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MBAより狭き門??合格率3%未満の文系Ph.D.留学アメリカ大学院入試【基礎編】

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アメリカの大学の門
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現在、私はアメリカの文系Ph.D.(大学院博士課程)に身をおいています。

日本語ではほとんど情報が見つからないあまりにも知られざる世界なので、わずかでも日本人目線からの情報をお届けたらと思い、このブログに少しずつ部“内”者としてお伝えできることを書き残してみることにしました。

まずはアメリカ大学院入試突破のポイントに関して【基礎編】【実践編】という2部作を予定しています。

初回となる今回は【基礎編】。

アメリカ大学院留学実現の核となる入試出願書類について、私なりにできる範囲の情報提供をしていきたいと思います。

一応【基礎編】と言ってはいますが、一般的なことだけを載せている一瞬で読める系の留学サイトでは書いていないような、突っ込んだ内容まで書いているつもりです。アメリカを含めて海外に正規留学し、世界規模での学問発展を支えていけるような日本人の方々が少しでも増えれば良いなと願って赤裸々に情報共有したいと思います(もちろん私自身も今まさにアメリカで努力している最中です)!

後編となる【実践編】では、書類系ではないけど個人的に大事だと思う対策について書いています。ご興味あれば、あわせてお読みください!!

というわけで、、、

MBA目指している方

ほとんどの方々が、たぶん私よりも恵まれている環境にいらっしゃるはずなので、この連載を見て(ひょっとしたら失いかけている)元気と勇気と自信を蓄えてくだされば嬉しいです。

私の場合は、もちろん会社の経済的・コネクション的な後ろ盾無し英語学習のために許された休学や休職も無し、という状況でした。信じられないほどに高額な有名対策スクールに通うことはもってのほかでしたので、リアル“自前”出願でした。

アメリカの文系Ph.D.プログラムへの留学を狙っていらっしゃる方

ぐっどらっく。

→【基礎編】【実践編】に加えて、調子に乗って【心構え編】的なページも書いてしまいました。

目次

出願書類I: TOEFLとGRE(Test Score): 一部分

はじめに、アメリカ大学院留学を考えていらっしゃる方々が、たぶんものすっごく気になっているはずのTOEFLとGREについて。

セクションタイトルのとおりで、とりあえず言いたいことは両者(IELTSやGMATも含めて)はあくまでも合否判定に使われる複数の要素の中の“ひとつ”であるということ。

とはいえ、私のケースはかなり特殊です(直接的にはTOEFLを入試で使っていません)。誤解のないよう、できればセクションの最後まで目を通していただければ有り難いです。

さて、まずは数字から。俗に言うトップスクールの文系Ph.D.に合格したのですが、ぶっちゃけ私のスコアは雑魚です。TOEFLはだいぶ前にスコアが失効してしまったので、うろ覚え。

ReadingListeningSpeakingWritingTotal
初回2520152282
2ヶ月後29262025100
Toeflスコア
スクロールできます
VerbalV. PercentileQuanti-
tative
Q. Per.Analytical WritingA. W. Per.
初回15360164843.539
4ヶ月後15880160733.539
GREスコア

いや、ほんとこの2つのテストは大変でした…。かなり苦労しましたし、いま結局こうして振り返ってみても、良いスコアを達成できたわけではないと改めて思います。

日本国内の基準でちょっと英語ができるぐらいのレベルでは刃がたちません…。

このレベル感をお伝えするためにあえて言いますが、私自身はセンター試験の英語筆記198/200・リスニング26/50です。まぁリスニングはもともと出来が悪いわけですが笑、いわゆる学校の英語の“お勉強”ができてもTOEFLの時点で手こずります

スクールとかには通わなかったので、とりあえずリスニングとスピーキングはもうお手上げ。とりあえずDMM英会話でなんとか慣れてごまかしました笑。

そしてGREはもっとタチが悪い。

ご存知、英語ネイティブと同じ土俵で戦います。

「日本人なら数学余裕」という話も鵜呑みにできるわけではありません。これまたセンター試験の話ですが、私は数学IA・IIBともに約9割(正確な点数忘れました)でしたし、文系ってのはありますが京大2次試験でも数学は8割。それでも、GREではこのザマです。

てことで、Ph.D.出願の際は文系ということを鑑みて、、、

Quantitativeの勉強を完全に放棄し、VerbalとAnalytical Writingにすべてをかける

という大胆な作戦でいきました。

いくら比較的ラクだと言っても、英語で解くという点と「この中に答えは無い」という選択肢を考慮しなければならないという点で、Percentile 90オーバーを狙うならQuantitativeのトレーニングにもそれなりの時間を費やす必要があると思います。

そして最後に大事なことをお伝えしておくと、私の場合、実はTOEFLに関してはPh.D.入試では使いませんでした。というのも、出願時、私はちゃっかりアメリカのM.A.プログラム(修士課程)に在籍していたんですよね。そこで1年間以上一定の成績を収めていたので、なんとPh.D.の入試要件からTOEFLが免除されたのです。ラッキー!!笑

でもこのルールって学校によって違いますので、ご注意ください。併願候補に考えていたハーバード、スタンフォード、プリンストンあたりは、同じ境遇でもTOEFLを英語能力判定用として要求してきました(だから面倒で出願しませんでした)。

というわけですので、私のTOEFLの点数はスコアの有効性というよりも、Ph.D.留学するひとがM.A.出願した段階での英語力の指標ということで捉えていただければと思います。

GREの方はちゃんとこれ(2回目の方)で出願したので、少しはスコアそのものの意味を見るうえでの参考になるかもしれないです。少なくともそれほど良い点数でなくても他の要素次第でトップスクールへの入学も可能だということがわかります。

むろん高いスコアを取れるに越したことは無いですし、何点取ればもうOKという明確な安心ラインがわかるわけでもないです。そのため、いざとなると引き際がめちゃくちゃ難しいのですが、試験だけに気をとられているとたぶん落ちます。

他に高スコアの出願者が大量にいるわけなので、英語試験や学力試験は頃合いの良いところで手を引き、オリジナリティを尖らせるような「志望理由書」や「サンプル論文」に力を入れるべきだと個人的には思っています。

ここで衝撃的な朗報(もうご存知の方も多いかもしれないですが)!!

なんとGREを課さない学校・学科が増えているとのことで、実際に私の学校も去年あたりからGREスコアを入試判断材料としなくなったようです。まじでずるい、あと数年早くその英断をしてくれていれば…笑。

とりあえずテスト関係についてはこんなところですが、もしもっと深く聞いておきたいことなどありましたら、お気軽に本ページのコメント欄やSNS(すっごくゆるめにインスタツイッターやってます)を通してお知らせください。できる範囲でご協力しますし、そのご要望を反映させる形でTOEFL対策・GRE対策のページをそれぞれ別に設けて、より詳細な経験を共有することも考えています。

出願書類II: 成績(GPA; Transcript): ハイレベルでもほぼ意味無し

次は成績。いわゆるGPAです。

これは高くてもあんまり意味ないですね。皆がだいたい高いですし、悪すぎたら減点要素になるってぐらいでしょうか。

事実、私が話をした教授陣も事務の方も、ハッキリとは言いませんでしたが「うちの学部では、成績はぶっちゃけほとんど見ない。事務的な関係で学校が欲しがるから提出を課している」ぐらいな雰囲気でした。3.5ぐらい、つまり大体の学校の足切りラインぐらいあればとりあえず問題無いんだと思います。

たしかに、Ph.D.の学生を採るときに、「専門以外の色んな科目も入り混じった成績をそこまで気にしてもねー」って感じですよね。

学校や先生によって基準も違います。不幸なことに、日本では良い成績が取りにくいですね。なんかマックスは遠慮しちゃうみたいな文化的な影響でしょうか。「私は学生にSをあげないようにしています」みたいな歪んだ拘りを持っている先生もちょいちょい存在しますし笑。

成績(GPA)が足切りラインにも届いていないという方は、とりあえず志望校の事務にでも連絡を取ってみて本当にそれが厳密なラインなのか問い合わせてみると良いと思います。

学校のウェブサイトにはそう書いてあっても、実は足切りライン以下なのに通しちゃってるというケースが少なくない気がします。さすがアメリカ。なんならダメって言われたとしても、出しちゃって良いんじゃないかとさえ思ってしまいます。さすがにそれでもいけるのかはわかんないけど。

出願書類III: 推薦状(Letters of Recommendation): 重要度曖昧

次に「最高レベルの重要度」と巷では囁かれている推薦状(Letters of Recommendation)について。

これはたぶん学校や学部によって相当の差があるのではないかと想像します。

私の場合は3通提出する中の一通を、もはや出願先学部の教授(入学後の直属の指導教授)に執筆していただいたので、凄まじい力を持っていたとは思います笑。

ただ、出願にあたってその教授と話をしていた時も、実は推薦状が大事という話題がほとんど無いままでした。それよりも、この後のセクションでお話する「志望理由書」や「サンプル論文」の重要性を強調していたのが実情です。

ひょっとしたら、その教授自身が一筆書くし、他にも世界的に名のある大学教授から推薦状を書いていただくんだから心配いらないという前提だったのかもしれません。ですが、それでも私の合否については「いやぁウチは毎年競争率高いからなぁ。推薦状あっても、フタ開けてみないとどうなるかわからないんだよねぇ」と地味に教授自身も心配してくださっていました。

そんな私の経験が含意するところをちょっと考えてみると、やはり日本人が留学を目指すレベルの学校だと推薦状が超超超超超強力でもごまかせないようです。出願者自身の準備の程度がかなり厳しく見られているということです。

そもそも推薦状は出願間際になって自分でどうにかできる話ではないので、あまりこだわりすぎるポイントではないのかもしません。

よく「推薦状を自分で書いて名前だけ借りる」という手法がありますが、個人的にはまったくオススメできません。選考する教授陣は毎年何百通という出願をさばいているわけですから、その操作がバレてしまう可能性激高ですし、バレた時のマイナスリスクがデカすぎます。

どうしても権威ある方の名前が欲しくて「自分で書いてきたらサインするよ」と言われるような場合はバレて信頼を失うそのリスクを考慮して判断しましょう。私自身は、自分では一切推薦状の中身を見ず、ありがたくも依頼した先生方ご自身にすべて書いていただきました。

というわけで、推薦状を依頼した先生方に信頼、応援、協力していただけるような取り組みを日頃からしておくのが良いはず。

ちょっと表現が厳しすぎるかもしれませんが、この前提すら無いような場合は、そもそも人として“あてにならない”ですし、アメリカの大学院でやっていける準備が整っているとは到底言えません。

その意味では、推薦状の重要度というのは高いかもしれませんが、出願者本人が出願時に気にしすぎる項目ではないのではないかと考えています。日頃の積み重ねですね。

出願書類IV: 志望理由書(Statement of Purpose): 可能性無限大

さて、このセクションからは自分でなんとかできる且つ重要度高めな項目に入っていきます。

まずは志望理由書(Statement of Purpose: SOP)について。

SOPはだいたい2ページが上限。ムダを極限まで削ぎ落とします。

できれば、ここでは加点を狙いたいですね。

自分の英語ライティング能力、発想や経験のオリジナリティ、将来展望の明るさをアピールする場となります。ほとんどの場合、型がカッチリ指示されているわけではなく、書く内容についての大まかな指示が与えられている程度で、とても自由度が高いです。

とはいえ、構成で奇をてらった事するとコケる可能性大。なので「構成はオーソドックスに、内容はオリジナルに」が一周回って「攻め」の姿勢でしょう。構成でこねくりまわして内容をごまかすのは「攻め」ではなく「逃げ」です。

あと、よく勘違いしてるひとがいますが、英語でも婉曲的な表現がたくさんあります。

なので、いくら強い意思と自分のポテンシャルをアピールすると言っても、ダイレクトに自慢や自信をまくし立てるような志望理由書(SOP)は品も学も無いので嫌がられるかもしれません。レベルの高い学校で指導している教授陣は、何本も論文や書籍を出して説を批判しあっていますので、なんというか上品に物事を伝えることを大事にしていると思います。

あんまり良い例ではないですが、進むべき方向としては、

“I believe that I am a good applicant.”
ではなく、
“I would like to contribute to the field and your school through working on my proposed doctoral studies in your program.”

と言っておくみたいな。

ところで私の場合は、2種類のSOP―Academic SOPとPersonal SOP―が課せられました。前者のacademicな方では、入学後や修了後の展望といった未来を、後者のpersonalな方ではその未来を実現する準備と可能性を示すような自らの過去を、それぞれ書くイメージ。また前者は学者らしくカタめに、後者は人間味を出して柔らかめに。

1種類だけ課せられている場合は全体はacademicベースで、具体例を出したいときにpersonalみたいな方向が良いのではないでしょうか。どちらかというと過去よりも未来に重点を置く視座で。過去については、本ページ最後のセクションで取り上げる履歴書(C.V.)にその詳細を回してしまいましょう。

SOPの書き方や内容についても話だしたらキリが無いので、ご要望を頂きました折に別ページを作って深堀りするということにしたいと思います。

出願書類V: サンプル論文(Sample Essay): 強力な武器

学校や学部にも寄りますが、日本からわざわざ留学を狙うほどのレベルであれば、多くの文系Ph.D.入試の中にもう一つ自分をアピールできる場があります。それがサンプル論文です。

英語では”sample essay”みたいに呼ばれていることが多いですが、日本語の語感からすれば「エッセイ」というより「論文」と訳す方が適切なんじゃないかと思います。だいたい20ページ前後。明記されないことが多いですが「レターサイズ用紙・ダブルスペース・Times New Roman・12pt・参考文献ページは規定ページ数に含まない」が一般的なフォーマット。

え、

、、、

、、、、、、

それ、ふつうに論文一本書くってことじゃん!!

ってことになります。

ぶっちゃけすごく大変なんですよね、これ笑。

でも間違いなくアピールポイントです。短めに仕上げたい志望理由書(SOP)では書ききることの難しい、学術的な課題やそれに対する自分のアプローチを表現できます。

SOPは大事な割には他の出願者と似通ったものになりやすいです。一方、こちらのサンプル論文は完全にオリジナルです。

しっかりとまとまった一つの作品として書き上げること、それ自体で「私は英語でちゃんと論文を書けます」「私はこんな論文を書きます」というアピールになりますし、また、入学後に予定している研究内容と関連づいた題材を論じることで「私はこのテーマを扱う技術を持っています」「私はこのテーマにこのように切り込みます」という自分の立場の提示にもなります。

ちょっとだけ付け加えておくと、どうやら私の場合は教授陣はこのサンプル論文に関してトピックの関係性や新規性よりも、いわゆる“クリティカルシンキング”(批判的思考)を展開できているかどうかを重要視してたっぽいです。

学者の卵とはいえまだ学んでいる最中、そしてこれからまだトレーニングを積んでいく見込みの学生なので、目新しい結論よりも論文を書く能力そのものを欲しがっているのではないかと考えられます。

これまたちゃんと扱おうとすると別ページが必要になる書類ですね…。要望があったら書きます。そう、もし要望があったらってことにしておきます。

出願書類VI: 履歴書(C.V.): 地味に工夫の余地あり

最後に、履歴書(Curriculum Vitae: C.V.)です。これはちょっと扱いが難しい要素ですね。

プログラムへの適正を測るうえで実際の経歴や業績といった中身の充実はもちろん大切。言うまでもありません。

ただ、もしも出願者がすでに豪華絢爛、誰の目をも引くような経歴を持っているなら、もはやこれから学生として大学院に入る必要は皆無に等しいはず。いわば「これから」の人間がそこで学んで将来活躍していくわけですよね、ふつうに考えて。

ということで、出願時点で経歴に華がないのは当たり前だと個人的には思っています。これは職歴も大切だと言われているMBAの場合だと当てはまらないかもしれませんが、その他の場合は分野を問わず、そんなもんではないでしょうか。

とくに文系についてさら突っ込んで言えば、そもそも発表の場や褒章、奨学金のチャンスが雀の涙ほどしかありません。他の出願者との違いを出すのは至難の業です。専門分野の資格や語学能力で「派手ではないけど、ちゃんと準備できています」スタンスを見せておくのが落ち着きどころっぽい感じ。

ただし、自分の強みを強調するようにフォーマットを工夫することはできます。日本と違い、アメリカでの履歴書フォーマットは一般的に書き手に委ねられています。ということで自由が効きます。およそ決まったスタンダードがあることには違いありませんが、セクションの順序や情報の取捨選択は一考の余地ありです。

例えば、もし自分の資格を強調したいなら、
「学歴」欄→「資格」欄→「褒章」欄→…
とすることができます。

もし自分の受賞歴を見せたいなら、
「学歴」→「褒章」欄→「資格」欄→…
みたいにもできます。

たぶん学歴は最初なのが暗黙の了解な気がしますが、職歴であれば学歴より先に来ても良いかも。つまり職歴アピールしたいなら、「学歴」と「職歴」欄を明確に分けて「職歴」欄を最初に書いちゃうみたいな。

あとは、何を書いて何を書かないかですね。仮に資格をたくさん持っているとしても、何でもかんでも書きまくったら一番アピールしたい項目が埋もれてしまい、伝わりにくくなるかもしれません。

でもこれは、「選考する教授陣は一つ一つ事細かに目を通すわけではない」ということではないです(たぶんそういう事態もそれなりにあり得るとは思いますが笑)。というよりは、必要な物事の取捨選択や情報の組織化に関する出願者の能力がC.V.を通して見られているということをお伝えしたいです。

C.V.については、こんなもんでしょうか。なんか毎セクション言っている気がしますが、これもまたさらなる詳細へのリクエストがあったら、それに応じて別ページを作るってことで笑。

まとめ

もうちょっとサクッと書けるかと思っていたら、けっきょく長めのページになってしまいました。伝えたいことがどんどん出てきてしまい、要するに見立てを誤った形です笑。SOPだったら超駄作。

というわけで、最後に本ページの簡潔なまとめを示しておきます。

ここではアメリカ大学院留学、なかでもPh.D.留学(MBAにも一部通ずるかも)を狙う際に基本となる入試出願書類についての情報をシェアしました。私なりの経験と考察からすると、各書類の位置づけは以下のとおり。

減点を避ける方向


TOEFLやGREなど(Test Score)

必ずしも明確じゃないけど足切りラインを超えればOK。

成績(GPA; Transcript)

そんな重要じゃないっぽい。3.5あれば充分か。無くてもイケる可能性あるかもなので、情報収集。

加点を狙う方向
志望理由書(Statement of Purpose)

独自性、将来展望の明るさ、その実現可能性(ライティング力という発信技術も含めて)を提示。構成よりも、研究課題の切り口やそれに対する自分の経験の活かし方でオリジナリティを。

サンプル論文(Sample Essay)

論文一本ちゃんと書き上げられるということ、クリティカルシンキングができるということを示す。入学後の研究課題と必ずしも直接的な結びつきが無くてもOKな場合あり。関連づける場合には専門知識や技術のアピールの役割もここに乗っけることができ、さらなる加点を狙うことも可。

無理しすぎない方向
推薦状(Letters of Recommendation)

推薦してもらえるような日々の取り組みが大事。自作してサインだけもらう手法はそこそこ横行しているけど、個人的にはオススメしない。

履歴書(C.V.)

これも日々の成果を積み重ねるしかない。フォーマット(レイアウト?)や情報の取捨選択で多少の工夫は可能。

以上です。

出願書類を軸にした入試【基礎編】でした。

後編の入試【実践編】では書類以外の“あの手この手”の戦略について触れてみましたので、よろしければご一緒に!

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このブログ書いてるひと

ゆとり世代の文系大学院生です。アメリカに学位留学中。インスタ・ツイッターでは当ブログへのご質問やご感想を募集中です。ちょっとしたものでも新しいページ作成の励みになりますので、お気軽にコメントやリクエストいただければ嬉しいです!

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