勝色特別モデルは販売終了していますが、VAIO SX14という機種自体は販売中です(しかも勝色モデル時代よりも性能アップ)。

つい先日2021年2月中旬には、待ちに待った新型モデルのVAIO Zが発表されました(めでたい!!!)が、それはワールドフラッグシップモデル(海外版VAIOも含めて最高峰的な感じ)という位置づけになっているようです。ですので、ランクが異なるSX14はまだしばらく販売され続けるのではないかと個人的には思っています。

ですので、他のカラーバリエーション購入をご検討していただく際の機能面や全体の大きさなどの参考として、本ページをご覧いただければと思います。

いわゆるオフィシャルストアとしては、VAIO直営ストアとソニーストアの2つがあります。

VAIO STORE

ちょっとややこしい話になるので後ほど詳しく書きますが、私はいろいろと考えた結果、VAIOストアではなくソニーストアで購入しました。

ソニーストア
目次

VAIO SX14勝色のメリット

プレミア感

とりあえず、この映り込みと美しさ。

机の上で景色を反射するVAIO SX14勝色

こんな風に景色を映して楽しんでしまうことまでできます。

もはや鏡のレベル。

公式サイトには「光を受けて表情が生まれる勝色カーボン天板」と紹介されています。

ですが、もはやそこに見えるのはVAIOの表情というより私の表情。ここまで反射していると、もはやカッコいいのかどうかもよくわからなくなってきますが、プレミア感がハンパないことは間違いないです。

黄金色のロゴとオーナメントも高級感を存分に見せつけています。天板のちょっと繊維っぽい感じも伝わるでしょうか。木目のようになっていて、只者ではないたたずまいをしています。

VAIO SX14 勝色モデルとVAIO Pro13mk2の天板比較

左側がそれです(少しでも繊維感が伝わるように写真の色味はそこそこ加工しています)。

だよんさんという方がこのページに寄せてくださったコメントによると(コメント全文はこのページの下の方で公開中です)、この繊維感はVAIOの筐体素材であるカーボンの特徴の一つだとのこと。そしてこのカーボン素材はF1などでも利用されているらしく、剛性と軽量という2点が高い水準で両立されているようです。

つい先日のVAIO Zの製品発表会(コーヒー片手に視聴しようと思ったら、のめり込んで見入ってしまい、結局コーヒーが冷めまくってしまったという個人的プチエピソードがあります)でもカーボンファイバーを生かしたモバイルパソコンという側面が“ウリ”として全面に押し出されていました。

VAIO Z技術責任者の巣山さんが登場し、力強く、そして冷静に「PCにおけるカーボン活用ではVAIOは世界の先頭にいます」と仰っていたのがとても印象的です。

単に仕上がりの奇抜さや理論上の高いスペックを追うのではなく、パソコンとしての使いやすさを最優先の“目的”として、それを追求する“方法”に独自性を織り込んでいく。そんなVAIOの曲がることのない信念が、このカーボンファイバー素材の利用に結晶化していると思います。

偉そうな表現になっちゃいますけど、目的と方法を混同しないのは、ほんとさすがVAIO。簡単なことのようで、その2つをごっちゃに取り違えている会社ってたくさんあると思いますし、もちろん私自身だってその罠に引っかかることが少なくありません。

いちいち語ったらキリがなくなりそうなので、このへんで終えます笑。だよんさん、コメントありがとうございました。その製品発表会については、YouTubeで視聴できます。一応リンクを貼っておくので、気になる方はぜひ。

と、まあ、そんなこんなでデザインの良さはもちろん、独立5周年記念という物語のプレミア性も素敵です。VAIOファンにはたまりません。

ここだけの話ですが、私はこの勝色モデルの発表1週間前ぐらいにVAIO株式会社に電話しちゃってます。Sonyからの独立記念日(言い方あってるのかこれ?)がもうすぐだということを知っていたんですね。独立5周年を祝うモデルが出るのではないかとずっと待っていましたが、記念日が近づいても音沙汰なし。居ても立っても居られなくなって遂にVAIOに直接問い合わせてしまいました。

ゆとりばてぃ
「独立5周年モデルって出ないんですか?」

オペレーター
「今のところそういう情報は入ってないですね」

ゆとりばてぃ
「そうですかぁ」

オペレーター
「はい、そうですねぇ」

……………(10秒ぐらい)

ゆとりばてぃ
「あ、あの、じゃあ、えっと、出るとしても今の段階ではわからないってことですよね?」

オペレーター
「そうですねー」

ゆとりばてぃ
「ありがとうございました」

オペレーター
「ありがとうございました」

このやり取りのわずか数日後…記念の勝色モデルが発表・発売されましたね。まぁその時は本当に情報が無かったかもしれないですし、仮に知ってたとしても、当然、関係者意外には教えられません(内緒ですが、実は工場見学をお願いして断られたこともあります笑)。

にしても、めちゃくちゃ興奮したサプライズでした。

ちなみに私は妻に数回サプライズを仕掛けたことがあるんですが、大成功と言えるほどの結果を収めたことは…悲しいかな、一度もないです。プロポーズの時なんて、<とりあえず早くトイレに行きたい妻>vs<サプライズプロポーズしたい私>という構図でした。まぁ詳しいことはいずれまたどこかで話しましょう。

ともかく、廃止ではなく独立という道で望みをなんとかつなげてきたVAIO。2019年はその独立5周年の節目です。それを私のような一般人が限定商品購入という目に見える形で祝うことができる。これはほんとに素晴らしいことですね!

さらに。

勝色モデルは個体によって微妙に色味が異なるといいます。自然の藍を使って職人さんが染めているからだそうです。

となると、色味の違いは製品のブレというより一点一点の個性という、なんとも前向きな捉え方をすることができます。日本文化の機微が表現されていますね(たぶん)。こういうところもニクい。

もうね、めちゃくちゃ主観ですが、VAIOの勝色ってほんと良い色です。見た目の主張しすぎない高級感はもちろん、色の由来と歴史(サムライに関係しているそう)もカッコいい。色んな観点で奥ゆかしく、奥深く、かつ美しい魅力的な色です。

付属品のクリーニングクロスもこだわっています。東レのウルトラスエードだそうです。丈夫です

この前アメリカの強力な洗濯機でこのクロスを洗濯してみましたが、ぜんぜんへたりませんでした。大きさはキーボードのキー配置部分とマウスパッドがちょうどすっぽり隠れるぐらいです。

VAIO SX14 勝色モデル付属の東レウルトラスエードクリーニングクロス

キーボード上だとこれぐらい。

VAIO SX14 勝色モデル付属の東レウルトラスエードクリーニングクロス

天板上はこれぐらい。

デザイン性もストーリー性も、この勝色モデルはプレミアのかたまり。どこを切ってもきっと断面図がプレミアなぐらい、プレミア。

驚愕のボディ強度

スリムボディのVAIO SX14ですが、実はその堅牢性は信じられないほど高いです。ほんとに。

まったく同じこと言いますが、信じられないほど高いです。「大事なことは繰り返す」なんて神話かと思っていましたが、本当なんですね。まさか自分でこれを披露するとは。

実際にVAIO公式チャンネルから公開されている以下の品質実験動画を見ていただければ、一目瞭然。

液晶を180°開いてひねっても壊れません。

液晶とキーボードの間にペンを挟んだまま閉じても、壊れません。こんなこと日常で起こる?って一瞬思いますが、デスクワークとかでは意外と事故的に発生するシチュエーションかもしれないです。

この動画はほんとヤバいですね笑。

持ち運ぶことが多いノートパソコン。バッグに入れていたとしても、歩いたり電車に揺られたりの振動は伝わっていますし、誤って何かにぶつけたりしてしまう可能性も大いにあります。

そのボディには毎回かなりの負荷がかかっているはずですが、このVAIOほどの堅牢性があれば安心。どこで耳にしたのか記憶が定かではありませんが、どこかで「車にひかれても壊れていなかった」という体験談を聞いたことがあります。まじですか。

VAIO×PORTERケース(13インチ)に収まる

「???」と思った方多いでしょうか…。

でもこのケース持っている人にとっては、けっこーうれしい話。

 このVAIO SX14はその名のとおり14インチのパソコン。 なのに、13インチ用のVAIO×PORTERのPCケースに入るんです。

「それってVAIOじゃなくてこのケースのおかげじゃん」とか言ってはいけません。

かつてVAIOは吉田カバンとコラボでPCケースを出していました。まだ公式サイトで見れるようです。
https://www.sony.jp/vaio-v/store/special/porter_case3/

実際に勝色モデルをケースと合わせてみるとこんな感じ。

VAIO SX14 勝色モデルと吉田カバン(ポーター)コラボPCケース

さっきの写真よりもこっちの方がカーボンファイバーの繊維感が伝わりやすかったかもしれないですね。

吉田カバン(ポーター)コラボPCケースに収納されたVAIO SX14 勝色モデル

すっぽり入ります。中で輝いているのはVAIO SX14の金色オーナメント。

このケースめちゃくちゃ使いやすいです。

なにが良いかっていうと
  • アダプタ類用のポケット付き
  • 生地が強い
  • 中クッション
  • PORTERでイケてる

このケース自体がまじでおすすめです。残念ながら公式では販売終了ですが、フリマアプリとかなら、今でも買えるタイミングがあるかもしれません。

あるいは、VAIO専用の作り込み精度という点ではだいぶ劣ってしまうかもしれませんが、一応ポーターは現在でもパソコン用ケース(バッグ?)のような商品を出しているみたいです。

とにかく、これまで愛用してきたこのPORTERコラボケースをそのまま使えるのは、なにげにVAIO SX14の大きなメリット。経済的ですし、愛着あるものを活躍させつづけることができる満足感も得られます。何度も言いますが「だからそれってケースが優れてるんじゃね?」と言ってはいけません。

実はこの13インチ用ケースに入るということは、このVAIO SX14がコンパクトであるということを間接的に証明しています。

この次のセクションでもう少し詳しく見ましょう。

コンパクトで軽い

今回の勝色モデルは、素材の関係で通常モデルより若干重ためだと言われています。

しかし個人的にはまったく問題の無い重さ。体重計に乗ると、1.0kgと1.1kgの間を針が行き来します。

数字見にくくてごめんなさい!笑

私はSX14の通常モデルもSX12も持っていません。なので、重量に関しては若干甘い評価となっている可能性があります。ただ、14インチの大きめの画面であることを考えると、SX14勝色モデルの1kgは良い数値じゃないかと思います。

全体のサイズについても、SX14はよくできています。前述のとおり、14インチディスプレイ搭載ながら13インチのVAIOとほとんど同じサイズ

ということで、実際に私の前機種VAIO Pro13 mk2との比較をしてみました(黒: Pro13 mk2; 勝色: SX14)。全体的にほこりがちょいちょいついてしまっているのは、愛用の証として大目に見てくださるとありがたいです。

VAIO SX14 勝色モデルとVAIO Pro13mk2の外観比較

映り込みには明らかな差。

VAIO SX14 勝色モデルとVAIO Pro13mk2の天板比較

色を落としてしまっていますが、左が勝色です。

VAIO SX14 勝色モデルとVAIO Pro13mk2のキーボード比較

キーボードたち。

横幅はほとんど同じ。閉じた時の縦幅はSX14の方が若干大きい。でも不思議なことに、、、開いた時にはSX14の方がわずかに奥行が小さくなります。天板の食い込み?立ち上がり?ぐあいの差ですね(下画像)。個人的にはぶっちゃけPro13 mk2の方がシュッとしているので好みではあります。

VAIO SX14 勝色モデルのキーボード側面

VAIO SX14

VAIO pro13 mk2のキーボードの側面

VAIO Pro13 mk2

まぁ要するに、

通常の13インチのパソコンサイズなのに14インチディスプレイを搭載している

ということです。

このあたり、 VAIO開発者のみなさんの細やかなこころづかいが感じられます。やみくもにパソコンの性能を上げることだけにとらわれない(もちろん性能はすっごく大切な要素のひとつですが、それがすべてではありません)。

実際にVAIOユーザーが手にとって使う時のパソコン全体としての使い勝手を追求しているのだと、思いを馳せておきます。

高性能だしユーザー思い

私はパソコンでそこまで負荷の重い作業をしません。なので、私にとっては正直このSX14勝色モデルはオーバースペックです。→ たまに動画編集をする機会が出てきて、スペックの高さを存分に味わえるようになりました!

まぁでもベンチマークなどの詳しい性能検証を行えるほどテクニカルな人間ではないので、そのあたりのことは他の方々のレビューを参考にしていただければと思います(VAIO公式YouTubeチャンネルでも、そのあたりの検証結果が公開されています)。

ここでは、私が購入したカスタマイズを簡単に紹介するだけにします。以下の通りです。

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Core i7-8565U (1.80GHz)
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD PCIe 512GB
ディスプレイ: フルHD
キーボード: 英語配列
LTEモジュール: 無し

ほとんどの人にとっては十分すぎるほどの性能と言ってよいでしょう。予算の関係でディスプレイはフルHDに逃げてしまいました笑。

今となっては当たり前の機能ですが、指紋認証機能がとても便利です。

 私はこれまで起動時・スリープ解除時に、長いパスワードをいちいち打ち込んでいました。SX14の指紋認証ログインはそんな煩わしさをすべて取り払ってくれます。もうまじでめちゃくちゃ快適。Icocaを初めて手にした時と同じぐらいの感激でしたね。

地味なポイントですが、充実した端子もユーザー想いのVAIOスピリットの現れです。

USB Type-Cに加えて、USB端子3つ。VGAもあるってすごくないですか? 再度になりますが、VAIO開発者のみなさんの尊敬すべき姿勢ですね。 作る側の自己満ではなく、使う側のことを真剣に考えて開発に従事されているのだと勝手に想像しています。勝手に。

英語配列が選べるのもgood!

無刻印は私にとってムズすぎる可能性があるので、今回は見送りました笑。

ホームポジションがちゃんと真ん中に来るので、タイピング時の指の小指の負担が少ないです。見栄え的にも、ごちゃつきが無くてスタイリッシュ(な気がする)。

VAIO SX14勝色のイマイチなところ

ハイスペックしか選べない

勝色モデルではなく、通常モデルの場合はスペックが比較的自由に選べます。

CPU: Celeron~Core i7
メモリ: 4・8・16GB
ストレージ: SSD(SATA) 128GB~ (PCIe) 1TB

しかし、今回の勝色モデルについては以下の通り。オプションの幅が狭いです。

CPU: Core i7-8565U
メモリ: 8GB・16GB
ストレージ: SSD(PCIe) 256GB・512GB・1TB

もちろんハイスペックであること自体には問題ありません。ただ、動画編集などをほとんどしないという場合はオーバースペックですね。余裕を持って作業ができるといえばたしかにそうですが…

後述のように価格が釣り上がってしまうのが難点です。Core i5・8GBメモリー・SATA256GBぐらいのお手頃なものがあれば、もうちょっと手が出しやすいですね。

とはいえ、プレミア感を出すというブランディング・生産効率・材料調達といった観点からすると、勝色モデルは高スペックに限定せざるを得ないのかもしれません。たくさんの人が簡単に所有できてしまうと、プレミア製品にはなりませんからね。このへんは難しいところ。

でも個人的な欲を言えば、、、

  • All Black Editionのようにキーボード無刻印
  • 黄金のキーボード文字刻印(ロゴ・オーナメントの色と合わせて )

とかもオプションに含めてほしかったです。技術的なことを何も知らない人間が勝手に想像しているだけですが、かっこよさそうです。VAIOさん、もし実現できる可能性がありましたら、ぜひ追求していただけたら嬉しいです。

高額

結果的に高いです…。私のカスタマイズだと、税込300,000円弱。学生の身分としてはかなり思い切りました(まぁ時には思い切りも必要ですね、結婚とか留学とか私の場合はかなり「勢い!」って感じでした)。

当然、記念モデルということでプレミア代が乗っかっています。

通常モデルとの価格差をソニーストアオンラインで調査してみました。通常モデルと勝色モデルを同じカスタマイズで試算してみると、、、
税抜で20,000円の差がありました。

これをどう捉えるかは人それぞれだと思います。が、私としては、全体の比率からすれば上乗せのプレミア代はそれほど暴力的な価格ではないとは思います。けっきょく、勝色モデルはハイスペックで組まざるを得ないがゆえに、価格が跳ね上がっている印象です。

ちなみに、例のフルカーボンの新型VAIO Zは、最低スペックでも大体300,000円前後というおそるべき価格です笑。

2021年春追記
まさかまさかの展開がいろいろとありまして、なんとそのVAIO Zを頂いてしまいましたぁぁぁぁぁぁぁ!!

ところで

ややこしいですが、VAIOストアソニーストアは別々のオンラインストアです。

SIMデータ通信等のプランが必要なければ、ソニーストアで買う方が安く済みます。VAIOストアはパソコンとデータプランの抱き合わせ販売になっているからです。

また、ソニーストアの場合は、ソニー銀行での支払いで3%オフになりますね。さらに、ソニーストアは知らぬ間に色々とクーポンくれてたりします。中にはVAIO購入に使えるものがあります(10%offとかのデカイ割引クーポンは残念ながらVAIOには使えないですね)。

特別な事情が無ければソニーストアで買うのがオススメです。ただ、勝色モデルのような限定販売モデルでないなら、大手家電量販店で買ったりするのもアリかも。値段自体も安上がりだし、長期保証もちゃんと付けられる場合が多い気がします。

ソニーストア

冒頭にも書きましたが、私はSIMは必要なく単純にVAIO勝色モデルが欲しかったので、ソニーストアで買いました。

指紋がつく

こちらはVAIOのお決まりですね笑。残念ながら今回も避けられません。

天板部分は通常モデルより目立つように思います。

 気になる人は気になるはず、、、いや、やっぱりこれは誰でも気になります。

指紋認証が流行っている今の時代、指紋も大事な個人情報ですよね。たぶん。くっきり残った天板の指紋。これが悪用されることって有り得そうじゃないですか? ここ最近VAIOは次々に世界進出を発表しているので、日本国内だけではなく世界の治安も考えてこの指紋問題を早く解決してほしいです。

かといって、VAIOのこのカッコいいデザイン・堅牢性・軽量性を捨ててほしくはありません。こうしたメリットをキープしたまま指紋残りを解決してほしいですね。早くVAIO社がその方法を見つけてくれるよう願いましょう。名案を思いついた人はぜひVAIO社に売り込んでください。

2021年春追記
VAIO Zではついにこの点が大幅に改善されました!!!めちゃくちゃありがたいです!!

まとめ

まとめるとこんな感じです。

良いところ

プレミア感
驚愕のボディ強度
VAIO×PORTERケース(13インチ)に収まる
コンパクトで軽い
高性能だしユーザー思い

イマイチなところ

ハイスペックしか選べない
高額
指紋がつく

第一印象評価

第一印象での評価は星4つ

たしかに、5周年記念モデルのプレミア性はVAIOファンに向けられていると言えます。しかしそれを差し引いてパソコンそのものの能力を考えたととしても、性能・堅牢性・軽さ・液晶の大きさなど、ノートパソコンに求められる様々な要素がきわめて高い水準でまとまっています。スリムでスタイリッシュなのに、その見かけによらず実はとんでもなく強いボディ。いうなれば、賢いイケメン細マッチョ。

とはいえ、本ページでレビューした5周年モデルは必要以上の高性能のせいで高価格になってしまっている印象。 VAIOファンの私にとっては星5つでも足りないぐらいですが、この限定モデルは万人にすすめられるモデルではないという点でむしろ星1つマイナス。

指紋残りも、たしかにマイナスポイント。ですが、その他の良い部分がこのデメリット分を大きく上回ると判断し、さらなる星の減点はしませんでした。

あとから評価

しばらく使ってみての評価も星4つ

しばらく使ってみましたが、第一印象の評価とほとんど差がありません。プラス評価とマイナス評価を1点ずつ追加します。まず良かったのは、思っていたよりもタイピング中のキーボードの安定性が高いことです。

一方、バッテリー持ちは期待以下でした。ネット・ワード・その他軽めのソフトいくつかを同時使用する程度の私の環境では、6~7時間ぐらいです。そこまで不便というわけではないですが、モバイルPCとしてはもう少し持つと安心でしたね。

総合的には星の加減をするほどの相違ではないと判断しました。

VAIO SX14勝色は誰におすすめ?

潤沢な予算を持つ方
VAIO好き
動画編集とかゴリゴリしない方

中程度のスペックでも問題なく、VAIOファンでもないという人にとってはこの勝色モデルは無駄に高いだけの買い物になるかも。ただ、VAIO SX14という機種そのものは優れていると思います。勝色モデルではなく通常モデルは強くオススメできます。

VAIO好きとしては「これを買わずしてVAIOファンと言えるか!」とホントは言いたいところ。ただ一般的な感覚からすれば、パソコン買い替え時期でもないのに、プレミアモデルが発売されたからってだけで新しいパソコンを買うというのは無茶な話。

こういう記念モデル狙うなら「自分のパソコン購入時期を次回のVAIOの節目に合わせていく」というのが1つの工夫の方向でしょうか。VAIO好き庶民という立ち位置からすると。

ソニーストア

以上です。

ちょっとした感想やご指摘でもとっても嬉しいので、お気軽にコメントしていただけたら嬉しいです!

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このブログ書いてるひと

ゆとり世代の文系大学院生です。アメリカに学位留学中。インスタ・ツイッターでは当ブログへのご質問やご感想を募集中です。ちょっとしたものでも新しいページ作成の励みになりますので、お気軽にコメントやリクエストいただければ嬉しいです!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして、だよんと申します。
    心こもったコメントいただきまして、誠にありがとうございます。

    VAIO関係者として、とてもうれしく読ませていただいております。
    工場見学、お断りされたことがあるそうで、申し訳ありません。
    人数がそろえば、準備ができるのですが、工場内はノウハウがたくさんで、機密事項がいっぱいw
    そのため、見学いただくにも、かなりの準備が必要です。その辺ご理解お願いします。

    VAIOの筐体は、F1などに使われるカーボンをつかい、勝ち色はそのカーボンの持つ繊維目を生かした
    塗装にチャレンジした色になります。

    今後も新しくチャレンジしている技術を生かした商品を楽しみにしてください。

    • だよんさん、コメントありがとうございます!
      まさか関係者の方からコメントを頂けるなんて思っていなかったので、驚きとうれしさに圧倒されています笑。

      工場見学はダメ元でお願いを申し上げたので、お気になさらないでください。
      おっしゃるとおり機密事項で溢れていると思いますし、そのために人手を割かないといけないとなると、明らかに大きな負担です。
      それに見合った成果が期待できるかという問題には慎重な判断が必要だと想像いたします。
      もし将来、工場見学イベントが催される機会がおとずれた折には、ぜひとも申し込みしたいと思います!!

      愛着と予算の関係で、もうしばらくはこの5周年記念勝色モデルを愛用するつもりです。
      この繊維のダイナミックな質感は、本当にたまりません!!笑

      トレンドを見据えつつも、それを無駄追いしない。
      使いやすさを重視しつつも、“あそび”を切り捨てない。

      そんな哲学が表現されているようなVAIO商品にすごく惹かれます。
      大学院生という立場ですので頻繁に買い換えや追加購入できるわけではないですが、VAIOの新しい商品やチャレンジにはいつも心を踊らせています。

      応援するとともに期待しています!!

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