今回は上海ディズニー含む上海旅行記の2日目です(全5回のシリーズとなっています)。
日本国内ではまだあまり知られていない情報も盛り込んでいますので、お楽しみに!
この日の行程は以下のとおりです。
- トイストーリーホテル → 上海ディズニーランド
- パークではしゃぐ(第一部)
- パーク → チェックイン(コートヤードホテル)
- パークではしゃぐ(第二部)
- パーク → ホテル(コートヤード)
情報が散乱してしまわないように、上海ディズニーランド(パーク自体)に関するあれこれは「パークではしゃぐ(第二部)」にまとめています。適宜、目次を使いながら必要な部分だけご覧いただければと思います。
では、以下、各行程をゆっくり振り返ってみようと思います。
大荷物はトイストーリーホテルに置いていこう
(トイストーリーホテル → 上海ディズニーランド)
とりあえず7時頃に起きて朝食。
前日の夜にディズニータウンで買っておいたチーズケーキファクトリーのチーズケーキを食べます。
私たちは20代の夫婦ですが、朝からこのチーズケーキを一人一切れ食べるのはキツかったです笑。甘さは良いですが、デカくて濃厚。
部屋出発が7時半ぐらいですね。この日はこの時点ですでにパークが開園していました。早い。公式の開園予定時刻は8時だったはず。
この後にごちゃごちゃとタイムロスしまして、、、それが以下の流れです笑。
この日の夜は別のホテルに泊まる予定だったので、まずはトイストーリーホテルをチェックアウト。これはすんなり。セルフチェックアウトはできないので注意です。フロントでチェックアウト手続きをしなければなりません。
そのままスーツケースをパーク周辺のコインロッカーに預けるつもりで、トイストーリーホテルのシャトルバス乗り場へ向かいました。
ところが、、、
シャトルバス乗り場のスタッフ
「これ駅行きじゃなくてパーク行きだぞ」
ゆとりばてぃ(筆者)
「そうだよ」
スタッフ
「じゃあ、スーツケースはホテルに置いてきな」
という感じで、なぜかスーツケース乗車は拒否られました。
渋々ホテルへ戻り、クロークに荷物を預けます。ちなみに、クロークはホテル入口を入ってすぐ右にあります(チェックインフロントより手前)。
その後、もう一度シャトルバスの列に並び直して、やっとこ乗車でした。ただ、並び直すとはいっても、拒否られた1回目もスーツケース預けた後の2回目も、そんなに列は長くなかったです。並んでいる人全員が一台のバスにちゃんと乗り切る程度でした。
シャトルバスは無料です。1時間に数本のペースで出ているので、そこまで長時間待つ必要もありません。
詳しい時刻表はチェックイン時にもらえます(写真撮り忘れてしまいました…)。
日によってダイヤが異なるようで、さらにホテルオフィシャルサイトにも時刻表が載っていないので、実際にホテルに行ってみてからでないと、正確な出発時間はわかりません。「前もって予定を立てたいんだけど」という人は、ホテルにメールで問い合わせてみても良いかも(日本語は通じない可能性アリ)。
旅行前に日本でネットでシャトルバスについて調べていたときには、パーク閉園と同時にシャトルバス運行も終わるというような情報が出ていましたが、2019年8月現在ではパーク閉園後30分程経ってからでも、パーク→ホテルのバスが出ていました。
さて、バス乗ったら5分~10分でパークに到着です!
通常入園用の入口とは別の入口に案内されます。こんな感じのところ。
ここでやっとスーツケース乗車拒否の理由がなんとなく。
降車からパーク入口までの間にコインロッカーは無く、すぐに入園前の荷物検査となりました。
トイストーリーホテルからバスに乗る方は、この特別入園ルートを使うことになると思います。コインロッカー利用は諦めて、大きい荷物はホテルに預けてパークに向かうのが無難でしょう。
上海ディズニーランドパークではしゃぐ(第一部)
とりあえず午前中はわりと空いてた印象。ちょいちょい遊びました笑。
あと、めちゃくちゃ暑かったです…。
とりあえず情報があちこち行くと分かりにくいので、個人的にお届けしたい上海ディズニーランド攻略情報は「パークではしゃぐ(第二部)」のセクションにまとめています。
コートヤードも良いホテル
(パーク → チェックイン)
8月上旬の晴天だったので、パーク内は炎天下でむちゃくちゃ暑かったです。休憩するために、この日宿泊予定のコートヤードホテルに昼間のうちにチェックイン。
シャトルバスパークからトイストーリーホテルに戻り、スーツケース回収です。
それからタクシーでトイストーリーホテル→コートヤード。タクシーはホテルスタッフに頼んで呼んでもらいました。
所要時間: 6分
費用: 22元(330円ぐらい)
水色タクシーが来たので良かった。タクシー選びの重要性について気になる方は、下の1日目の旅行記をご覧ください。
ただ、タクシーだったとはいえ、
パーク→トイストーリーホテル→コートヤード
と移動するのは、正直めんどかったです。
予算が許すなら、トイストーリーホテルでの2連泊(パーク前泊・当日泊)を強くオススメします。面倒な移動をしなくて済みますし、上海ディズニーランドを楽しむ際の素晴らしい特典がいくつもあります。この点についてもまた、詳細は旅行記1日目の記事に書き留めておきましたので、ご興味あればどうぞ。
私たち夫婦は1泊で予約した後に「あー、やっぱり2 泊しようか」という話になりましたが、キャンセルの手間がめんどすぎて諦めました笑。ネットキャンセル不可でホテルに直接電話を掛ける必要があります。国際電話とかってなかなか大変なので、今回はいさぎよく予約してしまった一泊で。
さて、コートヤードホテルに到着。長いですが正式名称は以下のとおり。なんか「コートヤード」だけだとうまくホテル検索サイトとかで表示されない時があるので、一応書き残しておきます。
ホテル名: コートヤードバイマリオット上海インターナショナルツーリズム&リゾートゾーン(Courtyard by Marriott Shanghai International Tourism and Resort Zone)
エントランス付近には、こんな感じでホテル名称が表示されています。
「上海国际旅游度假区万怡酒店」
むず!
ふんぞり返ったミッキーと楽しげなぶたが出迎えてくれます。
ピース。
チェックイン時にはデポジットが必要です。2,000元ぐらいだったかな。
スタッフに「2,000元です」って言われた時には「え、300,000円も???」って目玉が飛び出るぐらいビックリして、最初若干渋りました。が、よく考えたら30,000円ぐらい。スタッフの方は、私がめちゃくちゃビビってることに逆にものすごくビックリして、困っていました。特に何もなければそのまま返ってくるので、文句を言わずにとりあえず払いましょう。
宿泊費は、こんな感じでした。
・8月上旬(お盆シーズン前)
・1泊(金曜日宿泊)
・デラックスルームキングベッド1台
・食事無しの素泊まり
2人で合計10,092円
かなりきれいなホテルで上海ディズニーも近いわりには、価格は良心的。トイストーリーホテルが高すぎるという方には、おすすめですね。
部屋はこんな様子です。
飲用ペットボトル水・タオル・ハンガー・ルームWi-Fi完備。もちろんWi-Fiがあっても、中国なのでGoogleやSNSなどの利用には工夫が必要です。中国旅行でのネット利用については、以前いくらか情報をまとめておいたので、気になる方はこちら。
部屋の話に戻りましょう。写真を撮りそこねましたが、シャワー・バスタブ・トイレがすべてガラスで仕切られているので、ユニットバスの変なニオイもしません。ただ、上海のホテルなので歯ブラシは無し。
部屋の広さはトイストーリーホテルと比べてかなり大きいですね。過ごしやすかったです。
上海ディズニーランドだけでなく、地下鉄の駅や空港方面へのシャトルバスも無料で運行しています。
しかし、ホテル公式サイトを見ても、日本人の方の旅行ブログを見ても、シャトルバスの運行表は見当たりませんでした。
ホテルにメールしたら宿泊月の運行表を送ってくれましたので、事前に予定立てたい方はメールで問い合わせてみましょう(たぶん英語と中国語にのみ対応)。
ちなみに「シャトルバス乗るならフロントで予約してくれ」ということをチェックイン時に言われますが、そこまで厳密ではないです。私たちの場合、部屋での休憩後パークへ向かう時も、夜にパークから帰ってくる時も、予約無しで乗れました。時間によってはダメかもしれませんし、予約するに越したことはありませんが、予約していないからといって絶対に乗れないというわけではありません。
総合的に見れば、部屋の質もディズニーへのアクセスも良いのに価格は安めということで、素晴らしいホテル。
なお、ホテルでは日本語は通じそうにありませんでしたが、Thank youとかOKぐらいの英語とジェスチャーでなんとかなると思います。
ホテル名: コートヤードバイマリオット上海インターナショナルツーリズム&リゾートゾーン(Courtyard by Marriott Shanghai International Tourism and Resort Zone)
上海ディズニーランドパークではしゃぐ(第二部)
では、お待ちかね。上海ディズニーランド攻略のための情報をできる限り紹介していきます。
できればパークチケットはトイストーリーホテルで
まず、パークチケット(入園パスポート)。
トイストーリーホテル宿泊の場合は、定価であってもホテルで購入することを強くおすすめします(宿泊者でないとホテルでは買えません)。
特典として、ファストパス1つとエキストラマジックアワーという名前の通常入園の1時間前に入園する権利が付きます。
個人的にはファストパスはトロンのアトラクションを選ぶのがおすすめ。
パークチケットは時価。いわゆる夏休み期間は繁忙期で高いです。私たちが実際に払った金額は以下のとおり。
・8月上旬(お盆シーズン前)
・金曜日入園
・1デーチケット
1人575元(9,200円ぐらい)
さて、実際にエキストラマジックアワーで入園してみました!
やはり入園している人がまだ少ないので、アトラクションに簡単に乗れるだけでなく、写真撮影もしやすいです。こんなにも邪魔が入らずキレイにお城を撮れます。
ちなみに、日本のサイトではあまり紹介されていませんが、、、
トイストーリーホテル宿泊者は通常入園開始後もしばらくの間、ルームキーをアトラクションスタッフに見せることで優先搭乗できます。
ただ、このシステムの詳しいルールはけっきょく不明でした笑。
上海ディズニーアトラクションの個人的おすすめ!
さて、上海ディズニーランドのアトラクションの中で、個人的に特におすすめしたいのは以下の4つです!
- カリブの海賊
私たち夫婦が2回乗った唯一のアトラクション!日本のカリブの海賊同様に船に乗って進む。特にすごいのが、ルート上にいくつか存在する超巨大スクリーン。「大迫力のハイテク映像技術」・「人形や船の動きといった伝統的技術」・「パイレーツ・オブ・カリビアンのかっこいいBGM」が見事に噛み合い、感動的なクオリティ。
- トロン
絶叫系。バイク型の乗り物に前のめりになって乗る。座るというよりバイクライダーの姿勢(胸を乗り物につけるので潔癖症の人は注意)。珍しい乗り方なので面白かった。めちゃくちゃ急発進して全体を通して超速い。胸が圧迫されるので乗り終えた後ちょっと気持ち悪くなる可能性あり。ストーリー性は無し。アトラクション入口に荷物ロッカーがあるが、ライド直前に荷物入れが用意されているので、よほどの大荷物でない限り使わないでOK。東京ディズニーランドで言うならスペースマウンテン。
- ボヤージュ・トゥ・ザ・クリスタルグロット
ほぼジャングルクルーズ。東京ではジャングルの動物たちがルート上にいるが、上海ではディズニーのキャラがいる。ムーランもフィーチャーされているのが珍しい。上海ディズニーで乗る価値があると思う。
- ターザン
ショーですが笑。雑技団がターザンのストーリーに合わせて技を披露しているといった感じ。客席がかなり多いので、席の場所にこだわらなければ公演時間ギリギリでも座れる。休憩にもなるし、ショー自体も面白い。
ボヤージュ・
トゥ・ザ・クリスタルグロットカリブの海賊 ターザン トロン
そのほか実際に乗ってみたアトラクションは以下です。
- ソアリン
180度より広範囲の超巨大スクリーンの映像に合わせて、ブランコ型の乗り物が動く。前編中国語。世界各地の絶景スポットを巡るというストーリーだが、とりわけ盛り上がりもなくディズニー要素も見当たらないので、個人的にはつまらなかった。
- ロアリング・ラピッド
若干の絶叫系。水に濡れる。円形ボートに乗って水上ルートを進む。円形ボートは水で濡れていてシートも汚い。私たち夫婦は夜に乗ったが、シートが汚すぎて一瞬ふたりとも言葉を失い、時間が遅く流れる体験をした。我慢して乗った。不規則な動き円形ボートは新鮮。東京ディズニーランドで言うならスプラッシュマウンテンだが、ストーリー性が無いので、これもまた敢えてディズニーで楽しむ必要はないかも。
- ピーターパン
東京ディズニーランドのピーターパンとほぼ一緒。上海の方が新しい分だけ、映像やセットが全体的に練られていた印象。わざわざ上海で乗らなくて良い気がする。
東京ディズニーランド・ディズニーシーと比べると全体的に待ち時間は短かったです。
それでも、人気アトラクションだと90分ぐらいは並んでいました。
だいぶマシになったみたいですが、順番抜かしはまだちょいちょい起きます笑。壁際やポール沿いなどに隙間を作っていると、そこからスルッと行かれやすいです。
あと、これは日本でもよくありますが、夏場だとめちゃくちゃ生乾きの臭いがします。日本よりもパーソナルスペースが近いので、ニオイを感じやすいです。
パーソナルスペース関連でさらに言うと、靴とかよく踏まれます。特に子供は、日本だったら親に怒られて止められるほど動き回っていて、靴だけでなくズボンやかばんもよく蹴られます。近くで大声も出しています。このあたりの文化の違いは日本人にとってはかなりストレスフルかもしれません。覚悟していきましょう笑。
食べ物はレストランがおすすめ
すごく正直に言えば、
東京ディズニーリゾートと比べると、ワゴン販売されている食べ物のクオリティは低いと感じました。
ラップサンドみたいのもワッフルでさえも微妙でした。
価格は東京ディズニーリゾートと同じぐらいですので、上海の街場の食べ物価格が日本よりもだいぶ安いことを考えると、上海にしては食べ物はけっこう高めの設定です。
というわけで、どっちみちそれなりのお金を払うことになるので、レストランでしっかり食べるのがおすすめです。
実際、私たち夫婦が入ってみた中華料理レストランは、(当たり前ですが)本格的な中華料理でなかなか美味しかったです。「漫月食府」(Wandering Moon Restaurant)というところ。
なぜか3人前からしか頼めませんが、ぎりぎり2人で食べきれる分量ではあります。
ご飯とスープが人数分(2人でも3人分来ます)と、おかずを何品か選ぶスタイルです。
ただ、風味に若干クセがあるかもしれないって点には注意でしょうか。私たちはエスニック系料理が大好きで普段からよく食べているので、ただただ美味しく食べていましたが、中国独特のスパイスとか味付けが苦手な場合にはややしんどい可能性あります。
価格はこんな感じです。
・3人前ディナーコース
・プーアール茶(1ポット)
2人で合計313元(5,000円ぐらい)
あと強調しておきたのが、旅行前の事前調査では見つけられなかった情報なんですが、
トイストーリーホテル宿泊者だと合計金額が15%OFFになる!!
というお得な情報です。会計時には必ずルームキーを提示しましょう。
さらに!!
上海ディズニーランドの目玉、夜のプロジェクションマッピング(キャッスルプロジェクト・イグナイト・ザ・ドリーム)の有料鑑賞席を、この漫月食府(ワンダリングムーンレストラン)でも購入できます。
旅行前に調べた範囲では、ロイヤルバンケットホールでの食事をすることが有料席を購入する唯一の方法だという話でした。
が、実際には漫月食府(ワンダリングムーンレストラン)でもいけました。帰国後再調査したところ、どうやらこれは日によるということみたいですが、少なくともロイヤルバンケットホールだけを想定しているよりも可能性は広がります。
でも、なぜか私たちはこのチャンスを見送り、人混みのなか木々のわずかな隙間からプロジェクションマッピングを覗き見しました。なんで見送ったのかは今でも謎。諦めモードに入って一枚も写真撮っていません…笑。
お土産ショップは衣類多め
ディズニー行った際は、グッズも肝心です!
東京ディズニーリゾートと比較すると、パーク内も隣接のディズニータウンでも、食品や雑貨が少なく衣類が多めだった印象です。ふだんお菓子をディズニー土産に買って帰る人にとっては、あまり目ぼしいものが無いです。
でも十二支がテーマのダッフィーのぬいぐるみは可愛かった。
これまたなぜか、私たちは1つも買いませんでした…笑。
パーク → ホテル(コートヤード)
そして閉園までしっかりパークを楽しみ、ホテルへ戻ります。
ホテル(コートヤード)のシャトルバスは閉園後もちゃんと出ていました。
事前調べだと、閉園後のシャトルバスは無いみたいな情報もありましたが、コートヤードのシャトルバスはちゃんと運行しており、閉園いっぱいまでパークで遊んでも帰れました。
ただ、パーク出入口からシャトルバス乗り場まで若干距離があることには注意しておきましょう。
以上です!
上海旅行記の2日目、これにて終わります。記事のストーリー性よりも情報の網羅を優先したので、長ったらしくて読みにくいかと思いますが、大目に見てください。もう少し読みやすくなるよう、情報の追加や整理を今後も行っていく予定です。
上海旅行記その他の日程は以下の記事です。
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